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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

フッド・ザ・ビギニング

2020-02-24 23:20:42 | 洋画
原題は「Robin Hood」ってまんまやね
で、邦題は「フッド・ザ・ビギニング」
これをあの義賊ロビン・フッドの誕生譚と見ることもできますが
私はシリーズ化の序章と見る前からみてましたので、続編ありきな終わり方には十分納得しました
が、続編は作られるにでしょうか?

ってのも実に古いというか、手垢の散々付いたお話を
これまたオーソドックスに描くのではなく、時代にあったような作品として蘇らせているんですね
もうオープニングから、登場人物たちの衣装にある程度の違和感を覚え
十字軍として参戦したロビンの戦争は、もう銃を弓に変えただけの、中世十字軍の剣戟戦闘ではなく
銃が弓に変わっただけで、その戦闘描写からしてもう近代戦の様相
ワイヤー使って跳びまくりながらの弓の連写
インド映画の「バーフバリ」でも表現されてた一射での4本射ちまではありそうですが
なんと矢をマガジン並みに組み込んで機関銃のように連射する弓まで登場してくる有様
弩が大砲ってのは近代戦ではないもののやっぱその破壊力は近代戦でなくても大砲だよね
ほんとありえねぇアイデアの武器と戦闘様式

更にクライマックスでのアクションの醍醐味としては弓の銃撃戦だけではなく
馬車と馬車とのカーチェイスまで
もうこんなロビン・フッド映画は初めての経験でした
そうアクション映画のあったらしい表現ですね
そうです映画ですから、娯楽ですから、フィクションですから
面白ければ嘘も方便、
何も歴史考証に順当しなくていうわけですから
全く眼から鱗のロビン・フッドを堪能させてもらいました

”新しい酒を古い皮袋に“っていう慣用句がありますが、それを逆手にとって
こんな文言は無いんですが、私に言わせれば”古い酒を新しい皮袋に“入れて成功したなって感じです

ロビン演じてるのは解説「キングスマン」のタロン・エガートン
全く新しいロビン像を作り上げてくれました
映画の情報ほとんど入れないじゃないですか
だから本編見終わるまで全く知らなかったんですが、エンドクレジット見てて知ったんですが
デカプリオ様が製作に絡んでいたんですね

2018年製作、アメリカ映画
オットー・バサースト監督作品、レオナルド・ディカプリオ製作
出演:タロン・エガートン、ジェイミー・フォックス、ジェイミー・ドーナン、イブ・ヒューソン、ベン・メンデルソーン、ティム・ミンチンタック、F・マーレイ・エイブラハム

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2 コメント

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こんにちは! (ヒロ之)
2020-02-25 13:59:27
面白かったですね。
その時代に忠実な衣装とか、そういうのは変えていかないと、似た様な雰囲気になっちゃいますから、こういう形も良いと思います。
この俳優陣をそのまま継続させての続編なら観たいです。
アクションも(映像とかの)美しさが伴っていて見応えありました。
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ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap )
2020-02-25 20:37:16
コメントありがとうございます。
実に新しい視点っていうか、今様のロビン・フッド映画でしたねぇ
もう頭の上にのリンゴを打ち抜くロビン・フッドからは遠くななれた作品でしょうか
って事で、このスピード時代にふさわしいフッド像を作ったとこが勝因でしょうか
まさかこんな作品とは・・・ってつい引き込まれて行ってました
このメンツでの続編希望
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