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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

サバービコン 仮面を被った街

2019-03-28 20:16:38 | 洋画
月末リリースのヴェトナム映画レンタルのために見てない作品を適当にチョイスしてきたら
なんと結構当たりだった作品
ジャケットレンタルの私ではこういった絵面の作品はレンタルしないんだけど
セットにするための選択

なんとBSのSTAR CHANNELが配給会社なんですねぇ
多分に自チャンネルのソフトとして買い付けたんでしょうが
それなりに意外性から劇場公開にこぎ着けたのでしょうかっていった作品なのかな

役者としてはマット・デイモンにジュリアン・ムーアが主演のホームドラマかと思いきや
なんとミステリー風味のブラックコメディ作品なのかな
オープニングから実は人種差別のエピソードから始まります
時は1959年のサバービコンと言う所謂中流アメリカ人が住む新興住宅地
そんなある日、ディモン演じるロッジ家の隣にアフリカ系黒人の一家が引っ越してきた
交通事故で車椅子生活となっていたロッジ家の主婦ローズは息子のニッキーに、
隣人の少年と仲良くするように仕向ける

ある夜、ロッジ家に2人の強盗がロッジ家に押し入り
強盜は一家全員とローズの双子の妹であるマーガレットをクロロホルムで気絶をさせるが
ローズだけはクロロフォルムの過剰摂取で死亡し
ニッキーの面倒をみるという名目で、マーガレットが一緒に住み始める

警察がローズ殺害犯の面通しを求められものの、その中に犯人2人が居たにもかかわらず、
なぜか"強盗はいない"と証言したのだが一緒に来ていたニッキーは父親と叔母に不信を覚える
さらにバド・クーパーという保険調査員がロッジ家を訪れ
クーパーは言葉巧みに巧みにマーガレットからローズ殺害の真実を引き出し
保険金詐欺の殺人と認定し逆に強請って来る

ある意味黒人問題のサイドストーリーは余計かとは思うけども
時代的にはアメリカの暗部を描こうとしていたのかな
この人種差別問題がなくてもミステリーとしては成立してるんですねぇこの映画
副題通り人は皆表面とは裏腹なものを隠してるっていうことを言いたかったんでしょうね

人種差別に拘らないローズとニッキーは理想とするアメリカ人の姿を見せておいて
それはなんと言い含められたり、殺されたりと排除の対象となるんですかねぇ
2017年製作、アメリカ映画
ジョージ・クルーニー製作・脚本・監督作品
出演:マット・デイモン、ジュリアン・ムーア、ノア・ジュープ、オスカー・アイザック、グレン・フレシュラー、アレックス・ハッセル、ゲイリー・バサラバ、ジャック・コンレイ、カリマー・ウェストブルック、トニー・エスピノサ、リース・バーク

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