MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

日本統一60

2024-01-26 05:05:00 | Vシネマ
ついにこのシリーズも60作目、だいたいオールイン時代から二ヶ月に一本の割合でリリースされてきてるから年6本のリリースとしてもう10年も続いていたのね
そんなこんなで今作はあの懐かしい哀川翔演じる丸神会の重鎮で務所で氷室と兄弟になった秋本さんとの丸神と俠和会とが日本統一でぶつかったら
って言うエピソードが60回記念なのかはわかりませんが村田敬一郎さんも粋な計らいを見せてくれたのはいいけど
10年前の氷室さんのお顔がお若いこと・・・
 
さて前作「日本統一59」で所沢の杉政組の頭の清水と本部長の高橋を噛み合わせて清水を潰して高橋を追い込んだらなんと自ら毒を飲んで死んだ高橋
一応所沢に坂口に事務所を開かせて
いざ丸神との縄張り争いかっていうとこから始まる今作ですが
丸神も所沢に介入してきて東西二大勢力が直接対決の時を迎えることとなったのに
なんと丸神の会長の菅田俊さんが何故か今作で出演されてなかったのは何故だ?
 
丸神から所沢に入ってきたのは田村さんのオトモダチだったのね
まぁ今作では俠和会が反社組織であることを如実に見せつけてくれる作品でして
暴力的な山崎一門連中の姿をしっかりと見せてくれてて
皆さん強いのね
そして所沢にはびこるシャブの出所を探り当てていくと
 
そこは村田さんが今作でもあの闇バイトのタタキ事件を彷彿とさせるルビーなる黒幕といった時事ネタぶち込んでのお話でしたねぇ
丸神さんはなんと警視庁本部から徹底捜査を受けて俠和会がちくったと言った誤解が生まれたりするものの
氷室さんは迫田さんとの腹を割った話し合いで解決を図り
田村さんは田村さんでオトモダチと・・・
結構見どころの多い今作でしたが黒幕ルビーにも土壇場で自死されてしまい
その現場には大量の武器とシャブが
 
ってことで警察をも動かす大者がテロを企てているのじゃないかって
そうなんですよ、そこでハタって気付いたんですが警察幹部に菅原大吉さんを持ってきてる事
そして「日本統一58」から「日本統一59」の時に一話抜けたんじゃないかっておもわされた
あの無気味なカルト宗教団体の連中
ほんとに58のラスト無気味なのに急にストーリーから抜け落ちてましたからねぇカルト宗教の連中は・・・
 
こいつらがテロのためにあれだけの武器とシャブを用意させたんでしょうね
だって氷室さんたちの目の前でみんな毒や拳銃で自死してるじゃないですか
村田啓一郎さんの遠大な構想だったようですね
 
一応っていうかやっぱ俠和会と丸神との直接対決はまだまだ先で
まずはカルト宗教団体
そして京浜連合と順番に倒していかなくてはねぇ
 
「日本統一外伝氷室蓮司」は劇場公開されるんですね
そして記念すべき60作目のジャケットはこれまた氷室田村両氏だけというスッキリ感もいいねぇ
 
2023年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、村田啓一郎脚本、辻浩之監督作品
出演:山口祥行、舘昌美、北代高士、 勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、岸田タツヤ、喜矢武豊、金馬貴之、本郷弦、菅原大吉、菅原卓磨、根岸大介、近童弐吉、成瀬正孝、軍司眞人、曽根悠太、飛鳥凛、中野英雄、小沢仁志
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極道の紋章 レジェンド 第十八章

2023-12-26 05:05:47 | Vシネマ
今年最後のオールインエンターテインメント作品でもあり、ライツキューブからリリースされるこの「極道の紋章レジェンド」シリーズ第十八章
この作品もいつまで続くのでしょうか
第一シーズンは20章まで続いていましたが、どうやらこの勢いでりいくとシーズン1のスピンオフ含めて22巻よりは続くみたいな感じはしますが・・・
 
