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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

アイム・ノット・シリアルキラー

2017-11-09 17:14:50 | 洋画
なんだろうなぁ、ジャケットにつられてレンタルしてきましたが
こんなお姉ちゃまが全く登場してきません
という事である意味ジャケット詐欺と言ってもいいのですが
実に不思議な映画でした

惹句に"ソシオパス対、シリアルキラー"とありますが
"シリアルキラー"は理解できるのですが"ソシオパス"ってなんじゃらホイの言語でして
改めましてお初にお目にかかりますってことでちょい調べたら
sociopath=反社会的行為者、社会病質者
"反社会的行為者"ってある意味テロリストも含まれちゃうのかな

という事でこの映画では"社会病質者"という事で
この映画の主人公の高校生はコレと言っても、ちゃんと人間として社会性に溶け込んでいるけども
なんだろうなぁ、家庭の経済の基盤が葬儀屋さんでして、稼業の死体の防腐作業を手伝っていたりで
死体とか人間の死とかに異常な興味を持ってるってだけで
その興味を主体にしたレポートが校長先生の高校生らしくないと言う判断から
精神科医のカウンセリングを受けることで・・・
それが"ソシオパス"ってことでして

で、彼の住んでるアメリカの小さな田舎町では死体を切りさいて肉体や
臓器の一部を持っていっちゃうと言う連続殺人事件が起きていて
その欠損死体も彼の葬儀屋さんに検死後運ばれてきて
そんな死体に興味を抱かないわけはないですよね

ってことで彼の興味をひいてしまい
かつまた実は偶然に犯人を目撃してしまい
コレが実に身近な人物、向かいに住んでる老人だったわけで
そうなんですこの不気味な老人をクリストファーロイドが演じており
高校生と対立していくわけでして
って言うことから"ソシオパスVSシリアルキラー"と惹句をつけていますが

実はこれも全くの詐欺と言ってもいいのですがネタバレになっちゃうかなぁ
猟奇的な殺人鬼だと思っていたらラストにとんでもな展開が待ってました
いや、やられた、そっちいっちゃうんですか絶対に反則技ですよね

原題の「I AM NOT A SERIAL KILLER」を一応まんま"アイム・ノット・シリアルキラー"って言う邦題にしてる意味がここでわかるんですねぇ
本当に"アイム・ノット・シリアルキラー"だったとは・・・

スリル感もそんなにないんだけどなんかみいられてしまうような映画でした
高校生が精神科医の死体をシリアルキラーにわたすまいとするのが実にいじらしかったかな

防腐処理って血液を抜いたあとに欠陥に防腐剤を注入するんですね
火葬と土葬の違いやねぇ

2016年製作、アメリカ映画
ビリー・オブライエン脚本・監督作品
出演:マックス・レコーズ、ローラ・フレイザー、クリストファー・ロイド、カール・ギアリー、クリスティーナ・ボールドウィン、ティム・ラッセル、ルーシー・ロートン

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