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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

マイマザーズアイズ

2024-05-30 05:05:30 | 邦画
コレもライツキューブからリリースされた2023年に公開された一応ホラー映画ということになっており
なんとレイティングがR -18っていうことで、コレはグロいかなって思ってレンタルしてはきましたが
一体何を基準にしての映倫さんのレイティングだったのかは全くわからなかったけど人体造形はこの世界では第一人者の⻄村喜廣さんではありましたが
先に書いたようにさほどのグロさは感じませんでしたが、
お話の内容としては
 
自分の娘に産んだことを後悔してるでしょって一緒にチェロを連弾してそこから理解できたって娘に言われてうろたえた母親が運転を誤り
自分は視力を失い、娘は脊髄損傷で身動きできない体になってしまい
矯正視力の特殊水晶体レンズを装着しそのレンズを通して見える世界を
身動きの取れない娘にゴーグルを通して見せると言う
近未来にあり得るようなアイディアの映画でした
 
この母親に特殊水晶体のレンズを装着させる怪しい男たちって一体何者?
ここいらなんの説明もないまま母娘が同じものを見ていくと言う行為の中で
いかに一体感が生まれるのかって言う実験過程ともとらえることも可能なんですが
この男たち自体もまとまっていなかったりって
一体監督自身何を言いたかったのかやりたかったのかも
男たちが殺しあったりしてるだけで全く伝わらないし
ホラーって言う感覚も見てるこっちにも伝わってこないと言う
根本的にある意味映画として成立してるんかいなって言う思いで見させられてただけだったかな
 
カメラ内蔵水晶体コンタクトレンズと言ったアイディア倒れの作品でしかなかった気がしたのは私だけ?
まぁチェロ演奏を通して相手の気持ちがわかるって言うことから話が始まるわけだし
全編通してチェロが流されていたりですからそっちの方での感応で相手を理解するって言う作品としてまとめるともっとホラーっぽくなったかもしれませんが
色々と機会とお金ともらって一本作れるとなるとアレもコレも詰め込みたくなる気持ちもわからなくはありませんがね

母が自分が生まれたことを悔やんでいると思っている娘が結局は母を操ってこのジャケットのような人体チェロシーンはちょっと映画自体が引き絵すぎて・・・
にしてもチェロの弓にあんな殺傷能力があるとはねぇ・・・痛いだろうなぁ引き切りだもんな
 
役者さんたちは誰一人として知った人が出演されていなかったなぁ
 
2023年製作、日本映画、ピラミッド作品
串田壮史脚本・監督作品
出演:小野あかね、設楽もね、泉琢磨、内田周作、間瀬英正、鯉沼トキ、星耕介、久獅、大滝樹、山下ケイジ、中西優太郎、田口智昌

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