さて弘和会の嶺井の福島相馬組への介入での東北進出の足がかりを止めたその返す刀で相馬と仲違いしていた三村と五厘下がりの兄弟盃を交わした前崎と津波そして東北連合の一角に食い込んでしまった義真会を描いた前作「極道の紋章 レジェンド 第十七章」を受けて
 
弘和会の嶺井が仙台の国分町で東北連合の連中と飲んでるとこに怒鳴り込んでくるところから始まる今作は
その東北の相馬の生き残り連中を使ってなんとか生き残りをチラつかせての啓仁会の鷹野と弘和会の黒岩、そして津波たちとの戦いを描いていきます
黒岩が好むと好まざるとは関係なく
成り行きで今作で東堂に都合のいいように動きます
そして関東睦会まで使って鷹野を孤立させていく黒岩
 
果たしてそこまでする黒岩の東堂への想いとはななんだって言う回でもあったのかなぁ
結局黒岩と津波のおかげで親の仇鷹野と男の勝負をつける東堂
こう言った作品では簡単に銃を使うものの
男と男の勝負となるとポン刀がやっぱ似合うんですよね
鷹野とそれなりの殺陣を期待して固唾を飲んで見てたら
東堂の一瞬の間合いでの逆袈裟からの大上段の二閃でケリがついてしまうという呆気なさでしたが
 
黒岩は睦会の結束を強めるために睦会内での盃直しを謀り
津波にはなんと九州から抗争の相談事が持ち込まれ
次回から九州抗争編になるようですね
 
西守正樹演じる神奈川県警の本部長と小沢和義さん演じる黒岩そして
そこで大賀太郎さんのバカさ加減を露呈させるウクライナ戦争の時事ネタの掛け合いが面白かったなぁ
大賀太郎さん実に儲け役の演技でしたよね
 
そして武田幸三さんと島谷を演じてる木村圭作さんとのお友達って言う関係での掛け合いが今作はないって思ってたら
最後にあって安心しましたがな
 
2023年製作、日本Vシネマ、「極道の紋章レジェンド」製作委員会作品
村田啓一郎脚本、片岡修二原案・監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、大山大介、隼翔、五十嵐剛、松沢蓮、河本善鎬、本村衆、YU、木下徹 、芳川貴行、佐藤研也、亀谷亮太、中島照夫、三瓶晴彦、岩渕俊哉、仁科貴、木村圭作、西守正樹、古川悦史、みわゆうすけ、川﨑健太、大賀太郎、武田幸三、下元史朗、川本淳市、城明男、武蔵拳、小沢和義、本宮泰風
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日本統一59

2023-11-26 05:05:32 | Vシネマ
前作「日本統一58」で政界の小山田と鋼会を倒した氷室と田村以下山崎一門でしたが、
彼らの後に変な宗教団体がいるということを仄かして終わりましたが
そのカルトだかなんだかの宗教団体が放置プレイにされたまま新しいお話になっていっちゃうんですね
 
氷室と田村以下山崎一門の面々は所沢で暴力団関係者が立てこもり銃撃事件を起こし駆け付けた警察官に発砲し何人か射殺したようで、更に彼らは純度99%のシャブと中国製の銃器40丁以上を所持しており。現場が所沢だと知った氷室は、杉政組のシマではないかと判断
そう杉政組とは関東七人会のメンバーだった渡辺裕之さんの組織ですから
 
まぁもう渡辺裕之さんは帰らぬお人ですから過去作品の映像を使われていましたし神羅万象さんのナレーションで
責任を取り警察に出向き刑に服すとともに杉政組解散宣言を出された事で
残された若頭と本部長が所沢のしまを巡って覇権争いを始めたため
七人会もそれに巻き込まれて所沢は戦場とかしてしまう
 
警視庁特捜班には班長の松宮警部の更に菅原大吉さん演じる上司まで登場し武器密輸ということからテロと判断して破防法の適用まで示唆する始末
ようやっと正気に戻った松宮さんだったのにそれの上いく上司が現れて佐原刑事も大変に・・・
 
一応関東七人会のいわば所沢を巡っての内部抗争ということで、侠和会は静観しつつ丸神が勝つように暗躍しており丸神の勝利で決着がついた途端
なんと氷室は所沢に丈治に事務所を開かせてしまう
これによって丸神と俠和会との抗争が必至になろうかってとこで今作は終わる
 
いよいよ丸神との決戦かっていう段階に来ましたが
私個人的にはこのシリーズVシネ界での最長シリーズとして3桁まで続いて欲しいなぁとは思ってはいるので、ここで丸神との抗争はありへんでしょ
まだ成瀬さんとの京浜連合との決着もついとらんし
さてそういうことで60が楽しみですね
 
2023年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、村田啓一郎脚本、辻浩之監督作品
出演:山口祥行、舘昌美、北代高士、 勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、岸田タツヤ、喜矢武豊、金馬貴之、本郷弦、菅原大吉、菅原卓磨、根岸大介、近童弐吉、成瀬正孝、軍司眞人、曽根悠太、飛鳥凛、中野英雄、菅田俊、小沢仁志
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やまざきいちもん 日本統一

2023-10-26 20:08:31 | Vシネマ
96分間の馬鹿騒ぎ
ただそれだけの作品
日本統一のは人気に乗っかって“楽屋落ちネタ”“下ネタ”“パクりネタ”で綴られてる
ある意味見てるだけで頭が痛くなる作品
だってねぇ田村悠人さんは“殺すぞ!!”しかセリフがないと言ってもいいし
中澤達也は何とピンクエプロンで変なYouTuberだったし
日本統一グッズの紹介兼ねていたりともう完全に収集のつかない96分でさすがの私も頭抱えて見てるしかないしこれで96分はなげーよ
 
一体なんで本宮プロデュースでっていうか、脚本も辻つんさんと共同脚本で
お互い溜まっていたもんを吐き出したって感じの作品といえばいいのかな
一応今は堅気の古井榮一さんまでひっぱり出してのストーリー的なものを最初と最後にぶつけてきてるだけ
 
後はもう勝矢さんには習字させてるだけ
舘昌美さんは素人ドーティだったのねちゅうことで任侠女子たちが求めている男同士のBLっぽいを通り越して舘さんの頭の中には一門連中のゲイの3P妄想ちゅうか
もう下ネタ一人で受け持っている
北代さんはアル中にして見たり、エアギターで売り出した喜矢武豊にはアコギを弾かせたりと楽屋オチ満載
さらにドラマ版だと喫煙シーンがコンプライアンスの関係でNGだったり
クルマ走行シーンはどの席だろうとシートベルト閉めろとか文句タラタラ
 
楽屋落ちの最たるものは本編で格調高くナレーションを担当させてる森羅万象さんが何と有象無象って言う芸名の役者さんとして登場させて
普段はピンク映画で活躍っても言わせて
舘さんに歯がみさせてのナレーションをたっぷり披露させて
あの「仁義なき戦い」のナレーションさせて
そこから一門連中が「仁義なき・・・」の名台詞をある意味役者としての本息の台詞で名場面集再演
そしてやっぱ監督だとやりたくなるのかなぁ
何とこの「仁義なき戦い」の名場面集の10数分を何とワンカットで撮影して見せてくれる
そんなこもごもをこれまた御丁寧に字幕で業界用語の説明かねてスーパーで説明してくれて
これまたこんなことばっかりやってるから本気ヤクザ映画好きが離れていっちゃうんだって自嘲までスーパーで
 
一応こんなんでいいのかちゅうことでクライマックスでは半グレ連中と山崎一門との擬闘と銃撃戦のアクションシーンで締めてくれてはいますが
あまりに色々詰め込みすぎて
完全に頭痛のする作品でした。
 
