ワイルド・レース

トラボルタ主演と言うだけでレンタルしてきちゃいましたが
新宿のミニシアターシネマカリテの恒例企画興行＜カリテ・ファンタスティック！シネマコレクション2019＞の一本だったのね
トラボルタとジャケットの惹句に惹かれたのはいいけども
なんともなファミリー映画だったのね
一応邦題の通り地方のダートカーレースを通しての父と息子の家族愛を取り戻すというか
父親を越えていく息子をみんなで応援するだけの映画

いいか悪いかは置いといて配給会社としては「ワイスピ」を意識してつけた邦題からは
本当にほど遠い作品
トラボルタが銃を撃つわけでもないし、アクションするわけでもないけど
酒場でウザったく絡んで来たやつを左フック一発でKOするシーンだけ
後はダートカーレースのクルマがコース内を疾走するレースシーンだけだけど
レースの全体像は見えないし、説明も兼ねてるコースでのアナウンサーの声が・・・
余計にウザっ！！

お話としてはトラボルタ演じる伝説のダートレーサー
今は一線を退き、息子んkキャムをレーサーとして応援しているが
父親の過去がプレッシャーで、未だ一勝もできないキャムは
マイケル・マドセン演じるライバルチームへの移籍してしまうんですね
父と息子の間にできた深い溝は果たして埋まるのだろうか・・・

要は親子の仲直りという王道パターンです
回りの人々も実にいい人ばっかでマイケル・マドセン出てるのに
トラボルタと殴り合うこともなく淡々と物語が進みます

トラちゃんを取り巻く愛人と息子の嫁さんという二人の女優さんも
見映えがいいので、それなりに見てられたが
実に父と息子の確執も薄っぺらだし、すぐに仲直りしちゃいますので
盛り上がりもなにもない

2018年製作、スペイン・イタリア・イギリス合作映画
カルザン・カデル監督作品、ジョン・トラボルタ製作・出演作品
出演：シャナイア・トゥエイン、トビー・セバスチャン、ロザベル・ラウレンティ・セラーズ、マイケル・マドセン、ケヴィン・ダン