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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

博徒七人

2017-10-30 16:38:51 | 邦画
東映さん一体どうなってるのやら
永遠の封印映画と言われてる「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」のDVDをとうとう一般発売してしまいましたし
昨年にはこれまた映画のモデルとなる実在の人物が反社会的な人物と言うことでこれまた封印映画としてカルトとなっていた「山口組三代目」と「三代目襲名」を
所謂追悼高倉健を理由としてなのかは不明ですが、時代的にタイムリーだったのかビデオテープのみの発売だったものをDVD化して一般発売しちゃったし・・・

そしてこの身体障害者を主役にしたヤクザ映画の「博徒七人」をCSながらも
東映チャンネルで初OAしてしまいました
博徒を主役に配してるけども、
鶴田浩二は隻眼、
藤山寛美は片腕、
待田京介は盲目、
山本燐一は片足、
大木実は顔がケロイド、
山城新吾は聾唖、
小松方正は儡僂と、みんな現代語でゆうと障害者ではあるものの
それぞれに特異な武器のエキスパートな訳でして、彼らが善悪入り乱れて活躍する着流しヤクザ映画

主要キャラ全員が障害者と言うことで、障害者差別に当たると劇場での公開を除いて封印映画のレッテルを貼られていたもの
それを映画のオープニングの前に"障害者どうこう"というテロップが入りますがTVOAした東映チャンネルの英断にまずは拍手

脚本の笠原和夫が七人の侍をヤクザでやりたいと言われて
まんまパクってもおもろうないし二番煎じはあかんやろと、
主要七人にハンディキャップを負わせたようで
それが映画としては成功してるし、二番煎じになってないのがいいんだよねぇ

二大組織の対立の間に挟まれる鶴田浩二のたち位置はちょっと「用心棒」的であるし
西村晃の医者はまさに「酔いどれ天使」と言うことで
笠原和夫脚本は黒沢明の美味しいとこどりしちゃったようですね

この映画のいいとこは片腕だ片足や盲目、そのことで悪口を言われることもなく、
敵がそこを弱点として責めるということもなく、
あっけらかんとした娯楽作品に仕上げてるとこかなぁ
七人もいるので何人か死にますが、所謂娯楽映画として東映ヤクザ映画の基本的なパターンとしての我慢劇のヤクザ映画のプロットを壊してるのもある意味成功の秘訣かしら

小沢茂弘監督さんは職人ですよね単純な勧善懲悪のヤクザアクション映画として
それぞれのハンディキャップや武器の特徴をいかしていましたが
私も10年以上も前に見てるけど大筋では記憶にとどまってましたが
こんな映画だったのかって新鮮に見ることができました

東映チャンネルではこの映画の続篇の「お尋ね者七人」をOAもしてますし録画もしました

1966年製作、東映作品
小沢茂弘監督作品、笠原和夫脚本
出演:鶴田浩二、藤山寛美、山本麟一、待田京介、小松方正、山城新伍、大木実、桜町弘子、松尾嘉代、西村晃、金子信雄、遠藤辰雄

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