
まぁやくざの世界ではないものの
いわゆる麻雀も賭博であるしそれに命を懸けて臨む男の世界観がじつに見るものの胸を熱くさせる「真・雀鬼」シリーズ
結構やめられない止まらなくなってきてしまったようで
まぁYouTubeでの視聴ですから全19作品が見られるわけはないんですが
見られるとこまで行ってみるのも一興かなと
懲りずに今日も第三作目に挑戦
副題が「東西麻雀決戦」ということで、なんと霞ヶ関あたりでのは利権をかけて東西、つまり東京と大阪の腕に覚えのある代打ちが集まり
決戦に向かってまずは予選
ってことで関西の代打ちそのまんま東演じるミナミの竜”は、ブー麻雀で鍛えられたスピードと、妻である律子との裏というかサマのコンビ技で、次々と関東の組織プロを予選で打ち破る
なんとそのまんま東さんの演技で見せる今作品
彼のもう泣き麻雀というか奥さんとのコンビ技もさることながら
彼のスピード麻雀には魅入られる
まぁ今作から最終第19作まで監督が片岡修二さんにかわられたっていうのもあるのか
まだ三作しか見てはいませんが
今までの作品の中では一番面白く見られた作品だった気がする
これも東国原さんの演技力だったんでしょうね
ってか彼女のために堅気になったはずの中倉健太郎演じる松岡大悟 も、さらに前作で代打ち稼業から足を洗って堅気の経営者に転身していた倉田てつを演じる元黒沼グループ二代目候補だった西村まで登場してきての東西雀士対決の闘牌のプロットがよくできてた作品でした
今作では桜井が倒すのはオープニングでの岡崎二郎さん演じる老代打ち師の渡辺誠作 というなんと西村の師匠筋にあたる人物
もうオープニングから緊張感ある闘牌シーンから始まって
破竹の勢いで東京勢を倒していくそのまんま東さんのキャラを生かしての緊張緩和の闘牌シーンを織り交ぜて
クライマックスへ突入させて新たな緊張感で見せるという
もうこうなると面白さだけの麻雀映画としか思えないものなのに
桜井の義理と人情を見せることも忘れてない出来でして・・・
いや楽しかったなぁ
1999年製作、日本Vシネマ、竹書房作品
片岡修二監督作品
出演:清水健太郎、そのまんま東、由良宜子、下元史朗、中倉健太郎、倉田てつを、岡崎二朗、奈良坂篤、入川保則、マギー司郎、帆足新一、島田洋八、桜井章一(特別出演)
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