MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ゴールド/金塊の行方

2018-02-07 23:25:55 | 洋画
ジャケット見るとマシュー・マコノヒーが日本人の私から見ると
戦国武将の落武者みたいに見えるって・・・
事実に基づいたお話と冒頭にでて来ますが、キャラクターの名称とか色々あって脚色されてつようですが

結局は山師(本当の意味での)が山師(違約の方の意味)だったと言うお話
後者の意味の人間ばっかが跋扈する映画です
本当に詐欺師と言うか、企業株価や、己の自己資産にしか興味ない人物ばっか
とある国の政府や要人から国家元首まで自己の資産を増やすことしか念頭にないと言う
ある意味絶対的に私的にはなかなか面白うございました

鉱脈探しの会社経営を父親から受け継いだウェルスのモノローグから物語が始まりますが
この一人語りで物語が進むのかは後半で、分かる仕組みとなっています
つまり詐欺及び色んな罪状でFBIの取り調べの本人の証言だったのです

彼が父親から受け継いだ鉱脈採掘会社が、彼の時代で倒産寸前となり、
起死回生を狙ったウェルスは、独特の理論を持ち学会や業界からつまはじきされている
地質学者マイケル・アコスタと契約を結びます
金脈を発見した暁には発掘権利やそこから生じる利益を半分に分けるとの契約を
紙ナプキンにしたためます。

この時点でアコスタは完全に本業以外の山師であったようですが
ウェルスは頭の回転の速さと持ち前の血筋の山師、さらに強運の両方を
発揮しインドネシアで金鉱を見つけます・・・
ただ自分に資金力がないので大手に協力をあおぎ
資金援助まで持ち込むものの大手企業には裏切られ
かつインドネシア政府にも裏切られ・・・
無一文になるのだが、突然インドネシア政府が金鉱はないと言われ

大手企業は倒産、民衆は株が紙切れに・・・ってことで
詐欺罪でウェルスはFBIに逮捕され
その取り調べが主人公のモノローグという事で

ラストで一応明かされるアコスタの詐欺的の金脈発見の真実をウェルスが、どこまで知ってい
たのかという点で不起訴に・・・

どうやら山師アコスタの一世一代の山師仕事全員が騙されたんですかねぇ
インドネシア軍に私刑的に殺されちゃうアコスタでしたが
ウェルスとの約束は忘れていなかったのね
二人の友情を超えた、言葉では言い表せない関係が実にいい作品でしたねぇ

2016年製作、アメリカ映画
スティーヴン・ギャガン監督作品
出演:マシュー・マコノヒー、エドガー・ラミレス、ブライス・ダラス・ハワード、コリー・ストール、トビー・ケベル、クレイグ・T・ネルソン、ステイシー・キーチ、ブルース・グリーンウッド、ジョシュア・ハート
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殺意の誓約

2018-02-07 15:42:33 | 洋画
シネマート新宿の企画興行<ワールド・エクストリーム・シネマ2017>にて上映された
アイスランドのサスペンス・スリラー映画です
ちょっと私には馴染めない作品でしたね

娘っていっても先妻の娘であり、大学生でアイスランドでは18歳未満が少年ってことなのかな
18歳以上は成人ということが分かりました
そうなんですじい様の葬式にやって来た主人公の娘
彼氏ちょいワルでして、クスリにてを出しているようで、そんな男に娘はおきまりのメロメロ
ってことで父親のゆうことはまるっきり聞かない・・・これもおきまりのプロット
主人公は新しい嫁さんと暮らして小学生の娘をもうけており
一応腹違いではあるものの交流はしてるようです
そして主人公は心臓外科では名医と言う設定です

娘の恋人オッターが薬物絡みで金を稼ぎ生活していることを知った主人公は、
2人を引き離そうと警察に相談するものの娘は成人ということで
親の庇護下にはないということで
自らオッターの家に忍び込み薬物を見つけて密告したのだが
オッターは逮捕されることなく、証拠不十分で釈放されてしまい
逆にオッターは密告した主人公を脅迫し、嫌がらせを始めるようになる

家族の身に迫る危険を感じた主人公フンヌルは、医師という立場を利用して、
愛する者を守るためにオッターを抹殺する計画を企てるのだったが・・・
なんだろうなぁ釘の散弾で撃っておきながら外科医の腕で傷口直したり
病院の薬使用して延命してみたり・・・

見てるこっちはイライラするのですが
自分に嫌疑がかからないようにって言う計画だとは分かるのですが
とっとと殺しちゃえってイライラするのですが

しかし、予想外の反抗もあるものの
衆人環視の医術行為の中で殺すんですが
警察も何となく彼の犯行と思うものの証拠がないので・・・
しかし、主人公がなにげに言った言葉で父親の犯行と知られ

そして、彼がとった行動は・・・

根本は娘大事で助けようとしたオトーサン
彼の殺人行為は実は娘を自分から離れさす結果となる空回りのお話だったんですね
私的にはなんだか緊張感もなくてダラダラした映画でしかなかったけども
意識が途中で飛ぶことはなかったのが不思議っちゃ不思議でした

2016年製作、アイスランド映画
バルタザール・コルマウクル製作・脚本・監督作品
出演:バルタザール・コルマウクル、ヘラ・ヒルマー、ギスリ・オルン・ガルザルソン、マルグレット・ビャルナドッティル、ソルステイン・バフマン、ソルステイン・グンナルソン、イングヴァール・E・シーグルソン
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