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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

黒い指の男

2023-08-30 20:08:01 | 邦画
1959年製作の高倉健が映画という虚構の世界で初めてヤクザというキャラクターを演じた作品として夙に有名ではあったものの
現存する原盤の損傷が激しく幻の作品として伝わっていたものですが
何と東映チャンネルの技術者たちが最新技術で蘇らせる事に成功し、東映ビデオから“健さん三回忌記念”として「望郷子守唄 」、「博徒一家 」、「電光空手打ち 流星空手打ち」そしてこの「黒い指の男」のDVDが2016年に発売され、東映チャンネルでもこの「黒い指の男」の初OAが行われており、多分にそのときに録画したものの視聴になるのかしら
「望郷子守唄」の時に一緒に見つけたものです。
 
健さん初ヤクザって言っても着流しではなく昭和30年代のヤクザを演じています。
ってことで5年の寄せ場暮らしから解放されようやっと沙婆に戻ってきてみたら
自分の組の親分はとうに死んでおり、今やシマは二本柳寛演じる舎弟の岩切が親分の長女と夫婦になってシマを仕切っていて
さらにシマ内ではもう健さんの顔が効くような町ではなかった
ってことで親分の長女に故里やよいさん、そして5年前は中坊だった次女を佐久間良子さんが演じて、今ではヌードスタジオのオーナーって言う設定
 
岩切の関係で自分の居場所がない健さん、昔のよしみな店では飲み代
何とお酒一杯百円の代金まで取られる始末
昔は盆茣蓙での手捌きで鳴らしたくらい手先が器用な健さんですが
岩切はそんな健さんの手先を利用したくて
何と堅気の小野透(美空ひばりの弟さん)演じる苦学生を人質にして岩切は取引相手の外人バイヤーの金庫からダイヤの強奪を目論んでいたのだった
 
まぁ金庫破りのスリリングとその後の健さんと岩切との対決をクライマックスに持ってきてのヤクザ映画でしたが
まだ東映として高倉健の扱いに試行錯誤していた時代だったようで
健さんも粋でいなせなヤクザを肌で演じきれていないというある意味貴重な作品でした。
 
1959年製作、日本映画、東映作品
飯塚増一監督作品
出演:高倉健、、吉川満子、小野透、二本柳寛、故里やよい、佐久間良子、春丘典子、ピーター・ウィリアムズ、加藤嘉、須藤健、山本麟一、日尾孝司、萩原満、長谷部健、杉義一、柳谷寛、花沢徳衛、岩城力、谷本小夜子、鈴木朝子、坂井一夫

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