恥辱の師弟愛

チャンネルNECOでの深夜枠でOAされてるこの30分枠での埋め草番組

いろんな意味でブログ書くのに重宝させてもらっています

っていうことっで今日はこの作品

2021年にOAされた「世にもエロスな物語～熟壺～」という作品のオムニバスの一本としてOAされてた作品

 

村上涼子さんという熟女AV女優さんが出演されてるこの作品

オルガの本編では「恥辱の愛-生殺与奪の師弟関係-」という110分の作品

絵描きさんとモデルとの関係って言ったら個人的には、私が大好きなAV女優野波多野結衣さん出演でやはりこの“恥辱の愛”シリーズからの「裸婦画の女の妖艶奉仕 」という作品は実に数回見てるって言うのもあるとは思うのですが、きちんと隅から隅まで覚えているんですがねぇ

そしてこの“恥辱の愛”シリーズはあの芥川作品からネタをもらってると言ってもいいシリーズだったのね

 

こちらの「恥辱の師弟愛」って作品は先にも書いた様に一度は「世にもエロスな物語」野一編として見てるはずなのに

全く記憶に残る残っておりません、まさに“忘却の彼方”でした

そう“忘却とは忘れ去ることなり。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさ”とは菊田一夫原作の「君の名は」の有名なオープニングナレーションですが

私の記憶のヒダのどこにもこの作品の残滓さえなかったってことで、完全に忘れ去っており全く新しい作品を見る目で見ていた私がいましたねぇ

村上涼子さんでさえお初のお方だと思って見てましたからねぇ

 

そしてなんとこの作品には粋なオチまでついていたとは

思ってもみなかった。

 

切り口の違う記事はコチラ

わたしの魔境

いやまさかのオーム真理教を扱った作品だったとは

思いもしなかったけど、ジャケットよく見ればやっぱそうだよね

この作品も日本映画を積極的に見て行こうって言う企画で視聴した作品。

今月珍しくアルバトロスから邦画それも劇場公開された作品が三本もリリースされるなんて珍しいことですよね

さらに先に見た「メイヘムガールズ」とこの作品は店頭にならぶんですが

 

どこのDVD屋さんに問い合わせても「オカモロさんで」だけは問屋が扱ってないそうで

でもAmazonでは扱ってる様ですが、わたしは通販もしない人ですからレンタルで見ることで

こういった作品はけっっこうアメリカでBlu-rayになって逆輸入されてくるっていうのが多いのでそっちに任せて

この作品も片付けておきましょう

 

もう20年以上も前になるからオーム真理教のはことは忘れられがちですし

主要人物たちはもうほとんどが死刑になっており、ある意味このオーム真理教の事件を風化させないためにもこういった作品を作るってことも必要なんでしょうね

 

主人公を演じてるのは元NMBのアイドルだった近藤里奈って言うお姉ちゃん

大学新卒で希望を持って入社した会社がマルチ商法のブラック企業で

自分の失敗から先輩にその責任とレイプされ、上司は取り合ってくれない

この心のモヤモヤをどこに持っていけば・・・
そういった若者たちを言葉巧みに集めて来て、教義という名のもとに純真であればあるほど洗脳しやすいんでしょうね

カルト教団の信者として育てていく様と

 

いわゆる学者、ジャーナリスト、宗教家とかのオームに対する批判とかのリアルインタビューを随所に挟みながら

純粋な若者ほどグルの教義にはまっていく

そうこっちから見てるとこんな単純なことでこうなってしまうのかって思わされる箇所もいくつかあるし

退団したくても出来ないんじゃなくてさせないっていうのもすごいし

そういった目覚めた分子の始末とか、うるさく言ってくる親兄弟のこの世からの抹殺方法とかグルがきちんと指示していくんですね

 

大きな権力を持つと人はあれほど変われるものなんですね

何せうるさく行ってくる親を始末しに子を行かせるんだからねぇ

 

オームの犯罪のごく一部しか映画にしてはいないものの

こう言ったカルト教団が未だにいくつも日本に存在し、若者が盲信していく現状にも未だにびっくりさせられてしまいました。

 

2022年製作、日本映画、「わたしの魔境 」製作委員会作品

天野友二朗脚本・編集・監督作品

出演：近藤里奈、櫻井健斗、牛丸亮、山中アラタ、小原徳子、児玉拓郎、江藤あや、芦原健介、園山啓敬介、範田沙々、桝田幸希、西原愛夏、須森隆文、上埜すみれ、梁瀬泰希、竹田哲朗、入江崇史、アベラヒデノブ、津田寛治