新年が明けまして五日も経ちましたが、まだまだ残っている昨年12月リリースされた作品が
まぁその一本で今回はホラーですがグロい直截的なシーンはないんですが
なんと映画そのものがグロいっていう、そう絵的なグロさではなく映画から醸し出されてくる作風というかそんな目に見えなく見てるこっちが精神的に感じるグロさを持った実に見てて不愉快極まりない作品だって私は感じた
ってのもまぁ多分にこの人が主人公であるババァが実にキモい
これが実は魔女でして若い、そう若ければ若いほどいきのいい生き血を吸うことで・・・
一応メキシコ映画なんですが、メキシコのおとぎ話というか恐怖話が基本となってて
一応メキシコ映画なんですが、メキシコのおとぎ話というか恐怖話が基本となってて
映画のオープニングではそれが映像で示され
劇中ではお手伝いさんというかいわゆるメイドさんの語りで示されて行く
なんと13歳の少女ナラは、奇妙な病気にかかった妹の療養のため、実母の田舎であるラスアニマスという村にやってくる。そこには年老いた祖母がひとりで暮らしていた。
最初っから薄気味悪い祖母でしてサングラスをずっとしたまま
そのうち顔が包帯で巻かれて行く
そんな祖母と過ごすうちに彼女と関わった青年が不審死したりと次第に不穏な空気が彼女のもとに漂い始め、
ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始める
多分にお手伝いさんのおとぎ話にも影響されてるかもっていう雰囲気で進行して行くけど。
大体祖母がなぜに包帯してるのかそれだけども見てるこっちに不快だしこれ自体違う意味でやっぱグロでしょ
さらに姉妹のお母ちゃんの容姿もどこかエロっぽいし・・・これはまた別問題
まぁヒロインが13歳っていうのもあって不審に抵抗できないっていうのもあるんだけど
ラスト祖母の奸計が明かになると同時になんとヒロインは・・・
まぁこのオチがなんとも素敵で
まぁこのオチがなんとも素敵で
まさかの感嘆オチにお手伝いさんのおとぎ話の続きみたいにヒロインのモノローグが重なって
そうなんです全く救いのない終わり方をする作品でしたが
こういうこっちを裏切ってくる作品は好きです
ジャケットの目を消してるとこも意味深でしたねぇ
そういうことだったんかいってラスト
ババァ?がグラサンとった時に完全やられたって思いましたもんね
まさかの三つ子のおとぎ噺がこういう風に繋がってたとはねぇ
そしてそれに付随してのヒロインの行動
いや完全にやられましたよ
2022年製作、メキシコ映画
アイザック・エスバン共同脚本・監督作品
出演:オフェリア・メディーナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティージョ
いやホラーとしてはそれなりに面白いには面白いんですが
なにせババァがキモすぎましたし強すぎました
ヒロインの母親ちゅうことなんですが実は魔女っていうので
母親はこの魔女にも完全に操られていたのか、ババァ画像魔女に乗っ取られていたのかが不明なのはちょっと気になりました
ババア初登場の時点からしてもう既に嫌な空気バリバリに出ていて、その後の展開が気になる気になる(笑)。
ホラーのジャンルとしては「魔女」もので、それはよくあるものですが、これの凄いのは、視聴者の想像を覆す、ババア一人勝ちの胸糞エンド。
なんか「やられた!」という気持ちよりも「うわあ(^^;)」といった気分の沈み方が強かった作品でした。