箸休めにヒロインが一人は欲しかったよなぁ
大山大介さんの幽霊は要らなかったような気もするけど
過去に死んだ-千葉誠樹さんや小柳心さん、そしてもうお顔も見ることができない役者廃業された宮崎 貴久さんの勇姿ちゅうか憤死のお姿を過去映像から引っ張り出すためにはやっぱり大山大介さんの幽霊姿は必要不可欠だったのかも・・・
 
2023年製作、日本Vシネマ、ライツキューブ作品
本宮泰風総合プロデュース・共同脚本・出演、辻裕之共同脚本・監督作品
出演:山口祥行、北代高士、舘昌美、勝矢、中澤達也、本田広登、川﨑健太、岸田タツヤ、喜矢武豊、坂野崇博、大山大介、古澤 剛、古井榮一、森羅万象
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極道の紋章 レジェンド 第十七章

2023-10-26 05:05:19 | Vシネマ
前作「極道の紋章 レジェンド 第十六章」では久しぶりに娑婆に出てきたお久しぶりVシネ出演の宮本大誠さん演じる溝口
啓仁会が上手にこの奥羽連合傘下の相馬組組員だった溝口を使って失敗するお話だったが
その相馬を弘和会の嶺井が利用して奥羽州を制覇しようと動くところから始まる今作では何と
今まで守りに徹してきた津波さんと前崎は
今作では攻めの作品になっておりました
多分に前作とのは二本撮りだった気もする
 
って事で何と奥羽連合に逃げ帰った永倉大輔演じる相馬と前作で狙われた奥羽連合理事の城明男演じる三原が喧嘩状態
奥羽連合から冷たくあしらわれた相馬に前作から付き纏う嶺井は弘和会を挙げて相馬を糸口にして東北を制覇しようとしており
相馬と嶺井は兄弟盃を交わした
 
それを知った義真会の前崎はこのまま指を加えているより東北を取りに行くと
何と津波と一緒に戦争せずに東北には楔をうちに行くと言う今作は義真会の攻めの作品でした
 
まずは相馬と仲の悪い三原に目をつけ、奥羽連合に挨拶をして仙波会長にも挨拶済ませて
嶺井相馬を攻めていく
一方関東睦会では啓仁会の鷹野は弘和会に責められ今や身動きのできない状況に置かれておりまして
チラチラとは出てくるもだけで次作で本宮演じる東堂とどうやら雌雄を決するっていうか親の敵討ちがメインになるんだっていうような予告編でしたが・・・
 
最終的には前崎と三原が五厘下りの兄弟盃で奥州に楔を打ち込んだ義真会でしたが
津波さんの凄い策士と非情な一面を見せつけてくれた作品でした
こういう津波さんが前面に出てきたっていうのはこのシリーズ初だったんではないかな
弘和会は完全に先行していたのにまたまた津波にしてやられた格好でしたねぇ
 
こ言った攻めのは津波前崎の姿を見るのも目先が変わって楽しめた作品というか
私の中ではこのシリーズ一番の面白い作品でした
 
2023年製作、日本Vシネマ、「極道の紋章レジェンド」製作委員会作品
村田啓一郎脚本、片岡修二原案監督作品
出演:白竜、松田一三、國本鍾建、大山大介、隼翔、五十嵐剛、松沢蓮、河本善鎬、本村衆、YU、木下徹、松岡和人、芳川貴行、佐藤研也、亀谷亮太、中島照夫、三瓶晴彦、岩淵俊哉、仁科貴、木村圭作、西守正樹、古川悦史、みわゆうすけ、川﨑健太、大賀太郎、武田幸三、下元史朗、永倉大輔、川本淳市、城明男、武蔵拳、小沢和義、
本宮泰風
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勝手にしやがれ!!強奪計画

