
昨日のブログ記事に続いて同じくチャンネルNECOで連続OAされた
「渡世人 命の捨て場」
一人で日活着流し任侠路線を支えていた高橋英樹さんのオーラス前の作品
ということでなんと日活の役者さんよりも主要な役所には
味方と言っていいのかはわかりませんが大辻司郎、嵐寛寿郎、中丸忠雄そしてヒロインに奈美悦子さん
ワル側には安部徹さんを筆頭に代貸には深江章喜さん、そしてなんだろう暗殺集団として八代万智子、榎木兵衛、佐藤京一と言った方々と屋台骨が傾いている割には
役者さんをきっちりと揃えているんですね
ただどうしても本家東映さん東映比べてしまうとプロットは薄っぺらいというか
主人公の高橋英樹のキャラクターからして我慢劇ではなり切れていないものの
見てる分には着流し任侠映画の世界観に浸れるのは
主人公の折り目正しさと脇の中丸忠雄さんとの男同士の心内だけで持たされてる作品でしょうか
オープニングでの横浜の殺しがここに繋がっていたとはねぇ
所というか舞台が上州ということで上州音頭とかも効果的に使われていたし
大正末期に設定されてる関係で、なんと大前田一家は健在なようですね
その何代目かの大親分に芦田伸介さん
流石の貫禄でしたが
ほとんど役に立たなかったかなぁ
主人公高橋英樹にしても最初はワルの安部徹の敷居を跨いで一宿一飯の義理紋章果たさずに
その相手の一家に居候ってあるのかなぁ
件の中丸忠雄自体一家を名乗ってるものの、本業のほかっていうか
鯉料理屋を副業としていたり、ちょっと異色な親分
刀はなぜか封印されてたり
その意味もわからぬまま、ヒロインが安部徹日本拉致されたら封印切してみせるわけですが
最初の一宿一飯の義理の果たし合いの時に英樹さんが丸腰の中丸忠雄に対して“いつかあんたにドスを抜かしてみせるぜ”って言ったセリフが
クライマックスでの伏線だったとはねぇ
見てる分には退屈しませんし、日活が映画製作の舵をロマンポルノに切る前の作品とは思えない作風でしたし
賭場での八代万智子の中盆に片肌脱がせてるのは定番でしたが、死ぬのはあまりにもあっさりだったなぁ
1971年製作、日本映画、日活作品、ダイニチ映配配給
松尾昭典監督作品
出演:高橋英樹、中丸忠雄、奈美悦子、大辻司郎、芦田伸介、嵐寛寿郎、柳瀬志郎、八代万智子、榎木兵衛、佐藤京一、深江章喜、雪丘惠介、河野弘、安部徹









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