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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

カンフート・ラベラー南拳

2018-05-09 23:33:50 | 洋画
5月2日にリリースされた中国映画と思っていたのですが
見終わって調べたたら、世の趨勢なのか中国のネットで配信された映画だったようです
さらに本編のエンドクレジットの後に美国のCGで作られてるコミック映画の実写版並みに
続編ありきの映像が付加されてて
6月2日にDVDがリリースされるようですが、続編はDVDスルーですが
こちらは<未体験ゾーンの映画たち2018>にて上映された1本

オープニングではCG映像の戦闘シーンに
”2147年。異星人の侵略により、人類は絶滅の危機に瀕していた。あらゆる兵器は無力で、世界各国は次々と陥落、残された拠点は遂に中国西部の軍事基地のみとなった”
って言うようなナレーションが被さってこの物語の基本設定が説明されます

このままいくと人類が滅亡してしまうということで起死回生の策として
人類側の戦闘人形ロボットにカンフー技を修得させ
それを戦闘ロボットにプログラミングさせるため、
過去に1体のロボットが送り込まれることになるのだが
 
清朝時代に南拳の達人がいるということで、そこに1体のロボットと、
そのメンテナンス役として一人の技術者の女性が片道切符で送られる訳で
基本は2147年のお話ですが、ロボットが送られる先が秦朝時代でカンフー修行っていう
ある意味エイリアンのSF映画とカンフー映画のおいぢいトコ取り映画
さらにエイリアン側も人類ロボットを倒すためになぜか最強南拳の殺人ロボットを送り込んで来ると言う
なんだろうな中国カンフー映画に「ターミネーター」のスパイスを加味させてる映画だよね

感情のないはずのロボットに技術者がついてきてるので
南拳マスターのための感情プログラムを入力されたことによって
起こす様々な人間的な行動や、
自らに意思で片道切符でタイムトラベルをしてきた女性技術者の
顔だけ片想いのロボットへの切ない想いなどもあったりして
お話としては7日間で南拳を秦朝とフランス軍との戦いの中で
殺人ターミネーターとも戦うもうお腹いっぱいな話ではあったけども、
見ていて飽きない映画になっていた

やっぱ続編も見てしまうんだろうけども続編では2147年に帰れない女性技術者さんは出てこないんだなぁ
それだけが残念
タマに竹書房も面白い作品を輸入してくることもあるんですね

2017年製作、中国映画(日本公開映画)
チャン・シアンフォン監督作品
出演:タイガー・チェン、ワン・チー、イエ・ユンフェイ
コメント (2)
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シンクロナイズド・モンスター

2018-05-09 19:58:56 | 洋画未公開
5月2日にリリースされたんですが・・・
よくDVD屋(レンタル屋さんではない販売店の方)さんにいくのですが
この作品はピンクのアウターケースを身に纏ったBlu-rayとして売られておりまして
ハピネットとしてはある意味、異例な販売戦略って
どういう意味でしょうか、
でもいくら女優さんDDの私でもアン・ハサウエイだけどこの映画購入するような気が興らずに・・・
一応アン・ハサウエイだからレンタルはしてきましたが

この映画実に面白い映画だった
でも面白いの意味は所謂愉しいとか、満足したって言うような映画ではなくて
それとは真逆でして映画的にはこっちの予想をはるかに越えて
なんか不思議な感覚の映画としてはまるっきり?って言うような映画だったわけね

普通にこのジャケットとキャッチーからだとコメディに・・・
しかし、そんな予想を外してくれるし
怪獣が一応出てくるけどもアン・ハサウエイと同じ時間軸に存在するものの
物理的にはソウルと言うかなり離れた場所に登場してきます
ただアン・ハサウエイと怪獣の動作は物理的にはなれているけど、確かにシンクロします

ニューヨークに彼氏ティムと同棲しているグロリア、失業の憂き目にあい
酒浸りの日々を送っていて、ついには同棲中のティムから家を追い出され、
生まれ故郷の田舎町へと逃げ帰ると、幼馴染のオスカーと出くわし
実家に彼が家具とかTVとかをくれたりするし
金も無いため彼が経営するバーでウエイトレスとして働くことになるが、

その時韓国ソウルで突如巨大な怪獣が現れ、
テレビに映し出された衝撃映像に皆が騒然とする中、
グロリアはあるコトに気付く
”この怪獣、私と全く同じ動きをする…?!”
不思議に思ったグロリアは、怪獣とシンクロする町の公園と怪獣の行動のシンクロするコトから
ソウル市民の命をまもろうと海を隔てたアメリカの田舎町で一人悩みつつも奔走するが
そこに”新たなる脅威の巨大ロボット”が怪獣ともにソウルで暴れだすに辺り・・・

そうなんですグロリアは怪獣とシンクロし
巨大ロボットはなんとオスカーとシンクロしてるのである
ここまで何も語られて来ませんが・・・
小学校時代のふたりの行動が起因しており
彼の歪な精神が今回の原因とわかって・・・

さらにグロリアがオスカーの友人と寝たことでさらに精神が歪められソウル破壊をゆすりのネタにしてきたオスカーにどう対抗手段をとるのか・・・

酔いどれ女がソウルを救う映画
なんだろうなある意味SFであり、コメディであり何とも言えない不思議な映画でしたが
アン・ハサウエイさんのキュートさが見所の映画
廉価版が出版されたらコレクションしてもいいかな

2016年製作、アメリカ映画
ナチョ・ビガロンド製作・脚本・監督作品
アン・ハサウエイ製作・出演
出演:ジェイソン・サダイキス、ダン・スティーヴンス、オースティン・ストウェル、ティム・ブレイク・ネルソン
コメント (2)
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