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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

修羅のみち5 東北(みちのく)殺しの軍団

2024-08-23 18:30:28 | 邦画
このシリーズを順次見ていくつもりでおりますが、一応主役の善玉である哀川翔さんがこの5作目で命を落としはって
次から原田龍二さんが主役で新章がスタートするという節目の作品になるということで
今月のオールインがリリースされる前にキリがいいとこまで
って
ことで急遽予定ってもあってなきがごとき予定を変更
予定変更にならへんですが哀川翔シリーズ最期の作品を先に見ておくことに
 
毎回日本のどこかの地方都市を中心に東と西の対立を持ち込んだ形で各地の東映ビデオに製作進行を任せている作品ですが、今作も一応東映ビデオ東北支社が主体とエンドクレジットには出るものの
なんと今作のお話の舞台は端から最後まで東京になっておりました。
 
ってことで郡山の黒田組の枝の組織である岡田正典演じる福島郡山の荒尾組組長荒尾は黒田組の清水昭博と兄弟分ということで、東京のしのぎを任せるってことで黒田より偽札作りを任される
今回はそう言うことで99%の確率で本物に近い贋札を刷りに刷りまくって東京の企業や物件を買いまくりの荒尾の行動に疑念を抱いた吉田が
調べに調べても贋札を見抜くことができずにいる中
 
荒尾の行動に不審を抱いた仙台の一本独鈷の菅田俊演じる冬木組組長冬木が東京に出てきて
実は大神組で若い頃吉田と一緒に修行した仲だったが荒尾と吉田とのやりとりの中で冬木は吉田と兄弟分の契りを交わすのであった
 
今作では再び関東供住会幹部として力也さんが返り咲き出演
珍しきと言うか哀川翔さんの最期って言うことで普段おやりにならない擬闘アクションまで披露してくれて花を添えられていたんですね
さらに福島から三人の最凶殺し屋軍団まで現れて死闘を繰り広げる中
なんと山王組会長の死によって黒田が山王組のトップに・・・
吉田打倒を胸に日本一の君臨に花を添えるために黒田が東京に現れて吉田と死闘を繰り広げるものの
なんと吉田は黒田との死闘の果てに黒田によってその息の根を止められてしまう
というお話で
なんでここで主役交代になるのって言うようなお話なんですが
これ以降大神の実子で元傭兵だったって経歴の原田龍二さんが新しい大神組三代目として実父と二代目吉田の敵討ちと黒田と対決していくって言うことになるんですね
 
まぁゲストとしてアクの強い演技を見せる岡田正典さんに菅田俊さんに力也さんと哀川翔さんのラストにしてはちょっと寂しい感じもしないでもないですが・・・
まぁかなり面白い作りになっていたのと翔さんの死に方が実に花々しくて最後は真っ赤になって散っていきましたねぇ
 
2002年製作、日本映画、ナック作品
小澤啓一監督作品
出演:哀川翔、小西博之、力也、金山一彦、亀石征一郎、松田優、小林慈央、白国秀樹、丹野由之、江口尚也、神威杏次、岡田正典、工藤俊作、菊池隆行、清水昭博、菅田俊、松方弘樹
コメント (2)
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ゼロ・コンタクト

2024-08-23 05:05:48 | 洋画未公開
2022年に製作された映画ということでちょうど世界的にコロナパンデミックの時代だったために非接触で映画が作れないかということで
俳優スタッフ全て非接触(ゼロ・コンタクト)で作ったらこんな作品が作れたよって言う映画
こんな映画に出演するとはねぇアンソニー・ホプキンスもって言うような映画だった
やっぱアイデアはいいかもしれないがこれは近未来の映画でもないし、映画の未来をものがったってる映画でもないし実験映画でもない
 
何せ全員がリモートでの撮影ですから画面はPCモニターかスマホ画面の細長い縦画面だし1画面に二人ないし全員っても5人がリモートのブロック画面で映るだけでほとんどアクションもない一歩通行の絵だし
まぁ脚本がそれなりだったのか一応リモート画面のみでどこまで出来るか?
実験的な意味合いの濃い作品だったと思うが、ちゃんとストーリー的には鑑賞に耐え得るものにはなっていたかな
でもオチは見えてたしあれではオチが実に弱かった。
 
天才エンジニアのフィンリー・ハートが死に、彼の発明した瞬間移動装置を急遽稼働させるために全世界に散らばっていた彼の会社の主だった者4人がフィンリーの息子によってリモートで集めらた
それは5人それぞれに遺されたパスコードを60分以内に入力し、失墜したフィンリーの信頼を回復させるためだったが
しかし、今この瞬間移動装置を稼働させると地球が滅亡するかもしれないという危険も孕んでいた
 
がそう言うことを侃侃諤諤と話しているうちに一人が何者かに殺害され
もう一人はなんと自死してしまって
残されたコード入力の時間が刻々と迫ってくる中で果たして残りの人物たちはコードを入力するのだろうか・・・
 
まぁコロナパンデミックの中ても旧態依然とした撮影方法で映画は数々作られてきてたわけで
TV番組特にワイドショー的なのはリモートでOAしてましたからこう言う撮り方もあってもいいかとは思われますが
これで96分持たせるのはかなり見てるこっちもキツいやね
話にふくらみがないと
まぁアイデア勝負の一種のキワモノ映画としか見なされない訳で
最初に書いたようになんでアンソニー・ホプキンスがこの映画に出たのかなぁって言う疑問だけが残るし
普通に撮ったら多分この映画よりもきちんと面白いサスペンスミステリー映画となってたプロットが残念ですよね
 
2022年製作、アメリカ映画
リック・ダグデイル監督作品
出演:アンソニー・ホプキンス、アレクス・ポーノヴィッチ、クリス・ブロシュー、ヴェロニカ・フェレ
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