MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

キラー・シャーク 殺人鮫

2024-01-17 20:08:23 | 洋画未公開
「MEG -SHARK」と題して八本の鮫映画を集めた米盤のBlu-rayを購入しておりまして、原題でallcinemaさんで検索したらそのうち6本がヒットしたちゅうことで
未公開作品として日本ではDVDスルーされてると言うことでその6本を見ていこうって言うことでの2作目はこの作品
2006年に日本ではリリースされておりますので
見出し画像を探し出すのにも苦労しました
 
米国の製薬会社に絶海の孤島でガンについての研究を行っていたキング博士から連絡が入り特効薬ができたって言うもんだから
製薬会社の社長以下それぞれの担当者が現地に赴くと
なんと博士は人間にサメの遺伝子を組み込んで凶暴なサメ人間を作りあげていたのだった。
そして今やってる実験はそんな鮫人間と人間の女性とセックスさせて
そうお魚さんでも交尾する魚だからサメは“鮫”って書くんですよね
って言うことで捉えた女の腹を割いて取り出すサメとの交配種の人間をどんどん製作していくのはいいんだけど
鮫人間(原題「Sharkman」ってまんまやん)は島に招かれた製薬会社のメンバーに襲いかかる
 
孤島を舞台にサメと人間の遺伝子が合体した生命体が人々に襲いかかるB級モンスターアクション映画と言った趣向なんでしょうが
実は鮫人間に襲われるものの鮫人間の描写が実に少なくて
博士は製薬会社に恨みがあって全員殺戮、女たちは子種のもとにって言う腹づもりで傭兵雇っていたものの
製薬会社の技術者のおっさんが戦闘能力発揮して銃を乱射してランボー並みの大活躍で傭兵たちをバッタバッタと薙倒していく様を見せつけられる作品で
 
水陸両用の鮫人間が霞んでしまった作品
サメ人間にされてしまったのはヒロインの旦那さんなんですがヒロインは製薬会社の技術者さんと・・・
いやB級映画だからこそでしょうかこのヒロインかなりハクかったなぁ
もう製薬会社の技術者さんのどこにあれだけの戦闘能力があったのやら
社長も殺されてしまったし
エンディングでは二人して浜辺歩いていたけどどーやってここから帰るんやろって心配に・・・
 
鮫映画ちゅうよりも人対人の銃撃戦映画って言った方が正しいと思う作品でした
 
2005年製作、アメリカ映画
マイケル・オブロウィッツ監督作品
出演:ウィリアム・フォーサイス、ジェフリー・コムズ、アーサー・ロバーツ、ヴェリザール・ビネヴ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メンドウな人々

2024-01-17 05:05:44 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうと言う企画と
今作は的場浩司で視聴した作品
普段はヤクザ演らしたら天下一品の凄みを隠せない的場浩司がスイーツおじさんの素顔さながら普通のおじさんを演じてるって言うのが見たかっただけのお話で見たんですが
 
なんとこの作品“青春と食と地方”をテーマに映画製作していこうって生まれた“ぼくらのレシピ図鑑シリーズ”と言う映画製作活動で地方の地域密着であると同時に地方のFCとの連携で作られていく作品の様ですね
で、この映画はその三作目なんですが
第一作は見てないものの、第二作目の「夏、至るころ」は日本映画を積極的に見ていこうって言う企画と、なんと原案・監督池田エライザ作品と言うことで見ておりまして
その時は福岡の田川のお話だったんですが
今作は富士山が見える町富士吉田を舞台に高校のうどん部が作る“吉田うどん”のお話をメインに高校生たちを主人公にしたアオハルを描いた作品
 
っていうかうどん部で気付かされました。表題の“メンドウ”っていわゆる“麺道”と“面倒”がかかっていたのね
ってもこっちの“面倒”くさいお話ではなくメインテーマは、登場人物みんなそれぞれに悩みがあって、それを日常の中で乗り越えられずに暮らしており
ってとこはある意味“面倒な人々”ではあるんですが
そんな人たちが一歩を踏み出していこうって言うとこで終わる作品だから
この映画もある意味平板に綴られていくだけで一歩踏み出すようなきっかけとなるような盛り上がりはないものの
 
彼らが接していく中でそれぞれが踏み出す一歩を見つけると言うとこは的場浩司にしてもいいおっさんなんだけど
その一歩を踏み出す踏ん切り自体はいくつになっても人間って青春なんだなぁって
思わさせてくれた作品というのかなぁ
 
このシリーズの一作目も機会が有れば日本映画を積極的に見ていこうって言う企画の一本として見て見たくなりました
ってのもこの三作目と同じ監督作品でもあるので・・・
 
筒井真理子さんの鸚鵡返しの演技は秀逸でしたよね
ぜってぇ的場さんに興味あるような雰囲気出すぎでしょ
 
まぁこう言った企画で作られる作品ていうのは地方振興に意味もあるので2年に一本の割ではなくもっと作られてもいいような気もしますが何せ映画ってお金がねぇかかるし
こう言うのに国から補助ってでないのかねぇ
地元還元って代議士先生がパー券のキックバックの一千万でも出してくれりゃ領収書もちゃんとでるし政治資金規制法にもひっからずに映画は作れる、選挙にはきっと勝てるよ
地元振興だからね
 
2023年製作、日本映画、山梨放送・映画24区作品
安田真奈脚本・監督作品
出演:片岡千之助、藤嶋花音、柳明日菜、大迫一吹、翔、佐藤鯨、鳴海翔哉、瑚海みどり、坂本ちえ、西山宏幸、内山由香莉、上村健也、筒井真理子、的場浩司
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする