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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ブラッド・ファーザー

2017-09-27 10:08:06 | 洋画
これもいつ購入したのか覚えていません、未見のDVD山のなかからでてきた
最近はレンタルにもほとんどみるべきものもなく
CSやBS録画視聴したりしてますが、たまに山を探るとひょんなことからこんなんがでて来ます

メル・ギブソン主演の「96時間」みたいな、娘を助けるお父さんの映画
いくら映画の情報を入れないと言ってもメル・ギブソン版の「96時間」くらいの情報は入ってきているので
面白そうだと購入したんだと思いますが・・・期待したほどのアクション映画ではなかったかなぁ
ちなみにこの映画6月に日本で公開されてますので
ここのところ二次使用の規定は以前は公開後6ヶ月だったのだが
ファースト一般公開終了後3ヶ月に緩和されたようですね

一応アメリカ映画じゃなく「96時間」同様フランス映画なんですけども
原作があるようでアクションの釣瓶打ち映画と言うよりは娘と会話してる時間の合間に
ちょっとした銃撃戦が挟まれてるだけの映画だったかな

日本でのキャッチコピーと言うか惹句は"メル・ギブソンが遂に荒野に帰ってきた!"
って言うだけで娘と彼女を追う麻薬組織からのがれるために
エンジンのかかんないようなポンコツムスタングで逃げる先が砂漠
ムスタング捨ててバイクで逃げるのも砂漠って言うだけで
メル・ギブソンの当たり役"マッドマックス"を投影させてるだけでして

オープニング、スーパーマーケットのレジにて9mm弾を沢山買うお姉ちゃん
一応ID提示を求められるのね、麻薬をくすねたやつの元に向かうメンバーのボス?の女だったのね
かみさん殺せと命じられるものの、引き金引けずにいたときに、弾みでカレシを撃ってしまい
逃げ出すものの、麻薬組織と警察に追われて行き場がなく

アル中のリハビリをしながら、ひっそりと彫物師として暮らす父親に助けを求める
この父親にメル・ギブソンで、娘をエリン・モリアーティが演じてる
結構可愛いんだなぁ

麻薬組織がこのトレーラーハウスにやって来ての銃撃乱射ですが、回りの人物たちが銃を片手に大集合で彼らを救うが
娘を守るために、このトレーラーを捨てて逃亡の旅に出るものの
娘はさらに警察にも追われていて、TVニュースとか顔が出まくり
メル・ギブソンは己のアウトローとしてのスキルをフル活用して
迫り来る敵と警察に闘いを挑んでいく

先に書いたようにアクションの釣瓶打ちではなく単発的に銃撃アクションを挟み
長い間音信不通であり、お互いを避けてきた父と娘が命の危機を回避する度にその心の距離を縮めていくと言うお話だったんですねぇ
一番の見せ場としてはバイクで逃げる二人を追う組織のバイカー軍団との戦いかなぁ

オチが良くできていて、娘のカレシでもあった麻薬組織のボスをああいう形でやっつけるのがある意味新しい
普通だったら自分の手で倒すのが映画としてのセオリーなんだけど
それを見事にはずしてくれた点には拍手です

そういやBlu-rayの予告編に偶然なのか意図的なのかメル・ギブソン監督作の「ハクソー・リッジ」の予告編が入っていたなぁ
顔は前半殆ど髭面顔だったのが、後半綺麗に髭をとってしまうとやっぱ更けたなぁってのも
やっぱ年輪だよね
尺も88分と私的には丁度いい尺だった

2016年製作、フランス映画
ジャン=フランソワ・リシェ監督作品
ピーター・クレイグ原作・脚本
出演:メル・ギブソン、エリン・モリアーティ、ディエゴ・ルナ、マイケル・パークス、ウィリアム・H・メイシー
コメント (2)
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サラエヴォの銃声

2017-09-27 03:05:38 | 洋画
ちゅうたら、1914年オーストリアの皇太子がセルビアの青年にしゃさつされ
の2一発の縦断によって第一次世界大戦が始まったとされる
それから100年後の2014年当時から存在するホテルの一日を・・・

こういう映画を名実共に映画グランドホテル形式と言い、
つまりホテルという一つの場所を行き交う様々な人の人生を描くことで物語を進めていく群像劇な訳でして
描かれるのは宿泊客だけではなく、ホテルで働くフロント係、コック、そしてランドリーで働く従業員とホテルの支配人、
ってことっっd経営者は登場してきませんが支配人を資本家側の人間として
従業員たちを労働者
さしづめjacketの女性は労使間の中間にいちしてる人物

歴史あるホテルも今では経営難に陥って今日のサラエヴォの記念日に労働者側はストライキを決行しようと・・・
そしてホテルには記念講演をするVIPが泊まっており
彼の警備のための警官が常駐しており

そして記念日ののための特別企画としてか、ホテルの屋上では
テレビ局のインタビュー番組を中継しており、
1914年のサラエヴォ事件の暗殺者ガヴリロ・プリンツィプについて、
犯罪者か英雄かと言った議論がかわされ
そこにガヴリロと言う昔の犯人と同じ名前のプロレタリアートも呼ばれており
社会を改革するには拳銃をと、持ち込んでいて

