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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

博徒一家

2017-08-03 00:01:46 | 邦画
昨年11月に東映ビデオからメモリアル高倉健企画として
「電光空手打ち 流星空手打ち」、「望郷子守唄」、「黒い指の男」と
この「博徒一家」の4本がDVDリリースされました

東映さんの旧作リリースはDVD化のモニタリングを兼ねて
CS東映チャンネルでリリースの1、2ヶ月前にOAされるのですが
なぜかこの「博徒一家」だけは録画をし忘れてた様で・・・と言うことで、
本日っても9ヶ月遅れでリバイバルOAされましたので早速録画したものを
Blu-rayに焼いての視聴

なんだろうねぇデジタルリマスターしていなかったようで
OAの画質は多少劣化気味のセピア化された色調でしたが・・・DVD本体はリマスターしたのかな、東映さんは1本4K以上するんだけど、これでDVDパッケージ購入したら怒る人が・・・

なんと東映オールスター作品で尺も116分もあるのね
1970年の3月公開作品でのオールスターは珍しいし
こんだけの大作なのに監督は職人小沢茂弘って言うのも、
彼にしては実に格調高くかっちりとした作品に仕上げていましたね

俗に名作と言われてる山下将軍の「総長賭博」を村尾昭が
高倉健用にリメイクしたと思ったのは、私だけ?

東映任侠映画ってのは良くも悪くも同工異曲のワンパターンなプロットのヤクザ映画ですから
先を読める筋書きどおりに映画は展開していく安定調和にいかに変化球というか
調味料を加えるかだけなのですが、変化球も調味料も加えずに
2時間映画を持たせ、かつ飽きさせないのは東映ヤクザ映画としての様式美に徹しているから
ある意味「総長賭博」のプロットと同じになっちゃうのは仕方がないんだけどもキャラ的にも若富さんは「総長賭博」と同じ役柄でしたねぇ

時は明治40年、賭博禁止令が発布され官検が博徒を取り締まって
博打打ちが興業と土木業にその軸足を移行させていった時代に東京下町を縄張りとする博徒一家の初代が身を引くことに
跡目を相続した男に器量がなく、その兄弟の一人は暴れ者、もう一人はじっと我慢の男伊達
男伊達に勿論健さん、暴れ者には若山富三郎、器量不足の二代目に大木実のいつもの布陣

珍しく全身刺青で丁半博打の壺を振る健さんのお姿にタイトルが被さる
壺を振る健さんのお姿ってのは、ひょっとするとはじめてかも
東映京都作品ですので、川谷拓三や志賀勝のクレジットもでしたが
志賀さんは目立つ役所でしたが、拓ボンの姿を見損なったような・・・
ってか、悪の親分渡辺文雄の代貸役には名和宏さんでしたが、確か台詞を一言も発していませんでしたねぇ

この映画実に台詞がいい、鶴田が健さんに彼の一家に居場所がないことを説明するシーン
藤純子が想いを健さんに語るシーン
カタルシスの殴り込みにいく健さんに「失った小指の代わりに使ってくれ」という鶴田ざん
村尾昭の泣かせる台詞がうまいよね
2時間近く全く飽きさせない

1970年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:高倉健、大木実、若山富三郎、藤純子、桜町弘子、志村喬、渡辺文雄、遠藤辰雄、名和宏、志賀勝、川谷拓三、鶴田浩二

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