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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

1%er ワンパーセンター

2024-03-23 20:08:41 | 邦画
2022年に一度目の公開延期を受けて、2024年の今日3月23日に万難配して劇場公開が決まり、同日配信解禁ということだったものが
再び諸般の事情を鑑み劇場及び配信延期となってしまった作品
TAK∴さんこと坂口拓主演のこの作品2022年に製作完成していたものが
 
そう、いわゆる映画界を激震させたあの性被害事件で坂口拓さんや園子温監督、そして
榊英雄監督は裁判で有罪判決受けてるし、木下ほうかさんはもう干されてるってか追放されてる
まぁハリウッドと時を前後して日本映画界でも”Me Too”の嵐が吹いてその影響を受けた映画の一本
 
なんとか公開に一年以上の日数がかかったものの一応当事者と目されてる人物の主演映画ということでこれまた再び公開が取りやめになったわけで
そう映画自体に罪があるわけではないものの、加害当事者の主演となるとやっぱ世間が許さないようで・・・見られないとなると見たくなるのがこれまた人情でして
米盤のBlu-rayがリリースされていたのを見つけましたので
早速とはいえ被害者のことを考えると見ていいのかとは思いつつも
不謹慎ながらも作品に罪はないという考えのもとで視聴しました
 
まぁある意味アクション俳優の坂口拓をそのまんまモデルとして作りあげたアクション映画だったんですね
アクションのリアルさにこだわりを見せることで、映画界からも干されていくアクション俳優さんが
自分で映画作ったろうかリアルさにこだわったやつを・・・
っていうことで資金提供をお願いしたスポンサーから孤島にある工場廃墟を紹介されて
そこに弟子の若者とロケハンに行ったら、先にメジャーアクション映画が撮影してたり
そこに隠されたヘロインを巡って殺し屋やギャングたちがいて
 
そんな孤島の廃墟で堅気のアクション俳優と暗殺者たちが入り乱れての殺し合いをリアルアクションで描いた作品
 
っていうか現実と虚構の世界との境界線がはっきりしなくなって行ってるアクション俳優を坂口さんがご自身の肉体の限界を見せて演じてくれてる作品で
こう言った低予算でアクションにこだわりを見せる作品はアメリカ人には好評のようで
ハリウッドでも火がついた”Me Too“問題がある作品でも他国のお話って割り切って公開するとこがすごいよね
 
まぁ作品に罪はありませんからっていう割り切り方なんでしょうけども
日本ではまだまだ公開に関しては尾を引きそうですね、何せ主役ですからね
木下ほうかさんの出演作品は脇役ってことで公開されたのにねぇ
 
2022年製作、日本映画、WiiBER作品
山口雄大脚本・監督作品、園村健介アクション監督
出演:坂口拓、福山康平、成海花音、福田ルミカ、板尾創路、平沼紀久、青柳翔、石井東吾、堀部圭亮、駿河太郎、広井王子、石丸謙二郎
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真・鮫島事件

2024-03-23 05:05:59 | 邦画
これもJホラーってことでアルバトロスから4月の新作DVDとしてリリースされた作品ですが
映画として製作され劇場公開されたのはなんと2020年ということで
なんでそんな前の作品、それも2000年前後にネット上で騒がれた怪奇譚の作品が二次使用としてこんなに時間が掛かったのかは不明ですが
あえてこれも詮索しないほうがいいのじゃない・・・なんちゃって(笑
 
丁度2020年っていうたら、コロナの時代で街中では全員マスクだったし
学校の授業しかり、会社仕事から会議に出張にの,いや飲み会までがリモートで行われていた時代
今見たら変に懐かしさを感じさせる事態でしたがみんな真剣にリモートに取り組み
家でPCの画面見つめていた時代でもあったんですね
そう映画製作に関しても俳優さんやスタッフさんとの接触が問題視されていた時代でもあったわけで
製作側もなんと○○組のスタッフの中にコロナ担当者を置いて映画製作していた時代でもあったわけで
 
そんな時代背景を見事に映画の中に取り入れて作られた作品でもあったわけですね
プロット自体が全てリモートのパソコン画面だけで構成されており
一応各自動きが取れない中でそれぞれが恐怖を味わうっていう形での
役者さんがそういう意味でも全員が非接触で一本の映画を撮って見せたって言うプロットとしても現実撮影に関しても役者を非接触で撮影させるっていう
離れ業で作った作品でもあったわけね
ある意味斬新な構図で一貫していた
 
観てるうちに監督さんはこう言った時代を反映させた作品を残してみたかったっていう意図も見えたし
それによって映像的な恐怖もある意味増長させて見せたりという意図も見えて
やってくれたなぁって思いながら見てましたが
やっぱ最終的に完全非接触は無理でヒロイン武田玲奈とその兄を演じる佐野岳さんとの、兄を恐怖の次元から救い出すって言うシーンでは流石にあっちの世界からこっちに引っ張り救い出すって言う場面は非接触では無理だったようですね
できれば全編全役者非接触で撮って欲しかったなぁ
残念です
 
でもうまいよね、ホラー映画としてこれほど映画的にも完成度の高さを誇っていい作品だったとはねぇ
まぁリモート飲み会も題材として恐怖に寄与してるし、スマホでのTV電話機能もやっぱ時代を感じさせてくれるし
七つの大罪を絡めてくるプロットの組み立てもうまい
こんな面白い作品がDVD化されずに4年も眠っていたなんて
どっか絶対なんらかの力が作用してたんじゃ
って疑ってしまいますよね(まだ言うのね
 
エンドクレジット後に一映像ありますので最後までご鑑賞のほどお忘れなく
 
そうなんですねネット上でもいろんな都市伝説として様々なものがあるっていうことを改めて知りました
次は「きさらぎ駅」ですかね
 
2020年製作、日本映画、「真・鮫島事件」製作委員会作品、イオンエンターテインメント配給(イオングループとしては自社でいわゆるシネコン型劇場網を全国に持ってるから企業として関わっていけるとこが強みかな)
永江二朗脚本・監督作品
出演:武田玲奈、小西桜子、濱正悟、林カラス、鶴見萌、山形啓将、水島里菜、佐藤仁、しゅはまはるみ、佐野岳
 
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