MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

妖女伝説セイレーンX~魔性の誘惑~

2020-08-13 23:03:50 | ピンク映画
結構暑い中足を棒にして探し出した作品
ってのも監督が城定秀夫さんだし、なんと言っても2008年の新東宝作品としていうことで、麻美ゆまさん映画初主演作品っていうことで
結構っても、さほど情報入れない私ですが
新東宝映画が、撮影機種がデジタルになって、缶でフィルム保管していたんですが
こう言った形で二次使用ようにDVDみたいになってる作品から
手許に保管しているフィルムをジャンクしようってことになって
3年前からラピュタ阿佐ヶ谷で新東宝作品フィルムジャンクション企画があって
その時のチラシに、この作品が掲載されて監督と主演女優を知り
DVD自体も廃盤になってて、中古屋巡りでは必ず探す作品の一本になっていました
ようやくみっけたんですよ
夢というか、願望というか、そういうのを強く持ってると
願いは叶うものですね
 
って古い作品ですから、DVDは左右に黒幕の入る4:3比のTVサイズでのさらに上下に黒幕の入るヴィスタ作品だったのね
スクィーズ自動システムのプレイヤーに変えての鑑賞
麻美ゆまさんの本業の方は完裏(タイムカウンターが入ってる映像)を一本見ておりますが
実はエロチックOV作品で巨乳ではあるんですが、なんなんだろう
これが不思議と彼女の声に引かれて推しになった女優さん
子宮ガンから生還だれてからはVシネマで何作か見てますが、最近はどうされているんでしょうかねぇ
 
そんな美女の麻美ゆまさんが男の精気を喰らい生きるセイレーンをその肉体を惜しみなく晒して演じるエロチックサスペンスシリーズ
麻美ゆま初映画で、台詞回しもおぼつかないものの
一応は城定監督ですからホラーティストで見られる作品になっていますし
新東宝のピンクですからクランク日数は4日はちゃんと撮ってるはず
ってことでもう一人はピンク女優さんとしてはベテランの域の日高ゆりあさん
今見ても粗さとか目立つもののちゃんと濡れ場ではそこはピンク女優さんですからねぇ
ちゃんと麻美ゆまさんを引き立てていらっしゃる
っていうか三人ではなくお二人だけの女優さんたちでつくられたピンク映画だったんですね
ピンク映画をちゃんとその2008年ではまだ上映していたシネパトスで上映された作品のようですね
 
今じゃ東京でもピンク映画の上映館は現在2館しかないのに
新東宝も大蔵映画もいまだにプログラムピクチャーの製作上映システムを崩してないんですね
新東宝作品はDVD化する企業がどこにもないのがちょっと残念
 
2008年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
城定秀夫脚本・監督作品
出演:麻美ゆま、日高ゆりあ、松浦祐也、中村英児、那波隆史
 
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新喜劇王

2020-08-13 17:25:29 | アジア映画
チャウ・シンチーが、1999年に自身の監督・主演作である「喜劇王」をリブートした作品
っていうのも主演をエ・ジンウェンが演じるモンという、なんとスタニスラフスキーの『俳優論』を読んでスターを夢見ながら、エキストラに毛が生えたような、画面に顔も映らなけりゃ死体の役ばかり。
そんな彼女の俳優業を反対しながらも影で夢を支えてくれる両親、
実は実家が金持ちだが、趣味でエキストラをしているエキストラ仲間や
彼氏がいるおかげで、役を選ばずモンは、エキストラを続けられているわけで

ある日、整形に行って失敗した顔がスタッフに注目され、かつてのスター俳優マーの主演作「白雪姫 血のチャイナタウン」に出演することになり、
モンは現状から脱出しようと意気込んでいたけど、なんとお顔は姫のお母さんで7人の小人にメッタメッタ打ちされる時だけの役
それ以外は普通に女優さんが演じているんですね
マーは、もう過去の人であり、性格は悪い最低な人間だった
恐怖に震えるシーンで、監督がなかなか満足出来る演技が出来ないマーに苛立ち、
 
モンに映画にはない設定を教えてマーを脅かす幽霊の役を演らせ
マーは、オシッコ漏らすほど恐怖に震える演技が出来たのだが
監督の仕込みであることを知ったマーは、怒って現場を去ってしまう
モンは、お弁当の配達のアルバイトをしながらエキストラを続けていた
同じ境遇にいた友人は、その美貌から街でスカウトされて今や超売れっ子女優
そんな彼女のところに弁当を届けにきたモンを明かに面倒くさく排除してしまう売れっ子女優
 
さらに彼氏が、結婚詐欺師であることを知り、尊敬する監督から“お前にはチャンスが来ない”と言われたことがきっかけで、
モンは俳優を諦め食堂で働き始める
オシッコ漏らしのマーの映像がネットに流れ、スターに返り咲きしたマーが、モンの家を訪れ“キミの演技で僕は有名になれた、著名な監督の新作のオーディションが、北京で行われるから、オーディションを受けたら?”とマーは、伝える
モンは、ラストチャンスと北京でオーディションを受けるものの・・・

そうなんでスタニスラフスキーを完読して、役柄になり切るメソッド演技にこだわるあまり、死体でもその役作りにこだわりを見せたりとモンはかなりうるさ過ぎて
監督やスタッフにから敬遠されてばかり、でもめげないモンの前向きでひたむきな姿はいい
主演のエ・ジンウェンが、綺麗に見えたり、見えなかったりと
前半の売れないエキストラとラストに綺麗なエ・ジンウェンを見せるという手法は王道の作りでしたが
 
オーディションのシーンで、恋人が詐欺師とわかった時のやりとりを演じて見せて
オーディションに受かってしまうんですが
このシーンは完全にスタニスラフスキーシステムの具現化でしたねぇ
映画のオープニングでモンが『俳優論』を持っていて
その理論を具現化させるとこがちゃんとした映画のヤマにしていたんですね
チャウ・シンチーの細かい演出が光っていましたねぇ
 
まぁ基本コメディですから、実家のパーティーに頭にナタが刺さったまんまのメイクでやってくるとかのシーンもあって
楽しい作品になってましたがな
 
2019年製作、中国映画(日本公開作品)
チャウ・シンチー脚本・監督作品
出演:ワン・バオチャン、エ・ジンウェン、チャン・チュエンダン、デイビット・トロック
コメント (2)
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