
久しぶりの本格西部劇をニコケイで・・・
そうなんですこの映画ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行の<未体験ゾーンの映画たち2023>で上映された一本
そうニコケイの西部劇っていうだけでなくこの映画あの「炎の少女チャーリー」のライアン・キエラ・アームストロングも出演していたんですね
最初わかんなくて、どっかで見た顔だって
見てる間じゅう記憶の襞を弄っていたんですが思い出せなくて
けっきょく見終わって調べてナール程ってあんばいになったんですが
ある意味この作品自体正直言ってニコケイよりも彼女でもってた映画だって言っても過言では無い
まぁ今後はソラ恐ろしい女優さんになっていくんだろうな
西部劇の基本中の基本で有る復讐劇だった
それも子が親の敵を撃つ(普通は討つですがこの場合西部劇であるから撃つに)オーソドックスな作品
それも20年も思い続けてその恨みを晴らすわけですが・・・
ニコケイは20年前はその名を轟かせていた西部のアウトローガンマン
情け容赦なく人を殺めて平気な人物っていうのをオープニングで見せてくれている
子供の目の前で冤罪で縛り首になる寸前束の間命が助かった父親が銃撃戦の流れ弾で弟が死んでるのを見つけて
ニコケイに銃を向けた為に1発で脳天を撃ち抜かれ
そして20年後、今では足を洗い妻をめとり12歳になる娘を儲けて雑貨屋を営むニコケイ
娘を学校に連れていくも休校でそのまんま雑貨店に連れていった留守の家に
脱獄囚の4人組がニコケイの妻を襲い
その家が昔、悪名を鳴らした父の仇と知って妻を惨殺してメッセージを残して消えていく脱獄囚
娘と帰宅したニコケイを待っていたのは連邦保安官たちだった・・・
妻の仇を討つには娘が邪魔だと不便に重い一思いに殺そうとする時娘が一緒にいくという
この娘、母の死を知っても一切泣かない、涙も出ない
いや泣けないのであり、泣く事もわからないと言う今で言うとこのある種の発達障害の癖があるようで
って言うか実は父親役のニコケイも雑貨店の開店時間に固執してたりと親の血を引いてるとこがあるのかな
そんなギコチない父娘が脱獄囚の追跡の旅に出るわけで、そんな中で父娘の人間関係を再構築していくことになるんですね
旅中に銃の撃ち方を習ったりとか旅での野営のし方とか教えてもらってるうちに
まぁオープニングの少年がこの脱獄囚であり、親の仇とニコケイを恨み、最後の方の決闘では娘が人質として銃を脱獄囚の子分である老人に突きつけられており
娘を救おうと老人を撃てば脱獄囚の銃がニコケイを撃ち抜き
脱獄囚をニコケイが撃てば老人の銃が娘を撃ち殺すといういわゆる三すくみの状況になり
そこは親ですからニコケイは老人を撃ち娘を救う代わりに脱獄囚に撃たれてしまう
仇を討てたと高笑いする脱獄囚に倒れた父にすがりつき、ついに泣き崩れる娘の手には父親の銃が握られており・・・
追跡の旅中に習った射撃が役にたったっていうか
こちらも親(それも二親)の仇を娘が果たすって言う二重構造のシノプシスであり
さらにもう一オチ
まぁクライマックスがないようなあるような微妙な作品ですが
ラストのオチはきちんとした伏線の回収としてはお見事の一言でした。
アクションよりもなんだろうな劇中それぞれ交わされる脱獄囚同士の、保安官とニコケイとの、そしてニコケイと娘と、
更に極め付けは脱獄囚と娘との会話がお話を進めていくっていう寸法の作品だったかもな
2022年製作、アメリカ映画
ブレット・ドノフー監督作品
出演:ニコラス・ケイジ、ライアン・キエラ・アームストロング、ケリー・クヌーペ、ノア・ル・グロー、ニック・サーシー、クリント・ハワード、エイブラハム・ベンルービ








父親似の無感情でしたが、ラスト以外は顔色変えずに保安官や悪党と向き合う姿勢=ライアン・キーラ・アームストロングの演技力に脱帽でした。
将来的に有望な女優さんになりそうです。
ほんとうにこの映画はライアン・キーラ・アームストロングが完全にニコケイ食ってました
今後が楽しみな女優さんですよね
感情を表に出さない演技が素晴らしかったなぁ
久方ぶりな西部劇がこれだったのには満足