MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

リミット・オブ・アサシン

2019-01-09 17:16:39 | 洋画
イーサン・ホーク×「ジョン・ウィック」の製作陣っていう惹句に惹かれて
更にBlu-rayもあったりしてるのでレンタルしてきましたが
配給会社がクロックワークスですし
「ジョン・ウィック」の製作陣っていう映画って確か昨日見た
「沈黙の達人」っていうのにも関わっていたような・・・
ってことから期待はしませんでしたが

一応カーチェイスや車を凶器にしたり2丁拳銃など「ジョン・ウィック」にはアクション的には見劣りはするものの
なんだろうなこの映画
純粋なアクション映画と言うよりはSF映画と言った方が正しいかも

いきなり真っ先に出てきたのはFundamental Filmsのロゴっていうことで
これまたチャイナマネーで作られたアメリカ映画ですか
ってことでイーサン・ホークに続く2番手にはシュイ・チンっていうちょい薹の経った
チャイナのおばさんですし
なんと映画の舞台は中国マネーズブズブで中国頼みのアフリカですしね
もうトランプさんが何を言おうがアメリカ映画は中国無くして成り立たないってことか

イーサン・ホーク演じるトラヴィスは闇の組織で暗殺者とし人生を捧げてきたために
妻子を失ってしまい義父と静かにアメリカで暮らしていましたが
再び組織は彼を呼び出します
世界規模の悪の組織コングロマリットがアフリカの人を人体実験にやりたい放題
その悪事を告発してきた人物をインターポールの女性捜査官シュイ・チンが証人として本部に移動させようとするところ襲うものの彼女の機転でなんとか回避するものの
悪の組織が捜査官共々証人を暗殺すべく殺し屋イーサン・ホークを日当100万ドルで再召喚するものの
なんとシュイ・チンに撃たれて死んでしまった・・・

ここからが実は本番でして組織は今まで人体実験していた蘇生医療でなんと彼の得た情報だけを収集するために24時間限定で蘇生させますが
情報だけを知ると彼の始末を下命
それに怒ってトラヴィスは逃げだし24時間の限定で捜査官と証人を救出に・・・
彼の左腕にはタイムリミットを示す時限装置が埋め込まれていて

トラヴィスは残された24時間で組織に報復していけるのか
なんとルドガー・ハウアーは悪役かと思ったらトラヴィスの義父役でしたねぇ
ちゃんと見せ場と気の利いた捨て台詞も用意されていましたねぇ
チャイニーズの女性捜査官が実に強いのですが
そこは中国もただでお金は出しませんから、中国の世界戦略の意図が見え隠れしてると考えてしまうのは私だけ・・・?

2017年製作、中国・アメリカ合作映画
ブライアン・スムルツ監督作品
出演:イーサン・ホーク、シュイ・チン、ポール・アンダーソン、リーアム・カニンガム、ルトガー・ハウアー
コメント (2)
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一級機密

2019-01-09 04:39:14 | 韓国映画
韓国とは外交的、軍事的にも更に司法とか国民感情とか
日本と色々問題を抱え末期的な状況にあるけれども
韓国映画は実に面白いと言うか、日本の映画界では到底作れないものを提供してくれるし
映画から韓国人の世界観と言うか、人間性とか見られて
そこが実に興味深く韓国という国柄が見られる訳ですが

そんなところを強調するかごとき作品がコレ
シネマート新宿での企画興行<反逆の韓国ノワール2018> で上映されたんですね
もう一本の「黄泉がえる復讐」は邦題が実に掛詞としては秀逸であったものの
なんだかあんまりおもろうなかったけども
コレはかっちりと見せてくれる作品だったのね

ジャケットの惹句には”敵は、国家”ってありますが
一応言っておきますが国家ではないでしょう
家族のために転属願いを出していたパク・デイク中領(中佐)は念願の
国防部軍需本部航空部品調達課の課長として昇任してきた
統括の将軍とか購買課の連中は彼を歓迎するものの
奥方にと預金通帳を部下が渡してきたり
上官は飲み会に誘い、しきりに”我々は家族”だといい募る

赴任して張り切るパクは時間をわすれ残業してると部下の誰も帰れないのね、
ここいら軍隊ってことで上官が勤務終わるまで誰も帰りたいのに変えれないっっとこが面白い
っていうか日本もひどいよねとある東京の私立高校の教員は朝なんと6時半に出勤して廊下に並んで理事長に朝のご挨拶するのが日課だったとか
ようもまぁ60年以上も続けて来たもんだ

って話がそれましたが
彼の勤勉さで過去の購買記録を見ていく中でエアスターという企業の部品だけ
高く購入されている事に気付き部長に進言するが、
件の"家族"ではぐらかされてしまう
またスクランブルに出たパクの後輩のジェットが墜落してしまう
その処理がジェットの原因ではっていう調査もなくパイロットに精神的なことで片付けられてしまいます

パクは原因を調べようとするか、何故か上からの指示でカンの過失として処理され、
その事から次第にパクに圧力が掛かり始め完全に購買課だけでなく国防部軍需本部全体からも白い目で見られ
部下はあからさまに協力拒否

国防部の権力を持つ者が部品の調達にリベートと言うかキックバックで私腹を肥やし、
それに逆らう者は、徹底して全所で潰しにかかり
それも軍隊としての家族ではなくてパク個人の家族にも火の粉は1降り注ぐ
韓国映画では、こんな映画が度々作られていますが
この映画冒頭に事実に基づいて作られたフィクションって断りもいれてますが

こぜまい軍人社会で一企業と結託してきた資料がTV局に流れ落ち
その資料は一級機密だって言い張る将軍
まTV記者も悪いよね撮らないことを条件に内部告発に乗り出したのにちゃんと隠しカメラで撮影してたり
○○FIRSTなんだよなみんな自分のことしか・・・それが韓国人の特性って言い切っちゃっていいのかな

2017年製作、韓国映画(日本公開作品)
ホン・ギソン監督作品
出演:キム・サンギョン、キム・オクビン、チェ・ムソン、チェ・グィファ、シン・スンファン、チョン・イルー、ユソン、キム・ジュンギ
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