
コロナの影響で、ここんとこ自粛ムードだったのが、いきなりっても薄々は感じてはいましたが、この週末不要不急の外出自粛が発令され
なんと東京は映画館もついに休館を決めたり、でおこもりに必須ということでレンタル店の品数が軒並みレンタル中でして
っていうか4月4日新作リリースまでは、家にあるDVDやCSの録画でしのいでいくしかなくて
って事で、渡哲也俳優生活55周年記念DVDからこの作品を
五木寛之原作の5、60ページの短編小説を池上金男が脚本を書き、舛田利雄が監督した1968年製作の日活作品、
日活もまだ屋台骨が傾く前ですから、当時の一本の映画が大体90分前後で納めての二本立て興行が当たり前なのに
なんとこの作品109分と言う長尺ですし、レコード界の内幕作品ですから
クライマックスには売り上げ競争を持ってきてまして、日活映画としてはアクションもありませんが
見てて最後まで飽きないって言うのは原作もいいんでしょうが
それを原作のもってるクライマックスの緊張感と
そこに行き着くプロセスにおける主人公とその敵役との葛藤えお映画として昇華させた池上脚本のうまさ
そして新人艶歌歌手としての水前寺清子の持ち歌を見事に絡ませていく作劇術の妙が相まって
徹底した娯楽作品になってるんですね
レコード界というか歌謡界が舞台ですから水前寺清子との関係でクラウンレコード全面協力ってことで
昭和歌謡を彩った黒澤明とロスプリモス、美川憲一、笹みどり、青山ミチ、一節太郎そして最終的に売り上げ競争相手となる男性アイドル歌手として団次郎(今じゃVシネで親分役でお馴染みの団時郎さんがお若いこと)と全面協力してる
アクション映画ではなくて、かほど楽しめる作品なんてそうザラにあるもんではない
更に劇中、芦田伸介演じる演歌の竜が日本海の寂れた旅館で、女中に慰められるって言う
ドキュメントがあり、本編でも日本海の荒波の映像が度々心象風景としてインサートされてるんですね
で、この映画にヒットからなのか
演歌の竜の誕生前日譚として五木寛之さんは『艶歌:海峡物語』を再び書かれたし、CX(フジテレビ)だったでしょうか、芦田伸介さん単独で、コレまたこの作品の後日談としての演歌の竜を描いた『旅の終わりに』もドラマ化されておりまして
俗に艶歌三部作となるんですね
1968年製作、日本映画、日活作品
桝田利雄監督作品
出演:渡哲也、佐藤慶、芦田伸介、水前寺清子、松原智恵子、牧紀子、藤竜也、青木義朗








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