
今月最後の洋画リリース作品になるのかな
「バイオハザード」が有ると思ったら何とCGアニメだったので本作が今月ラストちゅうことかな
まぁまだ11月の新作リリース日まで作品が足らんちゅうことに・・・
なんとか埋めていかねばならないなぁ
なんとか埋めていかねばならないなぁ
さて今作ですがそんな作品が不足するからとレンタルしてきたんですが
そこはフランス映画、ある意味拾い物の人情コメディだった
っても役者さんはたった2名
それも尾羽うちからして明日の生活もままならないっていうかほんとお金で首が回らない、仕事は週休1日のみ、さらに今までの違反が溜まりに溜まって免停まで後2点の
タクシー運転手のシャルル
いつものようにタクシーで市内を流していると現時点でメーター回していいから郊外への迎車依頼
メーター回していいっていうだけでホイホイって迎えに行ったら、現在地の一人暮らしの家からパリ市内を横断する反対側の郊外の介護施設に転居する92歳の女性マドレーヌを乗せる羽目に
コリャえらいもん乗せてしまった、今日の稼ぎはこれだけやないかって不満からものも云わずに運転してるシャルルの気持ちを逆撫でするかのようにマドレーヌがなんと無遠慮に”私何才に見える?“って話しかけて来る
そんなタクシー空間の中で繰り広げられるシャルルとマドレーヌとの会話劇
ちゅうかある意味マドレーヌの92才までの第二次大戦前から現在に至るまでのマドレーヌの半生が、目的地に行く途中に色々と寄り道をさせられる中で語られていく
寄り道の場所は彼女の思い出が詰まった場所で、そうして少しずつマドレーヌの波乱の人生が明かされていくという仕組み
フランスでは 50年代はなんと男性中心の時代で、女性たちは多くの不条理の中に生きていたんですね、初めて知った“世の西洋はレディファーストの世界だ”と思い込んできましたが
それは私自身が昔数多く見てきた西部劇からの知識で未開の開拓地であるアメリカは新世界に渡って来る女性が少ないからレディファーストの社会であったってことなんですねぇ
そんな男社会の中で16才で米兵に恋して身篭ったまま捨てられて
未婚の母として工員と結婚して毎日DVを受けるものの子供のために我慢を重ねて
ついに爆発してなんと夫のあそこをバーナーで焼いて25年の刑期を務めて
その後は自分の生き方を貫いてきた彼女の思い出話を聞くうち、
シャルルのイライラいつしか消え、敬意の眼差しに変わっていき、己の信念を通して世渡りさえできない中年男が、この多様な時代を自分らしく生きた老婦人から人の生き方を教えられて心が変わっていくって言うハートフルな作品
原題は「UNE BELLE COURSE」劇中では“美しき旅路”って字幕化されていましたが、ここでいう旅路とは彼女の生きてきた人生であり、さらにパリ市街を走る今日一日のこのドライブの比喩でもあるのだろう。
さらにネタバレになるのだが
彼女を乗せたことで今後の人生がひらけたシャルルの余生でもあることがわかる
ある意味ベタに展開する人情噺の根幹をなすプロットでもあったわけで
「パリタクシー」などとわけ分からないような邦題にしたやつでこいや
2022年製作、フランス映画
クリスチャン・カリオン脚本・監督作品
出演:リーヌ・ルノー、ダニー・ブーン、アリス・イザーズ、ジェレミー・ラユルト、ジュリー・デラルム








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