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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

続組織暴力

2018-12-01 23:50:02 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
この企画も12月までの限定ですので今月31日まで続けられればいいのですが・・・
さて本日の一本は昨日に続いて佐藤純彌監督の社会派の異色任侠映画
「組織暴力」の2作目です

丹波哲郎の刑事がそのまま残りましたが
今作の舞台は新宿から銀座に移ってのやっぱ暴力団より悪い奴は右翼の大物って言うのは変わっていないところが社会派って言うことでしょうか
前作に比べるとストーリーが渡辺文雄演じる一匹狼の兵頭五郎が
表向きは正当な法の手続きをとって銀座商事を設立し、
手広く氷やおしぼりのお仕事を始め従業員すべてが大学の運動部のアルバイト
そのため古くから銀座を縄張りとしているヤクザと小競り合いの事件を起していた

が、兵頭の銀座の勢力地図をぬり変えようとする動きに関東政友会の
榊組がのり出してきたものの
政治的手腕にも長けた兵頭は政友会の菊川会長に盃を下ろしてもらい傘下に収った。
物凄い勢いと政治力と悪知恵を駆使して成り上がっていく渡辺文雄が実に小気味よくて
映画自体にもテンポを与えている代わりに
一応主役である丹波刑事が一歩も二歩も引いた形で
新興ヤクザがなりふり構わずに成り上がっていく様が実に娯楽映画としての面白さを堪能させてくれる

その兵頭の動きから目を離さなかった北川は兵頭を逮捕するものの
と勢力を政財界にまで浸透させていた兵頭が、政界の大ボス大和田と手を結んでいたことから、
兵頭を釈放せざるを得なかった

大和田は兵頭から弾丸道路用地買収にまつわる丸菱不動産の三十億円不正融資事件から得た資金を調達されていたのだったが
それは政友会を敵に回して得た資金であったたために
大和田は、資金の真相を闇に葬るため、菊川と手を結んで警察の目の前でヤクザ同士の抗争と言う形で兵頭を葬ってしまった。

で兵頭を目の前で殺され北川警部はこの事件の真相をつかみかけていたが、
北川の前でうそぶく大和田に手も足も出ないこ北川の顔には、やりばのない怒りが浮んでいた
またまた最後は大物に手も足も出ない警察の姿を見せて終わるんですね

銀座が舞台と言うことではないとは思いますが安藤昇がゲスト出演してるんですね

1967年製作、日本映画、東映作品
佐藤純彌監督作品
出演:丹波哲郎、渡辺文雄、谷隼人、待田京介、内田良平、柳永二郎、山本麟一、室田日出男、水島道太郎、河津清三郎、見明凡太朗、八名信夫、日尾孝司、稲吉靖、曽根晴美、永山一夫、三重街恒二、露口茂、金子信雄、河合絃司、沢彰謙、関山耕司、近藤宏、今井健二、南風夕子、国景子、潮健児、安藤昇
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三尺魂

2018-12-01 17:53:03 | 邦画
たまにはこう言う映画を見るのもいいな
って見終わって思わされた映画

自殺サイトの掲示板で知り合った4人の男女が集団自殺、
それも邦題の通り、自殺希望者のハッパさんが御作りになった打ち上げ花火の三尺玉を
目のまえで爆発させて集団自殺使用と言うもの
まず最初に小屋に現れたのは、台車で直径90センチの三尺玉を運んできた花火師のハッパさん(本名城戸さん)、
三尺玉をセッテイングしてるところに続いてベビードールの研修医の高村クン
ハンドルネームは彼は産婦人科医ですが、医者としての一歩が踏み出せずに欝を生じていたのだった
そして主婦のツバサことふみさんがやって来て
自己紹介ってもハンドルネームですが・・・

そこに最後の月子さんが登場してきましたがなんと彼女は
現役バリバリのJKだった
将来性のある”JKを巻き添えにできない”と、大人達は月子の自殺を止めようとするが、
月子の決意は固く、彼女は咄嗟に発火ボタンを押し三尺玉を爆発させてしまう

しかし爆発の次の瞬間ハッパさんが三尺玉で自殺準備をしている集合前の時間に戻り
そうなんですよねこの間映画前半はこのJKを自殺させまいと必死になる大人たちの説得って言う状況のタイムループのお話で
タイムループする度にタイムループしているんだって理解していく大人たちの
自殺を思い立った境遇とかが語られていくと言う寸法で
このタイムループ自体の原因がJKを巻き添えにしているからだと考え、
必死に月子を説得し続けるのだが・・・

月子は学校でいじめにあい、家庭では父の後妻さんと表面上の親子を演じていたのだったが
最終的に月子も自分がタイムループしてることで大人たちの説得に納得がいき
4人はハッパさんの三尺玉を打ち上げて自殺を思いとどまる
ってツバサさんは自動車事故で我が子を亡くし生きるのぞみを断とうと
ハッパさんは花火師の仕事に失敗し娘のために保険金を・・・

巨大な花火を使った集団自殺のため集まった4人の男女だがタイムループで自殺を思いとどまった4人ですが
後半は月子さんこと希子さんがハッパさんがしきってる花火大会で知り合った彼氏と結婚し
半死半生の危険の中で優秀な産科医に子供と自分の命を助けてもらう
ってこの優秀な産科医がベビードールさんだってことを希子さんは知らない
4歳くらいの女の子が父親の手を離れて道路に飛び出し自動車の急ブレーキ音に
ふり返れば熟年になったふみさんが子供を身を挺して助けていたのだった
何も言わずに立ち去ったあとに希子さんがやって来て
旦那になんで住所も名前も聞かなかったって言うものの

そうなんですよね希子さんの知らないうちに
集団自殺で関わった3人が・・・

まさに人生って打上花火のようなもの?
時を超えて展開する人間模様が何とも言えない心地よさを与えてくれます
前半はワンシチュエーションの展開が演技派の津田寛治にもよるところがおっきいのか
なんか舞台を見てるようだったし
大人たちが右往左往してJKの自殺を止めようと必死になるが故に気づけば
自分自身への自殺抑止になっていくって言う展開が見事

実はこの前半だけでもドラマとして成立し得てるんだけど
後半はJKのその後の人生を描くことによって人間一人で生きていけない
何らかの形で人様に助けられて生きて生きてるんだって言うのは蛇足ではあるような・・・

でもなんか久々に私には到底似合わへんような映画を見て魂を揺さぶられた
ってことで邦題が"三尺魂"になっていたんですね

JK演じてる村上穂乃佳って子にちょい魂を揺さぶられましたが
お初の子だとおもってましたが「リアル鬼ごっこ」にでてられていたんですね

2017年製作、日本映画、三尺魂2017作品
加藤悦生監督作品
出演者:村上穂乃佳、木ノ本嶺浩、辻しのぶ、津田寛治
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