ここんとこ、しっかりキラキラ映画ではなければ、なんとか日本映画も見ていこう
って言う、個人的な感情から一応この作品も・・・っていうのは過去2作品も見てましたので・・・
で、なんでしょね、これって”カイジ“なの?って言うような作品だったなぁ
原作者のオリジナルストーリーだどうですが
”カイジ“の基本コンセプトって、カイジがどん底人生から一獲千金を狙うのがシリーズのはずだったでしょ
彼の博打への挑戦は全て自分のためだったはず
だから副題に“人生逆転ゲーム”ってついていたはずなのに
今作では原作者が脚本書いてるオリジナルストーリーがウリなのに
どうしたカイジ‥?
カイジが国を背負って戦うってドーユーコト
たしかに頭脳と計略の全知全能使ってはいるもののこれはカイジとはちゃう作品に成り下がってる
更に今までは自分の心理とか読みとかがモノローグとして作品をっていうか博打をわかりやすく、駆け引きを教えてくれていたんですが
今作は実にカイジが五月蠅いんです
そして全てカイジの台詞が説明セリフとなってて
藤原竜也のあの口調でがなられると実に煩らわしくて五月蝿んだよね
たしかにカイジと対決する人物が吉田鋼太郎さんと言うことで
二人が丁々発止と遣り合うシーンは見どころではあるし
ある意味舞台を見てるような迫力はあるんですが、先に書いたように
お互いのセリフがあまりにも説明すぎて
見てるこっちの感興を削いでしまってるんですよね
博打というかゲームはもちろんアイデアとしての面白さはあるんですが
人のためにあれだけ必死になるって言うのはカイジではないって思っていたのは私だけ?
そしてちょっとは役にはたってはいるもののこれまたあのヒロインは実質いらない存在だよね
映画として希賑やかしなんでしょうか
最近の日本映画に出演されるアイドルとかモデルさんとかが女優さん面して出演されてきてるんでしょう
って事で個人的には関水渚って、誰?な私です
っていうか、そこいらは大人の事情っていうのは十分に心得て書いてるのも事実
そういや千葉ちゃんの息子さん、ある意味いい役もらってはいるものの
いまいち作品に埋もれちゃっているのはどうなんでしょうか
もうちょっと存在感出してくれないとねぇ
親父さんには届かないよ〜〜〜ッ
一応9年ぶりの新作で“ファイナル”って銘打ってはいますが
まだまだ続編が作られそうな・・・
2020年製作、日本映画、「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会作品
佐藤東弥監督作品、福本伸行原作・脚本作品
出演:藤原竜也、福士蒼汰、関水渚、新田真剣佑、吉田鋼太郎、松尾スズキ、生瀬勝久、天海祐希、山崎育三郎、前田公輝
期待外れでした。
なんか作品全体から感じるショボさがダメダメで、何故こんなにも盛り上がらない話を作ったんだ?という疑問しか。
カイジらしさが余り出ていなかったですし、ゲーム自体も面白さを殆ど感じず、こういうのが見たかったんじゃないんだけどなあてガッカリとした気分で観終わっちゃいました。
原作者が書いたオリジナルにしては
コレは絶対にカイジじゃないでしたよね
第一国家を救うなんて、それもゲームだったからか、あんな必死になるって・・・
ファイナルと言いながらまだ続きそうな感じでした