2023-10-16 05:05:52 | Vシネマ
90年代後半にVシネマのバディ作品として哀川翔、前田耕陽主演、黒沢清監督で6本シリーズとして作られた作品
日本映画専門チャンネルで今月からOAが始まったようで一応二本OAされたので録画しておいたものの視聴です
この時代のVシネマと言ったら任侠かエロって言ったいわゆるレンタルビデオ屋さんの高回転アイテムとした作品が多い中
 
この黒沢清のVシネのみ主人公は何とヤクザではなく、便利屋ちゅうか金になることならなんでもやると言うかなりいい加減な設定のコンビ
そんな二人で送る軽いタッチのドタバタコメディであるためにストーリーがご都合主義なのである
 
そして毎作変わるヒロイン?
今作のヒロインの七瀬なつみの天然ボケぶりが凄い。昼は幼稚園の先生で偶然怪我の治療をしてくれた哀川翔にとっては天使ですが、前田耕陽が結婚するんだって連れてきたキャバクラ嬢のキャンディちゃんでもあり、昼夜掛け持ちして金を稼いでいるのは父の腎臓移植手術のために3000万が必要だという訳アリ女だった。
こうなった原因を作ったのはなんとこれまたボケでなくやることなすことすべりまくりの医者だった菅田俊さん
いつもの凄みのある演技とは裏腹にこんな軽妙なキャらもできるんだって言う
私個人的には初めて見た菅田俊さんのべつのキャラにはびっくりさせられた
ってことで今作での敵役にはヤクザの凄味とかコメディ感を併せ持って演じてる國村隼さん、お若い時分から芸達者ですよね
 
情に厚く男気のある哀川、前田の二人と菅田俊が彼女のために一肌脱ぐのがメインシノプシス、七瀬なつみの天然ボケ演技も相当なものでして、彼女によって次か次へと厄介事が膨らんでいく様が楽しい。
何しろ、ヤクザに渡すヤクの運び屋の仕事をしたのに、その5000万もするヤクの結晶を、七瀬なつみがカマンベールチーズと交換してしまうのだ。そんなこんなでやくざに捕まり、撃たれても死にはしない。お金はないはずなのに、父親の手術費が集まりなんとアメリカで結婚するというオチ
 
この時代はまだVシネって言ってもフィルムで撮影していたようですね
フィルムのザラ付き感もこの作品には合っているんだなぁ
 
1995年製作、日本Vシネマ、KSS作品
黒沢清監督作品
出演:哀川翔、前田耕陽、七瀬なつみ、菅田俊、國村隼、大杉漣、洞口依子
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日本統一58

2023-09-26 05:05:19 | Vシネマ
前作「日本統一57 」では鋼会が横浜のIR法案廃案で用地の再利用を巡って暗躍し
その土地を海外ファンドで利権にしようと中森組の後釜に座った迫田組若頭岩尾に対して
シノギに不満を持つ中森の残党を集めて岩尾から金を巻き上げようとしてるとこに
氷室たちが岩尾救出に向かった目の前で
鋼会の板垣は岩尾を銃撃して田村の前で倒れた岩尾のカットでおわっていましたが
 
どうやら岩尾は意識はないものの板垣追跡の前に岩尾を入院優先させた氷室たちによって一命は取り留めた模様
迫田は氷室たちに謝意を述べるものの、氷室は横浜で今回の土地問題でいずれ迫田と雌雄を決することが必至と礼を避けて
中森のシマ内に今回の原因となる板垣たちを探すため立ち入る許可をもらい
横浜は迫田と俠和会とが入り乱れて中森残党と鋼会の人間狩りが始まる
 
一方で松宮警部は奥さんのことでナイスミドルが奥さんの元婚約者であったことからなんと壊れてしまうものの、時々的を射たことをする様になっていく
横浜はお陰で戦場状態になり
その中でナイスミドルがなんと政界の壊し屋小沢一郎をモデルにした小山田太郎衆議院議員が土地問題の裏で絡んでおり
さらに小山田代議士の私設秘書になんとナイスミドルという布陣だったってことで
氷室は再び江戸川由利ちゃんを使って小山田追い落としを画策し
 
