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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

実説 極妻任狂道 極妻一代 縄張り争い篇

2019-08-27 22:32:19 | Vシネマ
一日一本エロチック作品を見ていく企画
本日の1本は中古屋さんの任侠コーナーで購入したDVDですし
発売元はオールインの前身ミュージアム作品ですがこれはもう"極妻"ドラマではなくて
完全にエロチッOV作品ですのでエロチック作品に当該する作品です

主演のヒロインのお姉ちゃん由加はズベ公で、犯罪を見逃して貰う条件で
警視庁の刑事からの依頼で歌舞伎町の高級クラブにホステスとして潜入する
この高級クラブ、裏ではホステスと客との間で別室でスカトロの性サービスが行われているだけでなく
ママさんはチャイニーズマフィアと結託してシャブを扱っているのであるが
実質このクラブを牛耳ってるのはママの旦那であるヤクザ組織極性会の幹部辻である

由加は新人ということで性的スカトロ接待やらに未だに参加させてもらえないもののなんとか辻に肉体的に近づく事に成功するものの
辻になんと身元と言うか潜入捜査ではと見破られるものの
己の肉体をフルに活用して、なんと辻の心までをもつかんでしまうのだった

ヒロインの由加を演じるのはAV女優の倉科さやかさん
2010年の作品ですが、私個人的にはお初のお方ですし、もう一人脱ぎ専のこれまたAV女優の椿さりなさんも初見
男優陣は辻に木内あきらさん、由加の連絡役刑事の野村貴浩とかヨーク見てる方々
女優さんに演技力の拙さを補ってあまりある演技力ですよね
このお二人に加えて天川真澄さんの関西弁が冴えに冴えていたようですが
そして辻のかみさんではあるものの、辻を利用してクラブを利用してシャブで儲けることしか考えない人物でして
標題の"極妻"にはあたらないんですよね

そこで黒幕である上海系チャイニーズマフィア珍明班(ちんめおぱん)をあぶり出した由加と辻ですが
意外な人物が黒幕って途中でちゃんと読ませてくれる演出が・・・

ってことで、なんと由加はママの後釜に座り名実ともに"極妻"となり
クラブのママにも・・・
見てる間は一応はエロチックシーンもあるので退屈凌ぎになりますが

実際には「実説 極妻任狂道 極妻一代」ってシリーズなんですね
この「実説 極妻任狂道 極妻一代 縄張り争い篇」は三作目の作品だったのね

2010年製作、日本Vシネマ、CSP作品
小渕アキラ監督作品
しゅつ倉科さやか椿さりな天川真澄木内あきら
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サムライマラソン

2019-08-27 20:01:10 | 邦画
殆どの人は知らないだろうな
勝新さんがまだ白塗りの美青年を演じておられた、昭和30年ごろに「まらそん侍」なる映画が作られていたのを・・・
こちらは大映のプログラムピクチャーの一本で
お姫様の婿さんに、って言うことで一位をとろうと走るお侍さんのお話しと言うことですが、
なんだろう未だに一度もパッケージ化されてないんですね
角川さんはフィルムジャンクしちゃったんだろうか?

この「サムライマラソン」の露払いとして、CS辺りで公開前にOAしてくれんかという期待も虚しかったんですが・・・
さてさてこの「サムライマラソン」ですが、映画の情報を殆ど入れてないので
勝手にずーっと小栗旬主演作だとばっか思ってまして
TSUTAYA限定レンタルってことで購入して見ることになってしまいましたが
Blu-rayの円盤をプレイヤーにかけて映像が出てくるまで小栗旬だと思ってまして
いきなり安中藩に”草”として潜り込んでる佐藤健を見て
いやよかった佐藤健主演で・・・個人的には小栗旬ってあんま好きな役者やないもんで

実際にこの時代”遠足(とおあし)”と言うマラソン大会が行われたかどうかは二の次でして
最近の時代劇はなんだろう歴史的な表面ではなく、参勤交代とか、お国替とか史実の裏側の
おもろいお話を、描く時代劇が多く作られてて
ってこの映画もそんな一本ということで
なんとこれら作品は、みんな土橋章宏さんの映画だったのね
ひとつ違うのはこの作品は土橋章宏原作で、なんと脚本も監督もナゼかすべて外国人なのよね
外人さんが作ったお侍さんの映画ってことですか

見終わって調べると結構評判が悪いのは外人さんが作ってるからなのか
結構酷評ですが、私個人的にはかなり愉しく見てられました
外人さんが監督なのに、もう竹中直人さんはやりたい放題でした
この人の真骨頂はやっぱアドリブにつきるんですが、そこが外人監督との波長があったりして
一番いい演技に昇華されていったんですかね

佐藤健は"草"としての役目で"遠足"を謀反と誤報の報告をしたために
幕府は幕末で徳川の足元が揺らいでるのに、安中藩を潰すために隠密の暗殺隊を送り込み
佐藤健以外にさらに彼も知らされていない"草"にも別動の指示を出してるんですね
そうなんですか、まさか別の"草"の正体が、あの人とは
佐藤健とは時代劇が4本目の共演のあのお方だったとはねぇ

私はこういった時代劇とか、反社の世界を描いた作品くらいしか日本映画は見ないんですが
したがってお姫様の小松菜奈さんはスクリーンではお初になるんですが
結構私の女優さんDDの琴線に触れまくってましたし
アクションもこなせるようですねぇ、泥まみれでもお美しい

嫌な役所の森山未來クンでしたが、実はいい人だったし
"遠足"に二本差しは邪魔だろうって思ったものの
"行きはマラソン、帰りは戦さ"の惹句にならんしね、刀ないとねぇ
ある意味殺陣では過剰なくらい血糊使ってくれてたし、切り株があったりと
GJな映画でしたね

2018年製作、日本映画、
バーナード・ローズ脚本・監督作品
出演:佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、木幡竜、小関裕太、竹中直人、筒井真理子、門脇麦、豊川悦司、長谷川博己
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