MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

シャーク・イン・ベニス

2024-01-10 20:08:25 | 洋画未公開
ちょっとした米盤のBlu-rayを中古で入手しました
Blu-rayのタイトルは「MEG−SHARK」なんと8本のサメ映画を二枚の円盤に焼いてあるんです
米タイトルでallcinema さんで検索したら6本がヒットしました
多分にヒットしなかった作品は日本では輸入されなかった作品ということで
今後はこの6本を随時ここのブログでアップして行こうと思います。
 
まずはこの「Shark in Venice」、検索結果まんま読み下した「シャーク・イン・ベニス」という作品がヒットしました
さらに出演者ではスティーブ・ボールドウィンとヴァネッサ・ヨハンソンが一致ってことで同一作品ということで
早速視聴
2008年製作で、日本では2009年にDVDスルーの扱いだったようです
オープニングでの会社ロゴはアサイラムではありませんでした(笑

なんとサメがヴェニスにいるというありえねぇ設定だった!!
サメは海中生物ですから海の上に建てた海上都市であるヴェニスにサメがいても問題はないけど・・・
この作品実はサメがメインドラマにちょっと関わるだけでメインプロットは宝探しのお話
ヴェニスということで財宝はメディチ家のお宝
そのお宝が隠されてる海中洞窟のお宝守護のためにサメを海中に離し守護させていたものが、年月を経てデカくなりさらにツガイで放流したのかサメも増えており
なんとヴェニスの水路を辿ってゴンドラの人とか襲うんですが
このヴェニスの水路って海水なのかいわゆる水路だから川なのか?私には知る由もありませんが淡水でも水っていういい加減な理屈で水路で人を襲うし
宝探しに来る窃盗団の人員が洞窟にたどり着く前に餌食になってしまう
 
サメさんは多分にCGだと思いますが人体破壊のグロ描写は海水が赤く染まる程度ですから怖さはない
先にも書いたように87分の映画尺でサメが写るのは三分の一くらいかな
後は人間ドラマ部分でサメとは全く関係ない、メディチ家の財宝を取り出すお話になっており、スティーブ・ボールドウィンが恋人のヴァネッサ・ヨハンソンを人質に取られてサメを掻い潜ってお宝のありかを水中洞窟の中で探ささせられる役で
 
もうクライマックスはサメと人間の戦いではなく
警官隊と窃盗団との銃撃戦でして
こちらにも銃弾の曳光のCGに傾注されてたなぁ
サメは一体どこいったの?って思ったら窃盗団のボスとボールドウィンとの格闘の果てにボスに食いつくっていうだけやったなぁ
 
それでサメはそのまま放置ですから今後もヴェニスの水路で人を襲うんだろうなって思わせる終わり方
サメ映画なのにサメを退治しないでエンディングになる変な作品だったなぁ
 
2008年製作、アメリカ映画
ダニー・ラーナー監督作品
出演:スティーブ・ボールドウィン、ヴァネッサ・ヨハンソン、バシャー・ラハル、ジアコロ・ゴンネラ、ダニー・ラーナー
コメント (2)
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ランサム

2024-01-10 05:05:24 | 邦画
10日にしてようやっと新年のレンタル作品の第一作に選んだのはこの作品
もちろん個人的には小沢仁志さんが出演されてるってことですが
還暦を迎えて活動が活発になってきてる小沢兄貴です
今までは、オールイン一本でっていうような活動でしたが、いろんな作品に出演されるようになってきており
兄貴にとってはいいことですが、このままいくとVシネマの任侠ドラマの先が細っていくだけっていう危機感を感じてるのは私だけでしょうか

今作もあの松竹を追ん出されたヒットメーカープロデューサー奥山和由さん総指揮のもとにアクション映画に造詣が深い室賀厚さんを監督に迎え
韓国アイドルを主演にって言うことで作られたガンアクション映画
惜しむらくは小沢兄貴にも「BAD CITY」並みとはいかないまでもアクションに参加してほしかったけども
奥山さんですから観客は何を見たいかって言うことを十二分に理解して作っているのがわかる作品

小沢兄貴は日本の闇社会を牛耳るフィクサー
ここまでどんだけの人を泣かせて今日の地位を築いてきたんだっていう人物
権力も金もなんでも手に入らないものはないという人物
現在は娘と後妻との三人で暮らしており何不自由なく娘も育ち継母との仲も良い音大生
その子がある日下校途中に5人の男たちに拉致されて
身代金一億の要求が届く

5人の男たちにはそれぞれ小沢仁志演じる金村に恨みを抱いており
って言うか韓国人の若者は銃器販売に関わってきてそのまんま仲間に加わった男
そしてこの時代ですからITに精通した仲間もおり
身代金要求や受け取りにそのテクノロジーを駆使して追跡不能にする役割を果たす人物まで
主人公には日本映画初主演となる韓国アイドルのユン・ソンモが務めており、誘拐した娘を殺させまいってヒロインの面倒を見ている

まぁ一癖も二癖もある犯人たちにもそれぞれの事情と思惑かなんかが見えて
こいつは仲間割れして自滅して行く映画だと思って見てましたが
身代金詐取の方法がIT駆使しての目新しいものであったのと
その後悪徳刑事である永倉大輔さん達が一億狙って参入してきたことで銃撃戦が始まって映画的にはこの銃撃戦は一つの面白さであるものの
この主人公実は・・・

ってことでお話自体が二転三転するシノプシスで見所は銃撃戦ではなくて
そてぞれの人物が抱えてる金村に対しての思惑だったり
実は金村には知りたいことがあり、女の誘拐を企画したんじゃないかって言うような節も見えたりと
人間の欲と業の深さを見せてくれてた作品でもあるものの
この誘拐事件によって金村家が瓦解するとはねぇ

先に書いたように私自身も予想が外されたようにガンアクションだけで見せる作品ではなかったけど
主人公演じてる韓国アイドルのユン・ソンモさんの流暢な日本語にはびっくりさせられた

2023年製作、日本映画、「ランサム」製作委員会作品
奥山和由製作総指揮、室賀厚共同脚本・監督作品
出演:ユン・ソンモ、吉田玲、中村優一、寺中寿之、長濱慎、紺野千春、板垣有紗、中原翔子、川下大洋、永倉大輔、小沢仁志
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