群集劇と書きましたが主要なお話はは二筋あって
そのひとつはホテルの従業員たちが計画しているストライキをめぐる物語、
そしてもうひとつが、テレビ番組の取材される側として登場する
暗殺者と同じ名を持つガヴリロの激論とその後の彼の行動

ホテルは、経営不振なのでしょうストライキの決行を避けようと地下のカジノのを牛耳ってるやくざを使ってスト主導者を暴力で押さえつけてストライキ決行を遅らせるのだが
労働者側はフロントの彼女の母親であるランドリーの主を
首謀者に祭り上げ
彼女もまた娘の目の前で地下のヤクザたちに拉致されてしまう
フロントの女は支配人に頼むものの彼もまた使われてる身・・・
ただ黙って彼女のおっぱいをさわるのみ

リーダーがいなくなれば腰砕けになるような、それぞれが皆迷いを持っているような計画です。皆解雇という不安もあるでしょうし、ストライキで何かが解決するといった希望も持てていないようであり、実際熱っぽさはまるでありません。
この辺りの描き方が実にリアリティがあって何ともやるせない男も女も

屋上で一応激昂が覚めたもののエレベーターが来ないのだから
拳銃をてに持ったまま階段を降りてくると
偶然VIP警護の警官が彼の拳銃に気づいて咄嗟に二発お見舞いしてしまう
コレが100年後に同じホテルで鳴った銃声だったわけで

カメラはフロント係のラミヤを俯瞰気味にとらえ
ラミヤとともに動き回るといった映像で淡々と傍観者の目線を最後まで崩さずに
描くことで極力ドラマ性ではなく日常のリアリティを崩さずに描写しているんですね

東洋人が東欧の世情が理解できてませんので、ストライキとかも組織化されてないような
TVインタビューで語られてることも、撃たれた彼が何に怒っていたのかわかりづらい映画でもあった
2016年製作、フランス・ボスニア・ヘルツェゴヴィナ合作映画
ダニス・タノヴィッチ脚本・監督作品
出演: ジャック・ウェベール、スネジャナ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ
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メス猫 キャットピープルの誘惑

2017-09-27 00:49:29 | OV
エロチックイメージビデオの販売会社にオルスタックソフト販売ってのがありますが
エロチックビデオの他に
ヨーロッパやアメリカの版権切れてるような過去作品を結構な割合でリリースしてくれたり
洋画や邦画の話題作のエロチックというか、コメディというか
どっち付かずの中途半端な作品をオリジナル製作してたりと
結構私的には好きなDVD販売会社が、

またまたやってくれましたこのオルスタックが製作発売の「くノ一忍戦帖」シリーズ三作に続いて
遊山直奇監督とAV女優の川越ゆいさんとのコンビで4作目ですか
邦題からしてある意味「キャットピープル」のパクリみたいですが
そうでもない現代風日本の旧態な怪猫ものを作ったようですね
いやそれなりに面白かったですよ、って猫の怪物つまり怪猫の造型は見るに耐えなかった
のは御愛嬌と言うことで・・・

売れないマンガ家・光一は恋人の琴美がいるのだが彼女はセックス恐怖症とか
さらに友人と言うかライバルの漫画家にはかなりの差をつけられており
ある日の捨てられそうになっていた猫を、ライバルから買い取ったものの
猫嫌いの恋人琴美の反対を押し切って、その猫をシズカと名づけて飼い始めるのだった

実はその猫は、はるか古来より生きる猫族の末裔で、夜な夜な人間の美少女に変身しては、
飼い主の"性"を搾り取る魔性の猫だった・・・そうライバルはそれを知って処分しようとしていたものを
光一は買い取って飼育を始めてしまうのである
過去に恋人を事故で失ったトラウマと、いまの恋人との非セックスに物足りなさを感じていた光一は
その変身猫少女の奔放な魅力と性のテクニックに、身も心も虜になっていく・・・
しかし、光一が猫人間とセックスに溺れていそのまわりで
獣による連続殺人が起こり始めるのであった

一応R-15指定作品ですが、主演の川越さんを始め、恋人役のしじみさん他お二方の濡れ場もあって
かなりな濃厚な作品でしたが
川越さんは私的には4本目のOVではありますが、台詞回しも演技もまだまだですねぇ
ハダカもちょいでっぷりしてるし・・・
って言っても範田紗々さんはノンヌードでのご出演でした

ちゃんとモノ本の猫も出て来て人間様よりも演技達者ですよねぇ
私は猫派なので猫ナンチャラって言うタイトルだとつい見てしまいます


2017年製作、日本OV、オルスタックソフト販売作品
遊山直奇脚本・監督作品
出演:安藤ヒロキオ、川越ゆい、しじみ、保田泰志、青木優里佳、朝日奈みなみ、田中みゆき、範田紗々
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