MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

女ざかり 白く濡れた太股

2024-03-15 20:08:51 | ピンク映画
チャンネルNECOで3月10日の深夜枠だ拾った
ってもしじみ姐さんが出演してるってことできちんと予約録画しておいた作品ではあるのですがね
2020年製作のOP・PICTURES作品
もうこの時代になるとピンク映画の新作を製作してるのは大蔵映画っていうかOP・PICTURESさんだけでして
 
都内に2館あるピンク専門上映館で新作を上映してるのは上野オークラだけでして
池袋は旧作でフィルムジャンクされてない作品とかのリバイバル上映だけで糊口を凌いでる有様でして
そんなOP作品の一本でして、一応パッケージ化もされてる作品
っていうかOP作品をパッケージ化してるスターボードなる会社も実に奇特な会社とも言えるし
そんなOP作品も今では撮影器材がデジタル化したためにフィルムでない利点を活かした形で、なんとR -15のレイティングにトリミングや再編集してテアトル新宿で一般劇場を借り切って特集上映したりと
 
ピンク映画も映画として新しい客層
そうつまり女性層の客の掘り起こしをしているわけですが
この作品はそんな時代の流れに乗れてないというか
逆行するかのような旧態依然とした濡れ場に全勢力を傾注しただただヒト時代というかピンク映画全盛時はこういう作品だったんじゃって言う
昔はよかったって言う事をあえて知らしめてくれるような作品を
 
小川欽也さんなら撮ってくれるだろうって言う事で敢えて作ったような時代錯誤的なっていうか本家帰りしたって言うような作品でした
そんなとこからでしょうか本編で決められてる一本70分の尺とは大幅にカットしての
TVOAされたこの作品はなんと51分の尺しかありませんでした。
 
女優さんはピンク映画としてはしっかり4人も脱がしているしでサービス精神満載ではあるのですが
先にも書いたように濡れ場を見せるためだけに作られた作品と言う事でプロットはスカスカな作品となっておりました。
しじみさんだけが演技巧者で主演の西森エリカさんの演技が完全に浮いてしまって締まらない作品それをしじみさんでも補えずと言った作品でしたかね
 
スカスカ内容にさらに20分近くカットしちゃうと言う荒技に見るも無残な形骸だけを見せられるこっちも辛いよね
っていうか一つ褒めるとしたら西森エリカさんがちっぱいだったことだけかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
小川欽也監督作品
出演:西森エリカ、初美りん、小野さち子、しじみ、可児正光、平川直大
 
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ザ・パイロット

2024-03-15 05:05:34 | 洋画
私はジャケット借りですからタイトルとジャケットの絵面は一瞥だけでセットレンタルに組み込んでそそくさと自動レンタル機の操作に行っちゃう人なので
家に帰って円盤をプレイヤーに入れて
本編前のロゴや何かの文字を見るまでどこの国の作品かなんてわからないわけでして
で、この映画も初めてプレイヤーにかけてロシア映画だってわかったんですが
 
まぁウクライナへのロシア侵攻以来あんだけ輸入されてたロシア映画もめっきり減りまして今や中国映画が大量にDVD化されていますが
この時期に映画の内容が第二次世界大戦とはいえロシアのプロパガンダ臭がプンプンする映画を見ても良いんだろうかって迷いましたがレンタル用のケースに(2021)って記載されてて
 
ロシアがウクライナに侵攻したのは2022年ですから、侵攻前に作られたプロパガンダならまぁいいかって言って自分を納得させての視聴でしたが
まぁつい2、3日前にはこれまたウクライナ製の対親ロシア派民とウクライナ兵とのクリミア占領後のドンバス内戦というかそんなウクライナ映画も見ていましたねぇ
さらにこの作品はアルバトロスがヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2024>に出品者してる作品でもあったんですね。
 
邦題が「ザ・パイロット」の割にはもう最初の空中戦でドイツ軍に撃墜された
主人公が映画の大部分をいわゆる雪の山中をドイツ軍の追跡から逃れて
たった一人銃創を受けたまま逃げるサバイバル映画になり
ドイツ軍の他に群狼に囲まれ、雪と寒さと戦いつつ鍛冶屋さんやら、若き軍医に助けられて味方の陣地にたどり着く中で彼の命の代わりに助けた彼らは死んでいくんですね
 
そしてなんと壊疽のために両足切断に遭いながらも、リハビリに励みなんと再び空軍に復帰するというお話だった
一応この主人公は架空の人物で一応虚構のサバイバル映画ですが
そこはロシアの戦争映画ですから
最後には主人公同様に戦争によって足を失うものの、戦闘機乗りとして復帰した数人の実在の空軍パイロットの名前と足を失った経緯と復帰後の軍功の紹介で締めくくるという
もうプロパガンダそのものの映画でした。
 
2時間近い尺でドッグファイトも雪原サバイバルと空と陸と縦横に使った壮大な映画だったのは認めます
やっぱロシアはいろんな意味で大国ですよね
 
2021年製作、ロシア映画
レナト・ダヴレチャロフ脚本・監督作品
出演:ピョートル・フョードロフ、アンナ・ペスコワ、パベル・オサドチー、マクシム・エメリャノ、ニコロズ・パイクリゼ
コメント (2)
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