黒川博行さんの小説は疫病神シリーズの『螻蛄』と『破門』しか読んでません
孤独老人の財産を食い物にするお話はそれなりに事件種になってましたが
それを”後妻業”と言う新手の金儲け手段の手法を小説にしちゃってるのはなんとも
ってか、自分の先の人生を見据えられてるようで身につまされるような気がして小説も読んでませんが
そんな訳でこの映画は見たい半分、見たくない半分だったのですが
エロチックOVで「後妻業の悪女」と言う丸純子さんのOVをCSのOAで見てしまっていたので
本家と言うかオリジナルの方を見ておくのが我が血液型の律儀な性格で・・・と7日の昼間にBSの日本映画専門チャンネルでOAしたもの録画視聴しましたが
いやはやすさまじい怪演大竹しのぶさんに快演の豊川悦司で実に爽快な映画でしたねぇ
昔の日本映画と言うか昭和の日本映画だったらここまでコメディチックにせずにもっとシリアスに描いて
見終わった老人観客を暗澹とさせるつくりになるにでしょうが
出てくる人物の殆どが悪人です、
たとえば尾野真千子演じる被害者の家族と言えども
父親をほったらかしにし、死んだら財産分与で後妻業を追い詰めようとするものの
父親への愛情のなせる技ではなくて遺留分の財産目当てでしかないわけで
それに輪をかけて尾野真千子を助けて調査する探偵だってわずかな手数料より
全貌をネタに後妻業業者を強請わけだし、
柄本明は獣医を本業にするものの裏ではもぐりの人間医者をやっておったり
鶴瓶に関しては己の逸物を武器に後妻業とは真逆の後家殺しの詐欺師であるわけで
善悪入り乱れるというよりは全員が悪人
"登場人物全員悪人"なんて言うたけしの映画もありましたが、そちらはヤクザ稼業のお話でしたが
こちらは端から見ればごく普通の市井の人間、それでも人一倍金に対する欲望をギラつかせているわけでして
大竹演じる小夜子と豊川悦司のやっていることは実に極悪なんだけど、
ある意味現代社会が抱えてる隙間を埋めて金品を合法的に掠めとる役を
お二人はなんの悪びれもなくあっけらかんと演じていることで、
映画も暗くならないし見終わっても嫌悪感を抱かないるわけでして
舞台を大阪にしており金に欲望を執着させる主人公たちの
老人に人生最後の幸せを与えてるんだから当然の報酬との自分勝手な理屈も、
まあそうやろな、と思えてしまうから不思議なものでありますが
そもそも老人の自然死を待つのが常套手段なにでしょうが
時間的な余裕がないとか実際に手を下しちゃうのはリスクでしかないわけで
このへんが露骨に手を下してなければ、探偵につけ入れられなかっただろうけども
って全員悪人と書いてしまいましたが尾野真千子の同級生弁護士は悪人じゃなかったなぁ
一応コメディということで普通に最近の日本映画での二時間超えは苦痛でしかないのですが
この映画は一向に苦痛に感ぜず最後まで見られた
2016年製作、日本映画「後妻業の女」製作委員会作品、東宝配給
鶴橋康夫脚本・監督作品
出演:大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、ミムラ、樋井明日香、梶原善、柄本明、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏
孤独老人の財産を食い物にするお話はそれなりに事件種になってましたが
それを”後妻業”と言う新手の金儲け手段の手法を小説にしちゃってるのはなんとも
ってか、自分の先の人生を見据えられてるようで身につまされるような気がして小説も読んでませんが
そんな訳でこの映画は見たい半分、見たくない半分だったのですが
エロチックOVで「後妻業の悪女」と言う丸純子さんのOVをCSのOAで見てしまっていたので
本家と言うかオリジナルの方を見ておくのが我が血液型の律儀な性格で・・・と7日の昼間にBSの日本映画専門チャンネルでOAしたもの録画視聴しましたが
いやはやすさまじい怪演大竹しのぶさんに快演の豊川悦司で実に爽快な映画でしたねぇ
昔の日本映画と言うか昭和の日本映画だったらここまでコメディチックにせずにもっとシリアスに描いて
見終わった老人観客を暗澹とさせるつくりになるにでしょうが
出てくる人物の殆どが悪人です、
たとえば尾野真千子演じる被害者の家族と言えども
父親をほったらかしにし、死んだら財産分与で後妻業を追い詰めようとするものの
父親への愛情のなせる技ではなくて遺留分の財産目当てでしかないわけで
それに輪をかけて尾野真千子を助けて調査する探偵だってわずかな手数料より
全貌をネタに後妻業業者を強請わけだし、
柄本明は獣医を本業にするものの裏ではもぐりの人間医者をやっておったり
鶴瓶に関しては己の逸物を武器に後妻業とは真逆の後家殺しの詐欺師であるわけで
善悪入り乱れるというよりは全員が悪人
"登場人物全員悪人"なんて言うたけしの映画もありましたが、そちらはヤクザ稼業のお話でしたが
こちらは端から見ればごく普通の市井の人間、それでも人一倍金に対する欲望をギラつかせているわけでして
大竹演じる小夜子と豊川悦司のやっていることは実に極悪なんだけど、
ある意味現代社会が抱えてる隙間を埋めて金品を合法的に掠めとる役を
お二人はなんの悪びれもなくあっけらかんと演じていることで、
映画も暗くならないし見終わっても嫌悪感を抱かないるわけでして
舞台を大阪にしており金に欲望を執着させる主人公たちの
老人に人生最後の幸せを与えてるんだから当然の報酬との自分勝手な理屈も、
まあそうやろな、と思えてしまうから不思議なものでありますが
そもそも老人の自然死を待つのが常套手段なにでしょうが
時間的な余裕がないとか実際に手を下しちゃうのはリスクでしかないわけで
このへんが露骨に手を下してなければ、探偵につけ入れられなかっただろうけども
って全員悪人と書いてしまいましたが尾野真千子の同級生弁護士は悪人じゃなかったなぁ
一応コメディということで普通に最近の日本映画での二時間超えは苦痛でしかないのですが
この映画は一向に苦痛に感ぜず最後まで見られた
2016年製作、日本映画「後妻業の女」製作委員会作品、東宝配給
鶴橋康夫脚本・監督作品
出演:大竹しのぶ、豊川悦司、尾野真千子、長谷川京子、水川あさみ、風間俊介、余貴美子、ミムラ、樋井明日香、梶原善、柄本明、笑福亭鶴瓶、津川雅彦、永瀬正敏








