MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

甲州街道から愛を込めて

2023-02-20 23:31:51 | 邦画
キングレコードが製作しているちょっぴりエロスなR -15作品の<マヨナカキネマ>シリーズの第一弾作品がDVDの二次使用の前に衛星放送で先行公開されるんですね
日本映画専門チャンネルでは第一作の「ヘタな二人の恋の話 」と、この第二作目の「甲州街道から愛を込めて」がOAされ
CSのチャンネルNECOでは第三作目の「俺と○○○すれば売れる 」がそれぞれOAされていたのですが
この作品に限ってようやっと19日の深夜枠で捕獲できての録画視聴でした
まぁ順番はテレコですが、それぞれ単体作品ですから
個人的には見逃さずに見れればそれで満足っていうことで・・・
 
監督はいまおかしんじさんで、脚本が中野太さん
そして3人の主演女優さんはオーディションで選ばれてたようですが
不思議おねえちゃんの古瀬リナオさんは背中だけのフルヌードでしたか
第三の女って言うある程度こう言った作品で脱いでる和田瞳さんとメインを演じられたオーディション勝ち抜きの有里まりなさんのお二人が濡れ場を演じられているものの
お二人ともちっぱいでしたから個人的には満足ですが、こう言った映画としての映像的には1人くらい巨乳さんを入れておいてくれないと
映像映えしないんですね
 
都会の明大前のカラオケ屋に財布を忘れた男とその次にその部屋に入った二人のお姉ちゃんとがひょんなことから甲府まで片思いの男を尋ねていくお姉ちゃんをクルマで連れていくって言うロードムービー
和田瞳さんはSNSの男に課金しまくってるお姉ちゃん
ドライビング中に目が覚めて1人猿橋から都会に帰っていく
 
古瀬リナオさんは失恋の傷を高校時代の片思いの男に告白しに行くことで失恋の傷を癒そうっていうちょっと引っ込み思案なお姉ちゃん
そして有里まりなさんはそんな古瀬さんについてきた姉御肌な女ですが
彼女もまたバンドメンバーと喧嘩別れして解散宣言したばっかり
と心に傷を負った3人の女が甲州街道の下り旅で自己再生していくお話
 
ある意味オチがちょっといいお話でしたが・・・
エロ目的で見ると完全に外される作品
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2022年製作、日本映画、キングレコード作品
いまおかしんじ監督作品
出演:有里まりな、古瀬リナオ、遠藤史也、和田瞳、伊藤和哉、高村悠志、西野真澄、中嶌俊介、尾崎蓮、広瀬彰勇、翔
 
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ハーティー 森の神

2023-02-20 17:41:10 | アジア映画
兎にも角にもインド映画は実に長い、ほとんど今まで見てきた作品全てが二時間超えの作品ばっか
映画大国ですからこれくらいのは長さでないとお客さんが満足しないんだと思う
そこいくと同じくらい映画大国であっても中国は80分前後の作品が多くて助かる
って言うかこの作品もなんと161分の長尺、2時間41分とほぼ3時間弱
まぁ最近はインド映画でも主役のヒーロー、ヒロインが突然プロット無視して歌い出したり踊りだしたりって言う作品ではないものも作ってるようで
この作品もそう言ったボリウッド的なサービスもなくて161分はちょっと長いんだけど
もちょい短くできないもんですかねぇ
 
物語はインドのどこかの森林地帯を舞台にして、そこで象と共に暮らすスミトラナンダンと言う象と共に暮らす主人公の森林が
なんとリゾート開発されるってとこから始まる。
ある日、彼の元にリゾート開発の連中が無断で測量にやってきて木を伐採し始めたために象といっしょに追い返したものの
この森林地帯は祖父の代から彼が受け継いできたものだったが
やってきた土地開発会社のものになっていたのだった
 
主人公は慌てて都会の登記所に向かうが登記書類は改竄されてリゾート会社の名義になっていて、彼が訴えを起こしてもその決定は覆らなかっただけでなく
リゾート会社は環境大臣の意向も受けていたりで主人公を裁判の末に精神病としてる3ヶ月隔離施設に入れてた
その間に開発地を象が入らないように壁で囲ってしまったそこには重要な象の水場があったのだ
 
それに加担したのはもう1人の主人公で都会に暮らして見世物にしてる象使いのシャンタンで、村人たちも塀の建設には象が村を抜けるために住めなくなると反対派運動を起こすものの
その抵抗運動は警察署長によって弾圧されてしまう
ってことでインド映画ってことなのか善人は徹底した国家権力によって弾圧され国家権力の手先の悪は徹底した悪党としてわかりやすい構図になっているんですね
権力が環境を破壊する悪の手助けをしてる
権力を嵩に徹底して人民を虐殺して憚らない
ある意味一時代前の映画プロットで構成されてる作品だった
 
象使いも自分の象が殺されたのと村の娘で権力に逆らう武装集団の娘に象使いが一目惚れして反権力に目覚めたりと
じつにわかりやすい作品でしたねぇ
 
まぁ最終的には権力が民衆の力になり負けるって言う単純明快なシノプシスではあるものの
そこは娯楽映画ですから環境破壊をテーマに据えてはいるのですが悪に徹底ぶりな民衆殺害っていうか大量虐殺が実に凄まじいのに対して
主人公側の殺しが少し足りないのが何ともな作品でしたかねぇ
象は全てCGだった思われるんですがインドもIT国家ですから、そのクオリティの高さは感嘆に値する
 
2021年製作、インド映画(日本公開作品)
プラブ・ソロモン監督作品
出演:ラーナー・ダッグバーティ、シュリヤー・ピルガオーンカル、ゾーヤー・フセイン、プルキット・サムラート、ラジヴ・ヤクル、アナント・マハラヴァン、ラグー・バブ
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