女性の秘められた性癖をテーマに描くレーベル「ENOUGH-イナフ-」という企画でAMGが製作配給した「ヘクトパスカル 疼く女」、「ラバーズ 覆う女」との三部作で作られた劇場公開された作品の一本「ミルク〜滴る女〜」という作品をチャンネルNECOでの深夜枠でOAされて
順番はともかく
「台風に疼く女〜港の葬儀社・澪〜」
TV用のタイトルも三部作と判るように統一されていたんですね
どうやら、この作品が第一作のようですが、こっちはテレコでの鑑賞になりましたが
三部作と言っても内容的に繋がっておらず、どれから見ても関係ない
先に見た二作は映画としてちゃんと照明とかを普通に当てて見やすく明るい画面でしたが
この作品、実は舞台が九州のどっかの港町って事で映画用、TV用ともなんだか”台風“をモチーフにしているってこととか
ヒロインの心情というか、生き方とかを投影させていたのかな
とにかく画面が暗い、職業柄(葬儀屋さん)かヒロインの着衣は喪服というか
全編黒服だし、見づらいったらありゃしない
さらにヒロインは台風で旦那を亡くしたせいか、台風が来ると男が欲しくなる性癖の持ち主、って事で台風が来ると“疼く女”
体の火照りを抑えられず、自らを慰め流ものの
葬儀屋の澪は人が死ぬ事で、生活が出来、 しかも、通夜の後には淫らな行為を客の男へサービスしていて・・・
町ではハゲタカと呼ばれ、
そんな澪のもとにアルバイトの若者がやってくるのだが・・・
もちろん澪と肉体関係を結んでしまうのだが、実は澪にはその若者を知っており
もちろん澪と肉体関係を結んでしまうのだが、実は澪にはその若者を知っており
って彼の父親が突然死んで、彼は慌てて葬儀を頼むのだが
澪の即答は”no“だった
そこから語られる物語は・・・なんと澪と父親とはかつて肉体関係があり
って事で劇中では澪が彼に親子丼を振舞って、暗に示唆していたってセリフがあるんですが
一人の女を二人の男がの場合は“穴兄弟”だよね
“親子丼”は,一人の男(女)が親と子のが両方と関係を持つことだからこれでいいんですね
主演がAV女優のベテラン穂花さんですから一応全裸での絡みシーンはありますが
画面が暗くて・・・
それにしてもしじみさん、オーラルセックスだけのために全部歯を抜いてしまっての総入れ歯って
いい役でしたね
2009年製作、日本映画、「ヘクトパスカル」製作委員会作品
亀井享脚本・監督作品
穂花、内田亮介、幸将司、里見瑤子、大和、しじみ、大久保英一、谷川みゆき