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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

カメラを止めるな!

2019-01-01 19:39:45 | 邦画
2019年の第一作目にと敢えて2018年に見残しておいた作品でしたが
私自身が老害なんでしょうか
世間様でこんだけもてはやされたこと自体ちょっと理解しがたい

映画の情報を入れない私でも最初の30分ほどがワンシーンワンカットのなが回し
っていうことくらいは、入って来てましたが
ワンカットシーンの映像がなんでしょうかブレブレだし、カットしないためにカメラを振って人物たちを撮すので
なんか私の嫌いなPOV作品を見てるみたいで、完全に前半は酔いました
後半の伏線回収っていうのが、実はキャッチコピーのモノホンゾンビが・・・っていう寸法かとか思って酔いざましをかねて見てましたが
なんと前半のワンカットシーン撮影現場での楽屋オチを・・・

そう言う意味では映画製作の裏側を知らない観客には確かに見たことない世界観ですから
そこら辺りが新鮮に写ったってことでしょうけども
ちょっとでもアマチュアで映画製作に関わった人には賛否あるんだろうな
これも懐古に走って青春の熱き想いが甦って賛に入る人と
その映画に関わった情熱を封印して、違う世界での人生を送ってる人にはほろ苦いモノでの否だったかも知れません

また裏の世界を見せるだけでなくて映画としては
クレーンが壊れて人間ピラミッドでの俯瞰撮影っていうところがクライマックスになってるんだろうけども
アソコ厳密に言わせてもらうとカメラを止めてピラミッドのてっぺんに渡した瞬間にもうワンシーンとは言ってもカメラがとまってるってのはワンカットはないし

って言いつつ本編ラストではドローン使用の俯瞰にしてるんですよね
そんな目新しい作りになっていませんし
ワンカットシーンにこだわってのテンヤワンヤは映画的には面白い題材ではありました
ってのも全員が役者としては私には知らない人ばっかが真面目に表と裏の姿を演じてるところは買えるけども

女優さんDDの私には秋山ゆずきさんの着衣でも判断可能なちっパイとホットパンツ(死語)のお尻に惹かれました
ただそれだけが見所の映画っていってしまう似非ニヒリストな自分が出現してきていたようで

2018年製作、日本映画、ENBUゼミナール作品
上田慎一郎脚本・編集・監督作品
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、山崎俊太郎、大沢真一郎、竹原芳子、吉田美紀、合田純奈、浅森咲希奈、秋山ゆずき、山口友和、藤村拓矢、イワゴウサトシ、高橋恭子、生見司織
コメント (2)
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