昨年末にDVDリリースされたメキシコ映画
一応ミニシアターで公開された作品なのですね
邦題の付け方と惹句の"母性などない。あるのは欲望だけー。隣にいるのは母ではなく、女という怪物だった…"っていうのがなんだろう
見る前からネタばらしもしていたと言うか
でもそれだけではおわらなかった映画
そうなんだよね"女は弱し、ただ母はつよし"っていった映画でもあったし
"母は母であっても、いくつになってもその本質は女である"ってことでもあるんですね
ジャケットがちょいホラーっぽいですが、これだけは日本の配給会社(彩プロ)のミスリード
更に言わせて貰うなら、邦題はベリグですが・・・惹句は要らぬお世話
要は姉妹いでリゾート地に住んでる妹が同級生の17歳とのカレシとの間で妊娠して
女の子を産むのですが、そんな時にどこからか母親アブリルが現れて
孫を大事にするものの、若い二人には経済力もなく、またカレシの両親は子をもうけたことには反対して勘当状態
妹バレリアは、17歳で母となるものの子育てにノイローゼ気味です
母であるアブリルは若い37歳差の女に走ったバレリアの父親を訪ねるもけんもほろろ
したがってバレリアに内緒にカレシの親と協力し孫の養子縁組の許可を取り付け
バレリアから子を奪ってしまう・・・
実際は自分で孫を引き取って娘のカレシのみ娘に会わせてバレリアには秘密という事で
孫をだしにしてなんと肉体関係を結んで同棲してしまうとは
ってことである意味"親子丼"関係を・・・これは先に書きましたが
"母は母であっても、いくつになってもその本質は女である"っていう女の本質を
これって娘にっていうよりは
若い女に走ってしまった元夫に対しての女の復讐であり矜持でもあったかと
母親がなんと一匹の女に目覚めましたって
私は見てとったんですよね
っていうのは最終的には孫を棄てて逃げてる訳ですからねぇ
つかの間娘のカレシの肉体を貪って女を満喫したってことでいいのかな
物語の終盤では母親が別荘を売りに出したことから行動を起したバレリアは
カレシと実母の関係を知ってしまい
俄然母性が目覚めて・・・女が再び母になったことですか
そんな意味で邦題はアブリルとバレリアとの両方にあかってるっていうナイスセンスですけども、惹句はアブリルにしかかかってへんやろ
この作家さんの映像には必要な情報のみ映像にしていて
余計な説明映像も説明台詞もなく淡々と物語が進み
あとは視聴者が行間を埋め合わせていくっていう映画はいいですねぇ
2017年製作、メキシコ映画
ミシェル・フランコ製作・脚本・監督作品
出演:エマ・スアレス、アナ・バレリア・ベセリル、エンリケ・アリソン、ホアナ・ラレキ、エルナン・メンドーサ
一応ミニシアターで公開された作品なのですね
邦題の付け方と惹句の"母性などない。あるのは欲望だけー。隣にいるのは母ではなく、女という怪物だった…"っていうのがなんだろう
見る前からネタばらしもしていたと言うか
でもそれだけではおわらなかった映画
そうなんだよね"女は弱し、ただ母はつよし"っていった映画でもあったし
"母は母であっても、いくつになってもその本質は女である"ってことでもあるんですね
ジャケットがちょいホラーっぽいですが、これだけは日本の配給会社(彩プロ)のミスリード
更に言わせて貰うなら、邦題はベリグですが・・・惹句は要らぬお世話
要は姉妹いでリゾート地に住んでる妹が同級生の17歳とのカレシとの間で妊娠して
女の子を産むのですが、そんな時にどこからか母親アブリルが現れて
孫を大事にするものの、若い二人には経済力もなく、またカレシの両親は子をもうけたことには反対して勘当状態
妹バレリアは、17歳で母となるものの子育てにノイローゼ気味です
母であるアブリルは若い37歳差の女に走ったバレリアの父親を訪ねるもけんもほろろ
したがってバレリアに内緒にカレシの親と協力し孫の養子縁組の許可を取り付け
バレリアから子を奪ってしまう・・・
実際は自分で孫を引き取って娘のカレシのみ娘に会わせてバレリアには秘密という事で
孫をだしにしてなんと肉体関係を結んで同棲してしまうとは
ってことである意味"親子丼"関係を・・・これは先に書きましたが
"母は母であっても、いくつになってもその本質は女である"っていう女の本質を
これって娘にっていうよりは
若い女に走ってしまった元夫に対しての女の復讐であり矜持でもあったかと
母親がなんと一匹の女に目覚めましたって
私は見てとったんですよね
っていうのは最終的には孫を棄てて逃げてる訳ですからねぇ
つかの間娘のカレシの肉体を貪って女を満喫したってことでいいのかな
物語の終盤では母親が別荘を売りに出したことから行動を起したバレリアは
カレシと実母の関係を知ってしまい
俄然母性が目覚めて・・・女が再び母になったことですか
そんな意味で邦題はアブリルとバレリアとの両方にあかってるっていうナイスセンスですけども、惹句はアブリルにしかかかってへんやろ
この作家さんの映像には必要な情報のみ映像にしていて
余計な説明映像も説明台詞もなく淡々と物語が進み
あとは視聴者が行間を埋め合わせていくっていう映画はいいですねぇ
2017年製作、メキシコ映画
ミシェル・フランコ製作・脚本・監督作品
出演:エマ・スアレス、アナ・バレリア・ベセリル、エンリケ・アリソン、ホアナ・ラレキ、エルナン・メンドーサ