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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

MAKO 死の沈没船

2022-12-31 17:05:21 | 洋画未公開
みんな大好きサメ映画って事で、これは珍しいエジプトのサメ映画
しかし、後半の水中部分っていうのかな実際の水の中での撮影のようで
まずは水中30mって言う設定での水中がかなり暗い
それに30年前の沈没船の全貌が全くわかんないで誰がどこにいるのか船の構造も全く分かんない
さらに潜った8人全員が同じ潜水服、そして目と鼻しかゴーグル部分で見えていないから
劇中名前で呼び合うんだけど極端なこと言うと男か女かも見分けがつかない有様で誰が誰だか全くわかんない
(これって私だけだったんだろうか?)
 
こんな映画をよく作ったなって言うことしか思わずにイライラして見ていく羽目に
さらにサメさんのお食事シーンはあるんだけどサメがチョロチョロしてるだけでほとんど映画として機能してない有様
ただし犠牲者はそれなりに出ますよ
ってか96分の尺の前半30分くらいが地上での人間ドラマで
いざ水中に入ったら映像的に上記の有様って一体どーゆー映画なの
トルコの映画って今までほとんど見てきてないから、それなりにカタルシスが得られるサメパニック映画だと思っていたら
 
ドキュメンタリー作家のおばさん監督が念願の大賞を受賞して“子供の頃からの夢が叶った”みたいな感想を述べたら
急に間違いで実は旦那さんの方が受賞者だったって言うお粗末な受賞風景から始まり
蟠りから夫婦仲は悪くなり
監督は今度こそってスタッフに葉っぱかけてドキュメンタリーのアイディアを募集したら
新しく加わったお姉ちゃんがこの沈没船にまつわるミステリーを話して乗っかった監督さん
意気込んだ現地に入りいざ水中へ
ってここまで30分も費やしてスタッフ連中を紹介兼ねてるんだけど
水の中では誰が誰やら、ただただ水中の無線会話で名前だけ言われてもめちゃくちゃ誰が誰やらさっぱりわからん体たらく
 
このアイディア出した姉ちゃんは過去にこの船の行きのこりでなんと自分のミスで母親を殺してしまった贖罪に来てることだけはわかるけど
水中で糖尿が悪化して死んじゃうとかドアに挟まれ動けなくなったりとして死んでった者もいれば
サメに食われて死んじゃう者も・・・
って言っても水中でも生き残るためには自分だけって言うようなエゴが発生して人間の醜さを全員が露呈していく有様
 
さらに海上での船員もいわくありげな人間の模様で業の深さを海中と会場で表していたりで
サメの名前まで知ってる奴が居てそのサメの名前がなんとMAKOなんですね
サメの名前知ってもなんの意味もなさず
ただただ映画のロケハンで潜っただけなのにラストシーンではこの悲劇をドキュメンタリーで大賞受賞した女監督さんが犠牲者に今度は謝意を述べるんですが
これを映画にしたらドキュメンタリーじゃないよねぇ
だってカメラも持たずに水中に入ってるんだから・・・
さらに見終わって調べてみたら実話っていうことみたいだし
 
なんちゅう映画やったんだろうか
 
2021年製作、エジプト映画
モハメド・ヘシャム・エル・ラシディ監督作品
出演:ムラト・イルディリム、ニコラス・ムアワード、バスマ、アムル・ワーバ、ナヒド・エル・セバイ、サルマ・エルシミー

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (ヒロ之)
2023-01-02 17:01:31
新年あけましておめでとうございます。
今年も色々とお世話になるかとは思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

こちら、コメントありがとうございました。
全員が水中潜って同じ格好してると見分けがつかないですよね。
しかも顔も見えないとなると、もう誰が何処で何をしているのかさっぱりでして。
サメ映画にしてはパニック描写が少なく、仲間内でいざこざ起こしているだけの内容。
サメの名前がMAKOと知ってもそこからどうにもならんだろて思いました。
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ヒロ之さん、 (morkohsonimap)
2023-01-03 03:03:33
明けましておめでとうございます。
こちらこそ本年もよろしくお願い申し上げます。

なんでしょうみんな同じスイムスーツとフルゴーグルって
ホント誰が誰やらわかんない作品でしたし
一応サメ映画のつもりで見たんですが
人間たちの欲望のお話にサメが区切りをつけていくっていうような
こっちは誰が誰だかわかんないから喰われたやつもわかんないまま見終わってしまいました。
もう少しなんとかならなかったものか
返信する

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