実録 新選組

一日一本時代劇を見ていく企画
本日の一本はGPミュージアム(現オールインエンターテインメント)が2006年に製作したVシネマの時代劇をいつものように２本撮りした「実録新選組」
もう任侠映画を時代劇に置き換えたような"侠(男)のドラマ"ですね

前後編会わせると280分のVシネ超大作ではありますが、もう私から見ると
いつも見てる任侠Vシネの役者さんが髷つけて袴履いて大小2本差してるだけで
任侠Vシネに他ならない
ってのも八王子の郷士から腕一本で京都守護について
てっぺん目指すっていう新選組自体の活動も
見方を代えれば任侠ドラマのプロットと大差ないのよね

ってことで近藤勇に小沢仁志、土方歳三に寺島進
この二人が実にいいです
このDVDは中古屋のワゴンで500円で見つけたものですので前編しか見てないし
いづれ機会があればなんとか見たいものですが
この前編だけで新選組立ち上げさせた芹沢暗殺から始まって池田屋事件までを140分の尺にまとめていますので
この前編だけ見ても一応前編だけでも完結した作品でもあります

多分製作陣も故意のキャスティングだとしか思えませんが岡田以蔵役に中山一也を
絶対三池監督の「IZO」の岡田以蔵を進化させた演技でしょうね
そして哀川翔が坂本龍馬流石場の雰囲気を締めてくれてます

任侠ドラマを量産してる辻裕之監督も時代劇の演出もできるようですが
普段気心の知れた連中との映画製作ですから手慣れた演出と殺陣で見応えのある
エンターテインメント時代劇に仕立てている

どこから資金が出ているのか、ちゃんとセットも組まれてるようですし
是非とも後編も見て見たいものだ

2006年製作、日本Vシネマ、「実録 新選組」製作委員会作品
辻裕之監督作品
出演：小沢仁志、寺島進、大沢樹生、白竜、中野英雄、金山一彦、石橋保、小沢和義、本宮泰風、哀川翔、中山一也、遠藤憲一、曽根英樹、清水宏次朗、宮村優、國本鐘建、江原修、伊藤千夏

ブラックリスト シーズン5

シーズン4では様々な秘密が明かされていき、さらに終盤ではミスター・キャプランが掘り起こしたスーツケースが
リズとレッドの親子関係を揺るがす代物だということで
とうとう2人の親子関係が判明したところで終わってましたが途中でスピンオフでリズの旦那さんのトム・キーンが諜報員として活躍する「ブラックリスト リデンプション」を挟んでの
シーズン5のリリースが12月に・・・

5日から1月の新作リリースも始まり
見送るのもしゃくなのでなんとか4日かけて全22話、946分を鑑賞しました
前シリーズで現れた骨の真相が解明されるまで結構長かったですが
いや衝撃の展開でシーズン6が早々にみたくるような

前シーズン同様な全体を通すと3部構成のようなプロットの基本線はレッドが追い求める骨
前半は骨に疑問を持ったトムが骨のDNA鑑定させるために
なんと8話で命をおとしてしまうのですね
現場では頭をうたれ薄れ行く意識の中で犯人の手がかりを認識しているリズ

そして10ヶ月後意識を取り戻すリズ
トムの死を知らされ個人的に犯人探しを始めるリズ
実はトムは死んでなくて・・・って思ってましたが、本当に死んでいたようですね
「リデンプション」に出てきてたトムのお母さんに娘を預けて
トムの犯人探しをはじめるもののこの中盤ちょっとダレるのよね
犯人は警官とまでわかり
FBIバッジが必要に・・・カウンセリングを受けたりと・・・

終盤は骨をめぐって行き着いたさきになんとレッドのもう一人の娘ジェニファーまで登場して来てるのにはビックリ
リズとジェニファーは共闘して・・・

もうネタバレさせるとなんとレッドの骨
じゃ生きて今までブラックリスト渡して来ていたレッドは何者？
そんな秘密がシーズン6で解明されるのかな？