MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ブラックウィドウ

2021-09-15 23:55:44 | 洋画
ブラックウィドウの勇姿はもう見られないんだって
「アベンジャーズ」の終了とともに、ある意味スカーレット・ヨハンセンのブラックウィドウ好きだったんだけど
そしたら、アベンジャーズに入る前後のブラック・ウィドウ単体のMCUワールドの映画だけの作品が、まさか作られるとはねぇ
MCUから派生したスピンオフ作品なんでしょうね
ってマーベルコミック見てるわけではないからね、当てずっぽうで書いてるんです
ご容赦を・・・
 
ってことで25年前から、そうナターシャの少女時代からお話が始まります
お父さんお母さんが、さらに妹エレーナまでいたんですね
幸せそうな典型的なアメリカンファミリーでしたが
 
その実態は誘拐や実の親から購買された少女にロシアの諜報員の男女が
典型的なアメリカンファミリーを構成していただけ
シールズに身元がバレて逃げるナターシャ一家
母は被弾してナターシャがセスナを操縦し、父を翼に似せてキューバに
そこで彼らの親玉の存在がわかるものの
少女二人は再びレッドルームという諜報員養成施設に戻されて・・・
 
もう、最初っからナターシャは悲劇の主人公
そしてアベンジャーズのは一員になれて活躍してるブラックウィドウの前に
成長し、戦闘能力を身につけたエレーナが現れて
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を暴こうとすることで命を狙われる
 
姉妹はなんとか偽装の父親を探し出し味方にするが、なんと彼の口から偽装のは母親も生きてることを知らされて
かつてロシアが諜報のために生み出した“偽りの家族”全員が再会することで
レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
 
ブラック・ウィドウの偽装家族達でレッドルームとの戦いが始まるんですね
レディスアクション映画としてはそれなりによくできてるとは思います
何せおかあやんも、妹もそれなりの手練れだし
ただ残念なのは彼ら偽装家族達を作った悪玉がビランとしてちょい弱い
やっぱこう言った作品ではビランが強敵でないと、いくらアクションが素晴らしくても映画としては盛り上がりに欠けるんですねぇ
 
そう結果知ってるから、マーベル作品のエンドクレジットの後に何も起きないとの思っていたら
エレーナがナターシャの墓参りに来てるとこに、彼女の上司みたいなのが突然現れて
なんと今度のターゲットはホークアイ
妹役のフローレンス・ピューとジェレミー・レナーで再びスピンオフ作品が作られるのは楽しみでもあるんですが
もうスカーレット・ヨハンソンは見られないのね
 
ディズニーは、徹底してDVDリリース直レンタルにしないんですね
でもリリース後半年くらいにはリリースするから独禁法には抵触しないんですよね
こういう強気な商売はやめて欲しいよね
 
2020年製作、アメリカ映画
ケイト・ショートランド監督作品
出演:スカーレット・ヨハンソン、レイチェル・ワイズ、フローレンス・ピュー、デヴィッド・ハーバー、オリヴィエ・リヒタース、O・T・ファグベンル、レイ・ウィンストン、リラン・ネイサン
コメント (2)
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テスラ エジソンが恐れた天才

2021-09-15 17:23:15 | 洋画
いつもの私ならジャケット一目見でレンタルしちゃうんですが
セットに組み込む作品が少なかったってのもあるんですが、さて員数合わせには何がいいかなぁって、ちゃんと手に取って色々見比べていて
主演がイーサン・ホークだし、“エジソンが恐れた天才”と副題がついているので
面白そうだとレンタルしてきたんですが
 
なんと普通にっていうか、イーサン・ホークでニコラ・テスラの半生を描いた伝記映画だったんですが
これがいたって面白くないんですよ
ぶっちゃけ彼の業績とかは女性の声でのナレーションで処理されてるわ
どこまでがフィクションであるのか、ナレーション自体ノンフィクションであるのかもわかりません
ってエジソンは小さいころから聴き慣れたお名前であるのに対して
彼と対比するにはエジソンが直流でテスラが交流だっていうことくらいしかわかってなかったから
そこいらの対立が映画になってるのかって見ない前の予想は完全に裏切られた作品
 
オープニングでそこいらのことは、チャチャっとナレーションで処理されて
あとは金銭的に発明的にテスラの浮き沈みある半生を語り手が語るというだけの映画
普通に平板すぎて、映画的な山場が全くないんですよね
映画自体もどこかテスラを反映してたのか暗いし

個人的には電気(伝記)映画ではなくて、エジソンとの交流と直流との確執あたりに絞ってくれる方が映画としても面白いんじゃないんだろうか
エジソンの会社の部下でありながら、交流という相反するテスラ
今に生きる我々は交流が電力の主流であることは自明の理であるけども
そこいらの確執をプロットにしてると映画的なクライマックスも生まれただろうってトーシローの私でさえ、そう思わせる作品
 
テスラの孤独で無念な出来事ばかり羅列されてもなぁ
こちとらお陰で2時間弱の尺で4回ほどネオチしそうだった
最後にテスラに歌わせたのはどんな意図があったんだろう?

2020年製作、アメリカ映画
マイケル・アルメレイダ脚本・監督作品
出演:イーサン・ホーク、ハナー・グロス、イヴ・ヒューソン、ジム・ガフィガン、カイル・マクラクラン、ルーシー・ウォルターズ、ジョシュ・ハミルトン、エボン・モス=バクラック、ジェームズ・アーバニアク、ドニー・ケシュウォーズ
 
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