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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

博奕打ち 一匹竜

2022-10-04 15:52:45 | 邦画
「博奕打ち」シリーズのは二作目。一作目に続いて東映チャンネルでは連日OAでしたが
今月はこの二本で後は来月
監督は前作に引き続き小沢茂弘がこれまた高田宏治と共同脚本ですから
東映任侠路線の中盤ということもあって安定安心の作品なんですが
主人公の鶴田浩二はもちろんのこと待田京介、山城新伍、藤山寛美、河野秋武が続投しており、今作ではなんと丹波哲郎が共演しておりさらに悪役には天津敏、遠藤太津朗そして小松方正、汐路彰が新たに加わっている
そして今ヒロインにはなんと松尾松尾嘉代そしてなんと天津敏のは親分に中村竹弥って事でこの親分とは敵対しない
さらにどうなってるって言いたいのは前作からの方向性がぶれたのか“博奕打ち”の話はなく“彫り師”の話に変わっている

タイトルの”一匹竜“以外は完全なるタイトル詐欺ですよね

上に色々役者さんたち並べましたが
今作では江幡高志と木村俊恵の夫婦役が完全に持っていってしまってる作品
関西を離れ東京で博徒一家のは身内日本なっていた彫り師のは主人公が古郷の大阪に帰ってきて
彫り師としての名前も売れてきてるとこに
なんとイギリス貴族が日本の彫り物に憧れて彫り物を入れ2くるために日本一のは彫り師ヲ決めようとコンテストを開く話になり
大阪一のは彫り師の兄を持つ天津が邪魔な鶴田を排除しようと悪逆非道の数々を仕掛けて
その犠牲となるのが江幡木村夫婦とその父親の河野秋武

河野秋武遠師と仰ぐ鶴田が筋を通しつつ郭のしきたりとか人間のしがらみの中で
天津のは嫌がらせを一つ一つ跳ね除けていくお話
クライマックスでの擬闘で”無情のブルース“が流れる

っていうかなんだろう中村竹弥は天津のは親分なのにねぇ
やりたい放題させといて最後に天津を倒した鶴田に“正当防衛だ”って言う言ってのはエンドマークってなんなんだろう
鶴田の大阪でのは唯一の作品を背負ってるのが待田京介って事で騙し討ちにしたんですよねコンテストに出させないために
丹波さんは完全なる儲け役だったかな

1967年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘共同脚本・監督作品
出演:鶴田浩二、中村竹弥、待田京介、天津敏、松尾嘉代、藤山寛美、平参平、山城新伍、河野秋武、遠藤太津朗、小松方正、志賀勝、ゆうき哲也、木村俊恵、江幡高志、丹波哲郎


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