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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

関東無宿

2018-11-02 03:05:17 | 邦画
1963年製作の日活映画
今年の6月頃にチャンネルNECOで録画したものを視聴
言わずと知れた清順美学の極致の任侠映画と言うことで
「極道の紋章」の合間に一日一本任侠映画を見ていく企画の
本日の一本に・・・

確かに任侠やくざを主人公にして
落ち目の組をなんとか建て直そうと躍起になる小林旭の着流しやくざ映画っていうウリなんだけど
っていうことで確か2、3回は見ている筈で、私の中の認識でも任侠映画の範疇に入れていいって思っていたのですが
そこは清順さんにかかるとって言うか清順マジックで
やくざの世界観を借りてなんと実らない男女のメロドラマだったなぁ
っていうことが今回見直してみて感じたのは何でだろう?

オープニング松原智恵子や中原早苗のセーラー服JKが登場してきますよね
怖いもの見たさで刺青の彫り場面を見たり
落ち目の組員の野呂圭介に中原早苗が売り飛ばされちゃったりと
結構女の扱いがぞんざいスギなんです
その好例が松原・中原とかクレジットではいい位置にいるんで
ネームバリューから言っても、前半のプロットの展開から見てても松原がヒロインで
小林旭とJKながらも恋仲のヒロインっていうような・・・
でもお話の展開の中でいつのまにか松原智恵子はFOしてしまってる

ってことでメロドラマのヒロインはもう何番手かのクレジットの伊藤広子っていう女優さんに移行してしまってる
それもサマ師の女房でありつつ小林との不倫に走ってしまうという

いやこんな映画だったんですね本当は
世間サマでは賭場あらしの二人を斬り捨てたら障子が倒れ真っ赤なホリゾントっていう

こんなシーンが清順映画の真髄みたいに喧伝されていますが
この障子がバタンに拍子木タターンっていう打ち込みが入って
安部徹親分所までの道行きシーンが完全に歌舞伎舞台の演出になっていたのね

障子窓の向こうの外景の色が様々に変わったり
映画じゃご法度なんでしょうが線状の光線とか物体が被写体を横切っていたりと
独特の映像感覚でしたが
そういや野呂圭介も中原早苗探しに行って、伊藤雄之助とのバクチ対決以降これまたFOしちゃってましたねぇ

しかし、ヒロインとなっていた伊藤広子さんって何者?

1963年製作、日本映画、日活作品
鈴木清順監督作品
出演:小林旭、松原智恵子、平田大三郎、中原早苗、伊藤雄之助、野呂圭介、江角英明、柳瀬志郎、長弘、殿山泰司、信欣三、伊藤弘子、高品格、安部徹

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