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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本仁侠伝 血祭り喧嘩状

2019-07-25 23:37:52 | 邦画
地元にレンタル店が無くなると、なんでしょうか実は返却日の天気が気になってくるのですが
なんと台風?というか低気圧が関東直撃くらうようで
家の未見の山とかを漁るしかなく
今日はオールインのリリース日になってるんですがレンタルに行かないってことで
昭和40年代の高橋英樹主演の任侠映画を選択しました

高橋英樹演じる主人公は東京深川の森下に住む華族の次男坊という設定
オープニングでの仁義口上で森下って言う地名がでて来ますが
令和というか平成末期あたりから森下って結構人気地域になってるようですし
私は職業柄ここいらは芭蕉の住処とか上田秋成の墓碑とかがあって昔から聞き知ってる地名ですが
結構下町でしょ深川八幡のうらっかわですので華族様の住まいにはあんまりふさわしくは無いような
って話が外れてしまいましたが

やくざ映画でこの設定はかなり珍しいんじゃないでしょうかって
日活さんはこの緋牡丹銀次でシリーズ化を狙っていたようですが
この1本でシリーズにならなかったようですが?

ってことで宍戸錠さんが陸軍に捕まろうとするときに隊長さんと昵懇で・・・
ここいらは海軍からやくざに転身した雷蔵さんの若親分に共通するような設定があったりしてるんですが
そのせいか、高橋英樹は単なる軽い人物を演じてるのが見えるし
お話もなんかのほほんとしていて
ストーリー的にもライバルの穴戸錠はいつもの日活さんの役所から抜け出て居ませんが

この映画芦川いづみ、和泉雅子、太田雅子名義時代の梶芽衣子さんと
ヒロイン級の女優さんがなんと3人も出演されてるのが何とも言えない
特に芦川いづみさんが高橋英樹に眼を斬られ失明する女組長という役所を演じているものの
流石の貫禄です
って言うかプライベートでに旦那さんは最初に登場して早々にFOされてました。

クライマックスでの敵のヤクザと高橋英樹&穴戸錠での出入りの斬り合いをなん芦川いづみ、和泉雅子、梶芽衣子が揃って見物しているってなんやねん
軽ーいものの義理に重たい主人公を演じてる高橋英樹が楽しそうですねぇ

1966年製作、日本映画、日活作品
舛田利雄脚本・監督作品
出演:高橋英樹、宍戸錠、藤竜也、芦川いづみ、和泉雅子、小高雄二、太田雅子、阿部尚之、神田隆、玉川伊佐男

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