goo blog サービス終了のお知らせ 

MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

くノ一忍法帖Ⅱ 聖少女の秘宝

2023-03-27 20:12:02 | OV
先に見たキングレコードからリリースされた90年代のレンタルショップ高回転アイテムであったエロチックVシネマ時代劇「くノ一忍法帖 」の第二弾ですが、
これってある意味意図的に60年代に東映さんで映画化されていた「くノ一忍法」を第一弾とする「くノ一」シリーズの第二弾「くノ一化粧」のリメイク作品になるようですね
東映さんは6人の忍者同士のとんでも忍法戦でしたが


 こちらは予算的にも5vs5の忍法合戦場になっていますが
こちらが負けていないのは女優さんがハダカで忍法してるとこ
ってハダカ画像ないとレンタルショップ出の高回転アイテムにはならないやね
っても未だ見ると結構ソフトではあるんですなぁ
って「墨東綺譚」でデビューされた墨田ユキさんが出演されているんですね

 
一応京都撮影所では撮影してるちゃんとした作品ですから
Vシネマではあるものの見てて安心しで見てられる時代劇ですし
いつものように風太郎先生の奇想天外なくノ一忍法が実に楽しい作品です
 
慶安四年、幕府転覆の陰謀にからむ、切支丹の遺した莫大な財宝の在り処を巡って、その鍵を解く五個の鈴をそれぞれ胎内に持つくノ一処女忍者と、松平伊豆守が放った天草家再興を願う五人の天草忍者の戦いをエロティックに描いていく・・・
山田風太郎の原作『外道忍法帖』を、第一弾に引き続き津島勝監督が映像化
さらに遠藤太津朗さんが松平伊豆守として前作同様出演されて貫禄をみせてくれており
さらに同じく東映組からなんと汐路章さんがいつものようにアクの強い怪演を見せてくれておりVシネマに重厚感を与え手くれていましたが
汐路さん簡単に殺られすぎでしょう
 
キングレコードからこのVシネマエロチック時代劇が十数本一曲リリースされ
全部大人買いしておりますので順次これからもあげて行きます

切り口の違う記事はコチラ
 
1991年製作、日本OV作品、ギャラクシーワン作品
山田風太郎原作、津島勝監督作品
出演:墨田ユキ、山口健次、板谷祐三子、水野美紀、荒井美恵子、矢野和美、石倉英彦、大木唔郎、汐路章、牧冬吉、遠藤太津朗、葉山レイコ
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラインド・ウォー 盲目の戦士

2023-03-27 05:08:33 | アジア映画
円盤をプレイヤーにかけるまで中国映画だとは知りませんでした。
いや、中国映画にしてはアクの強い作品でして、主人公がまずは盲目になるまでの法廷での銃撃戦が凄まじい
もうオープニングからモニターに釘付けされてしまいます。香港が多分に入ってきてないようでCGでの着弾の血飛沫が激しいのと、ワイヤーとスタントマン使わずに男女優さん共に己の肉体だけでアクションシーンを演じられていたようで
 
ってのはエンドクレジットでのメイキング的な映像から窺えました 

まずは組織のボスが捕まり、その裁判の最中に法廷での銃撃戦を皮切りに
法廷外の警備を任された主人公の警察機動隊の隊長ドン・グーは、単独で法廷内に急行するが、その襲撃を企てたのは組織のボスに恨みを持つレドとシーナだった。激しい銃撃と格闘の末にレドを殺し現場を制圧したドン・グーだったが、その代償に視力を失ってしまう。
 
ドン・グーに夫レドを殺されたことに恨みを持ったままシーナは捕まるが
法廷内は警官の管轄外だったことと組織のボスや判事たち全員の死亡の責任を取らされてドン・グーは警察をクビにさせられてしまう
法廷で組織のボスを殺害したシーナとドン・グーにこれまた恨みを持つボスの息子と
物語は主人公が警察をクビになっても、夫と父親への復讐が複雑に絡みあってゆく展開を繰り広げていく中でシーナは脱獄する・・・
そして知ってか知らずかドン・グーの一人娘が組織に拉致されて人身売買の商品にされてしまい
 
なんと警官に化けたシーナとドン・グーは敵味方で復讐の相手ではあるものの組織のドンの息子を追って共闘していく
そう主人公は目が見えませんからシーナって気づかないものの聴覚が人一倍発達しており
体幹の衰えもなくきちんと盲目でのアクションシーン満載の映画でした
 
ってことで、敵の方にも女丈夫がいたりということでガーリーアクションも楽しめる
さらに重機関銃やら手榴弾まで飛び交って大迫力の銃撃戦と格闘戦のオンパレードで一時もモニターから目を離せないから実に107分の尺が短く感じられる中国アクション映画でした。
一瞬も目が離せないほどのアクションシーンの連続の
ちょっとした端々に警察署長のコメディリリーフが箸休めになっており、これまた映画のハーモニーとしてモニター実によくできてる作品でしたし
殺しや格闘技のエグさもスパイスとして丁度良い塩梅でしたねぇ
とにかく見応えがありで楽しく最後の伏線回収まで含めて見てられた
 
プロットとしては複雑な人間関係での復讐劇としても、さらにヒロインであるシーナの背負った悲しい過去や、父を信じる娘、娘を信じる父の絆とか
ドラマパートの方も丁寧に描かれてた作品でもあったのかな
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
フオ・スィチアン監督作品
出演:アンディ・オン、ヤン・シン、ワン・ハンヤン
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする