
日本映画を積極的に見て行こうって言う企画で見た作品
だったが、なんとこの内容で二時間六分はきつい
って言うのも昨日は三時間超の映画を見れたのにねぇ
やっぱ何も起きんし映画的に派手さと映画的なクライマックスがないと辛いんだわ
だっていくら田中裕子さんが主演だって言っても今や高齢者でしかないし
そんな女が北国のは離島で行方不明になった夫の帰りをひたすら待ち続ける映画だもんだから
カメラは離島の水産物加工商店でひたすら働く彼女の姿をただただ点綴してるだけで
島で起きることは同世代っていうか島の住人のばあちゃんが死ぬことくらいだもんねぇ
見終わって調べたらやっぱ佐渡で撮影してるってことはこの主人公のご亭主は一人で家出してなければ
北の将軍様の国に多分拉致されてしまったものの、国が拉致被害者って認定してくんないから“特別失踪人”として扱われているわけでして
国の保証も認定も受けられない
確か七年だかなんだかすれば戸籍から外して死人扱いにされるんじゃなかったっけ、あれは災害被害者だったっけ?
ってことで中年の漁師を演じるダンカンがこの主人公に惚れてて
もう戸籍から離脱させて一緒になろうってモーションかけてきてるくらいが事件らしい事件ですが
振られっぱなしで本人がこれまた消えてしまうから始末が悪い
けど吹っ切れて帰ってくるから余計始末が悪い
そんな彼女のもとに夫が二年ほど行方くらましてしまったって言う尾野真千子演じる奈美っていう三十代の若い女が訪ねてきて”特別失踪人“の手続きの仕方を請いにくる
なんと彼女は田中裕子とは真逆に新しい男ができて
その男と一緒になるための離婚手続きのために“特別失踪人”の認定が欲しかったようで
ところがある日、本土の街中で田中裕子は奈美の夫を見つけてしまい
島に連れ帰ってはっきりとシロクロつけさせることに・・・
山場って言ったらこの夫が見つかったことくらいで
山場って言ったらこの夫が見つかったことくらいで
30年の夫を待つ身上がそのまま彼女の生きる証になってしまったことを語るシーンがちょっと肝だったんですかねぇ
今やそれが日常化してそこからズレたら人生を踏み外してしまうっていうような生き方しかできない女を淡々と演じる田中裕子さんを見るだけの映画だったかなぁ
特に北の将軍様云々とか拉致被害者どうのこうのっていうような政治的なメッセージも込められずに
ひとりの女の孤独な生き方をカメラが追っているだけの映画だった
コロナ禍で一時撮影中断を余儀なくされて作られた作品だったようですね
まぁよくまあオチずに最後まで見てられた自分を褒めなくてはいけませんなぁ
2022年製作、日本映画、「千夜、一夜」製作委員会作品
久保田直編集・監督作品
出演:田中裕子、尾野真千子、安藤政信、白石加代子、長内美那子、田島令子、諏訪太朗、竹本純平、竜のり子、阿部進之介、山中崇、田中要次、平泉成小倉久寛、ダンカン








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