MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本統一外伝 山崎一門2

2020-08-25 23:22:38 | Vシネマ
今月も25日になりましたので、オールインのリリース時期となりました
まずは「日本統一」のスピンオフ作品から、
前作「日本統一外伝 山崎一門」の続編です。
まさか2
本も作られるとは思っていませんでしたが、この作品も「日本統一40」の後日譚になってるようで
神戸で菊村をやっつけた際に田村は足に被弾し、氷室は左腕に被弾して
治療のために仕事から離れている設定
 
山崎一門の面々は、事務所でオレオレ詐欺の受け子をやってた金時ムスコ演じる半グレが事務所で中島に”童貞捨てるからフーゾク連れてって“ってこんがんして
みんなで大騒ぎしてたらはたまた大家さんが入ってくる
 
叱られるかって思いきやなんとオレオレ詐欺にかかったようで、金時ムスコのレクチャーと、なんと川谷の姐さんが乗り気でオレオレ詐欺の退治に動かざるをえなくなり
大家さんに要求されて1000万はなんと川谷親分の女用のヘソクリを姉さんが拠出したため
失くしたら殺されるとビクビクしつつも受け渡し場所に張り込むと
前作でボコボコにした受け子が現れて、お金が様々な人に渡って詐欺の本部に・・・
 
一応リハビリ中の、田村はワンコの(なんとエンドクレジットでは3番目にエントリーされてる)ダンベルちゃんとお散歩ですか
オレオレ詐欺本部では足の悪い男に現金強奪されたため
足を引きずってる田村に半グレ連中が襲ってくるも、簡単に撃退されてしまう
氷室は釣りに行こうって思っていたものの、配下の動きが気になって
 
事務所に出かけたところで前作の詐欺さんが殺されて
大家さんのお話を知り
って事で、最終的に氷室、田村と中島たちが別口から一つに収斂し
のんべの闇医者まで現れて、さらに大家の婆さんはこれを機に大阪の息子というか暮らすことに
ってことで新しい大家さんは金時さんが・・・
 
本編がシリアス作品の中で、山崎一門が軽ーくコメディリリーフを見せてくれていたことも暑んですが
スピンオフは、完全にまとめ役のない完全なドタバタコメディ作品になってて
小沢仁志さんも軽いノリで楽しんでるようですが
 
この連中のドタバタはある意味クドイし、まったくおもろうない
ある意味若手の個性を殺してしまってるような・・・
結局本編「日本統一39」、「日本統一外伝 山崎一門」、「日本統一40」、「日本統一外伝 山崎一門2」とリリース順に完全に一つのお話にもなっていたんですね。
 
ただ、演じてるみなさんの服装が冬服でしたので、コロナ禍の前に撮影していたようですね
 
2020年製作、日本Vシネマ、アドヴァンス作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、ダンベル、舘昌美、中倉健太郎、大山大介、北代高士、中澤達也、小手山雅、本田広登、川﨑健太、飛鳥凛、高橋ひろ子、金時むすこ、黒川モトハル p、永尾宗大、大竹口拓海、板倉佳司、松田章、滝本ゆに、小沢仁志

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ムルゲ 王朝の怪物

2020-08-25 19:52:16 | 韓国映画
いや、面白かった、
前に同じ韓国時代劇で「王宮の夜鬼」という作品を見ましたが
こちらの”夜鬼“っていうのは、俗に言う”ゾンビ“だったんですが
ゾンビが絡んで、王朝を転覆して、政権奪取しようと言う一派が
それに王朝につかえる剣豪が、奸臣たちと一戦を見えると言う
剣戟あり、政権奪取の反乱あり、そしてゾンビがこれに花を添えて
って言う作品だったと思いますが
 
いわゆるこの作品も、ある意味ゾンビを怪物(モンスター)に取っ替えただけ
って言ったら身も蓋もないんですが
いや、こう言った奸臣が王朝をひっくり返して政権奪取しようって言うときに巡らせる奸計が実に半端ない
王様なぞはまるで手足をもぎ取られた赤子のようで
そんな王様に忠義を尽くす剣豪って言う構図はエンタメの王道なんですが
 
この映画は、実際になんだか韓国の歴史書に書かれたいた
“もののけを利用して王朝転覆を図ったものがいた”って言う一句から発想して作られたみたいで
そんなことがオープニングで語られます
 
ムルゲによる被害が相次ぐ中、王様はかつて朝廷を追われた最強の将軍である主人公を呼び戻してムルゲ討伐を依頼する
主人公はムルゲ討伐に長年の相棒と弓矢の腕前と医術の心得を持つ娘と共に仁王山へと向かうものの、実は・・・
ということで始まりますが、ムルゲの被害者がグロテスクな映像で前半は描かれていき
奸臣のセリフからムルゲはいないんじゃないかって思わせているんですが
こう言ってなかなか怪物出さないのもある意味王道ですが
でたらでたで、これまた無敵な怪物でした、現実離れしたような怪物造形ではなかったなぁ
 
奸臣は怪物がいようがいまいが実はどーでもよくて
怪物譚で王朝の転覆を図っていただけですからねぇ
主人公は奸臣の奸計を見破るものの
一応信頼のおける相棒と弓の名手の娘とがいますが
彼は王朝を守るためにムルゲと戦い、奸臣部隊と戦い、かつ王様の命をも守らねばならぬと言う三つのベクトルで孤軍奮闘するから
見てるこっちはハラハラドキドキするんですね
 
奸臣の関心は王朝を転覆するだけだからベクトルは一方だけに向いているだけで
王朝転覆の必然としてムルゲがいたっていうだけですから
ある意味有利ですよね一緒くたに殲滅すればいいだけですからね
 
いわゆる見せ物の娯楽の一環として映画が存在してることを十分に理解して
映画製作してる韓国の製作姿勢だからこう言った面白い作品が生まれてくるんですよね
こう言ったエンタメに関しては、昔はお手本であったはずのどっかの国の映画は、もう韓国映画に追いつけられないほど差をつけられてしまったようですね
 
今回紅一点として出演されていた弓の名手ミョン役 のイ・ヘリさんって
さほど美人って思えないんですが
なんかすごく惹かれる女優さんでしたね
 
ムルゲの生い立ちがちょっとかわいそうでした
 
2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
ホ・ジョンホ監督作品
出演:キム・ミョンミン、キム・イングォン、イ・ヘリ、チェ・ウシク、イ・ギョンヨン、パク・ヒスン、パク・ソンウン
コメント (2)
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