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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

戦国 伊賀の乱

2019-01-16 23:30:31 | 邦画
一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本は「AVN」や「忍者狩り」で私個人的にお馴染みの千葉誠治監督作品
相変わらずのアクション忍者の低予算映画です
一応Vシネマっぽいのと尺が65分と言うことですが2009年の作品と言うことで
allcinemaさんでは公開作品になっているので
ここでのカテゴリーは邦画に・・・

見て最初に思ったのは千葉監督、相変わらずの石室と言うか洞窟での撮影でしたし
低予算っていうのもあるとは思いますが
剣戟スタントマンってやっぱ人数少ないようで
斬られる敵側の斬られ役は10人もいなかったんじゃないか
ってことでそれだけ次から次に同じ人が出て来てるようなので
血糊は斬殺SEと同時に地べたとか木の幹にぶっかけてなるたけ衣装を血糊で濡らさないようにしていた努力はかいますし

舞台背景は天正九年。織田信長軍と甲賀の連合軍により伊賀の里は第二次伊賀の乱として
攻められていた
第一次伊賀の乱で負けた織田軍は今回は負ける訳にいかないと伊賀の内部に密偵を侵入させていたことで
その密偵暗殺を上忍から命じられ、体に爆弾を巻き付下忍突破と彼を守る二人の下忍と
彼らに襲いかかる甲賀なのか伊賀なのかわからない襲撃集団との剣戟アクション忍者映画です

普通では主役に襲いかかる忍者集団には頭目が必要っていうのが常識だと思いますが
省エネ的に頭目を用いずに忍者VS忍者の肉弾せんのみに特化させたところはある意味
この作品的には成功してるわけで
作劇的には誰が裏切り者か・・・っていうミステリー要素を加味させてるんだけども
登場人物が少ないからもう最初っから先が見えてしまっていたのは御愛敬

なんだか同じプロットでの作品を千葉監督は取っ替えひっかえ作られてるようですが・・・
この映画もなんだか続編ありそうな終わりかたでしたが続編は作られていないのね

三人の忍者には合田雅吏、柏原収史、島津健太郎と言う時代劇の殺陣に耐えられる役者さんたちですから
私の好きなガーリーアクションもある意味好きですけども
男性同士の肉弾アクションに結構痺れるものですねぇ

2008年製作、日本映画、「戦国 伊賀の乱」製作委員会作品
千葉誠治製作・脚本・編集・監督作品
出演:合田雅吏、柏原収史、高野八誠、島津健太郎、宝積有香、早瀬英里奈、樋浦勉
コメント
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