前作「制覇8」で、浜松天龍一家の残党を引き受けてくれた
姫路に居を構えて、あの郷田辰夫をして、最古の任侠の人と言わしめた葛西組をの
葛西組長を隠居させて、姫路までも手に入れ、向かうところ無しの新道会
ジャケットの絵面をここまでまとめて見てもらうとお分かりのように
“9”からは小沢仁志さんお一人なんですね
ってことでなんと突然ですが、森羅万象さんのここまでの梗概説明の一部で
いきなり難波組若頭補佐新道会々長近藤銃刀法違反、。共謀正犯で逮捕され
実刑判決を受け収監されたその直後、刑務所内で何者かに刺殺されてしまう
犯人は中国人で、黒幕は国家権力の謀殺なのか、敵対組織による暗殺なのか、それとも身内の仕業なのか・・・
全くわからないままって、梗概だけで説明してしまう荒っぽさで始まる第9章一体何があったんでしょうか、もう一つの「日本統一」シリーズでも、川谷組長工藤を演じていた白竜さんが突然引退を発表してFOしちゃってるし
この「制覇」シリーズではもう突然殺されたって言うことでFOしちゃった白竜さん
白竜さんとオールインと何があったんでしょうか
最近では白竜さんの主演作もまた作られてるようですが・・・
ってことっで第九章では小沢仁志演じる武田信八が近藤の後を次
新道会二代目として登場してくる
新道会を継いだ武田は難波組々長舛岡に、近藤の跡目として自身をまんま、近藤の座布団に若頭補佐として座らせろと舛岡に直訴するのであった
椎名と舛岡との難波組での確執に自分は番犬として必要と説いていく
一方椎名は難波若頭専任として財前に椎名組を禅譲し、また服部組をも幹部に引き上げて
難波組幹部会は新道会vs椎名の組み合わせになって言ってる
そして椎名は東京五等会に渡をつけて東京に拠点を椎名個人として歌舞伎町に置くのであった
武田は浜松から、裏新道会と表新道会との併用で横浜まで進出して
地元一本どっこの鯨井組を吸収しようとしてるところに
難波三代目田崎組長実子田崎仁と名乗る人物が鯨井組救済を求め武田と会いたいと出てくる
横浜進出の武田の狙いはこの松田一三演じる田崎仁をあぶり出すことにあったにだった
ってことで鯨井組との組んだ武田は五等会の城南地区を納めてる愛俠会をヤクネタで釣って潰しにかかるものの
椎名が五等会からの依頼を受けて、五等会との手打ちに持っていくものの
武田は手打ちは手打ちに変わらないと、勝手に愛俠会と勝手に手打ちして椎名を激怒させる
そんな激務が椎名の体を蝕んでいたようで
ことを早く進めてしまおうと舛岡田を無視して椎名は己の願望を進めようとするのであった
一体田崎三代目のは息子って、実際には堅気で今も生活されてる方でこう言った世界とは無縁に生きておられるようですが
この第九章から、近藤を殺して武田を全面押し出してきてますし
前作までは実在の弘道会の実録シリーズだったものから
完全にシフトチェンジしてフィクションにして行った作品になっていくんですね
そういやいきなり椎名演じる下元史朗さんがハゲになっていたのには驚いた
いや近藤を刑務所で死なせていたことが一番のはびっくりではありましたが・・・
2017年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
港雄二監督作品
出演:小沢仁志、松田一三、川本淳市、谷村好一、SHU、城明男、江原シュウ、吉田佑健、永澤俊矢、加納竜、樋口隆則、下元史朗、渡辺裕之