
昨日の「高校生ブルース」が高橋恵子さんが関根恵子としてのデヴュー作でしたが
なんと70年にデヴューしてもう71年のこの作品は関根恵子としてなんと主演第6作目に当たります

そしてこの次の「成熟」を最後にして大映が倒産してしまいます
ってことで16歳の少女がある意味たったた2年で7本の主演作を世に送り出し文字通り裸一貫である意味大映と言う会社を支えていたことになりますよね
本当にコレはすごいことだったようです
日活さんはロマンポルノに社運をかけて再起を狙い大日映配を解消させてるわけですから
大映さんはアップアップの状態でなんと自社小屋の番宣を支えていかねばならなくての関根恵子さんフル回転させていたようですね
そんな中でコレまた増村保造監督が大映製作の最後の監督作品としてメガフォンを取り
貧困に喘ぎつつ生きる希望も明日も見えない少年少女が見出した愛と言う一筋の光明を描いた作品で
ある意味邦題は「遊び」であるものの、この二人実に危険な出会いとタイトロープな生き様を見せていく物語
決して二人の切ないというか刹那的な生き方は遊びとはまさに正反対のベクトルを示している映画だった
なんと原作は野坂昭如さんの『心中弁天島』
原作は未読ではありますが表題から考えてこの二人の男女は貧しさと明日の見えない人生から二人して心中を選んでいくのだろうって予測
そうあくまでも予測でしかないものの
潤色増村保造ってクレジットにあるように増村監督はラストは決して二人を死なせることをしなかったし
あえて「遊び」と言うある意味反語法的なタイトルにして少年少女が初体験後の性ではなく人間としての生への原動力としたかったんだろうって言うラストシーンは
見てる我々に委ねてきましたねぇ
松坂慶子さんが断末魔の大映作品にちょい役で出演されていましたねぇ
やはり自分を育ててくれた会社への恩返しだったのかな
切り口の違う記事はコチラ
1971年製作、日本映画、大映作品
増村保造監督作品
出演:関根恵子、大門正明、松坂慶子、平泉征、根岸明美、笠原玲子、早川雄三、三夏伸、田武謙三蟹江敬三、内田朝雄








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