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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

望み

2021-04-29 18:15:11 | 邦画
積極的に日本映画を見ていく企画として鑑賞した作品
つい2、3日前に見た「許された子どもたち」と双璧をなす作品
あちらは少年犯罪の加害者の視点で描いた作品でしたが
こちらはしぃう年犯罪に巻き込まれた少年の家族の視点に絞って描かれた作品
雫井健介氏の『望み』の映画化作品
ある意味「許された子供たち」では見終わってずっしりどうおもいもんが残るんですが
こちらの作品は内容的にかかっていたかどうかは伺いしれませんが、こっちが受ける重さには違いがないような気もするけども
最後には救いみたいなもので、重さをカバーしていた違いもあったのかなぁ
 
少年が殺されて、今まで幸せにというか、ふつうに平和に暮らしていた高校生の息子と受験を控えた中学生の娘を持つある一家
ある日息子が帰宅しない中で、少年の惨殺死体が発見され
それに息子が関わっていたようで
一瞬にして平和な家庭というか、家族が崩壊しそうになる
 
それはこっちの映画ではマスコミがこの家族の家に押しかけて無責任な報道をし、
家族が振り回されていき、息子を想い心配する家族のそれぞれの想いも心配もバラバラで・・・
父親は息子の無罪を信じ、逆に被害者であって欲しいと
母親はたとえ加害者であっても、生きてて欲しいと
妹は世間的なバッシングとかに潰されてそうになっていくし
家族でもこんなに思いは違うというとこを執拗に見せてくれる
 
こっちは無責任なマスコミ攻勢と、
やっぱ時代ということで無責任なSNSユーザーが”正義という名の偽善“でのネットリンチを加えていくわけで
大なり小なり現代社会の闇をこの映画でも浮き彫りにしてくれていましたが
 
そんな中で、父親と息子、母親と息子、兄と妹、両親と妹がそれぞれの想いの中で家族の関係性を見出していくということですか
母親の生きてて欲しいたとえ犯人であってもって言ういう”望み“が実に切ないし石田ユリ子さんの演技が素晴らしくリアルだった
 
被害者の家族である渡辺徹さんと竜雷太さんの堤真一に対する態度は
完全なる被害者側のステレオタイプとして描いており
どっちの葬式のシーンでもあまりにもステレオタイプすぎて・・・
そして警察から事件全容を聞かされるシーンはちょっと説明過多のような気もしないでもないですが
最近の観客はここまで丁寧に説明しないと納得せんのかなぁ
映像だけでそれにかぶせる加藤雅也の詳細なるセリフは無くても成立したような気がする
 
ここまで重たいものを散々こっちに背負わせたことへの償いなんでしょうか
この事件を乗り越えて生きていく残された家族の今後の生き方を見せて終わらせる必要があるのはわかるけど
蛇足的なこんなシーンがなくてもう良かった気がする
映画が完全にある一方向に観客を誘導しすぎでしょ
 
2020年製作、日本映画、「望み」製作委員会作品、。KADOKAWA配給
雫井脩介原作『望み』、奥寺佐渡子脚本、堤幸彦監督作品
出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、渡辺哲、竜雷太
 
 

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