鋼会を神戸の川谷会長宅に誘い出し
そう、隠れ家に姐さんと移ってもらうって言うことで、スピンオフ作品の「日本統一外伝 山崎一門9 世にも奇妙な山崎一門 」とのつながりがこれだったんですね
ってことでようやっと鋼会を壊滅させた氷室以下山崎一門の活躍を見せる回でしたねぇ
まぁクルマ椅子ながらも田村さんのオトモダチ岩尾も生きて仇をとれたし
めでたしめでたしっていこうってところで
実は鋼会と小山田の後ろにへんなカルト宗教団体の存在をほのめかして”59“へと・・・
 
まぁ当然なんだろうけども岩尾さん無事でよかったよかった
まだまだ「仁義」コンビが見られるのは嬉しい限りです
 
2023年製作、日本Vシネマ、スターコーポレーション21作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、村田啓一郎脚本、辻浩之監督作品
出演:山口祥行、舘昌美、勝矢、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、喜矢武豊、岸田タツヤ、宮﨑優、永岡佑、根岸大介、脇知弘、中村繫之、木村圭作、川﨑麻世、金馬貴之、本郷弦、中野英雄、飛鳥凛、小沢仁志
 
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日本やくざ抗争史 ~絶縁 第二章~

2023-09-17 05:05:40 | Vシネマ
東映チャンネルでの第一章第二章の連続OAということで一気見させてもらいましたが
この作品私にとってはどうも初見ではないようで
古井榮一さんが登場してきた時に古ーい記憶が蘇りました
まぁこの人もこう言った作品には欠かせない人物ですからねぇ
っても2014年ではオールインとしては毎月6本ほどこう言った任侠Vシネマ遠製作していたようで
もちろん表っていうかDVDリリースの主流はレンタル店での一応高回転アイテムとしてのも位置付けと

裏目的ではこの作品でもわかるように白竜さんと小沢仁志さんのモデルは明明白白でして
今作では史朗さんと川原英之さんさらに小沢和義さんのモデルとなる人たちのも関連団体へのセル目的でそれなりの利益を計上できていたものが
暴対法、暴排法が成立し第二章関係で
組織や団体への売りこみができなくなった関係で
製作本数も極端に減り今ではなんと現存団体のお話が制作不可能になっていき
そのいい例が「制覇」シリーズでして途中からなんと架空のお話にシフトチェンジして行かざるを得なくなり
今ではオールイン作品としては「極道の紋章レジェンド」と「日本統一」の二シリーズしか製作してないという
あんだけ活躍されてた脇の役者さんたちも本当に見なくなっちゃいましたよね

閑話休題、今作では前作の4年後、郷野組の枝におさまることで、今や近隣の滋賀と奈良をそのシマウチにして組員200人まで規模を拡大させた小沢和義演じる相良は麻薬ルートをめぐり、郷野とも袂をわかつに至る。
さらに前作で相良の子分である宮崎貴久に撃たれた金森も復帰してきて丹波組ないでも再び金森と郷野の対立が激化してきたりと白竜さんと小沢仁志さんとの出演量も増したり
ようやっと”絶縁“郷野の処分にいたり

どうしても二本撮りでのも関連でこっちの第二章のも方が見応えは十分でしたねぇ

2014年製作、日本Vシネマ、アドヴァンス作品
渋谷正一監督作品
出演:小沢和義、古井榮一、中野裕斗、SHU、千葉誠樹、宮崎貴久、舘昌美、廣田朋菜、奈良坂篤、川原英之、史朗、白竜、小沢仁志
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日本やくざ抗争史~絶縁 第一章~

2023-09-16 20:08:02 | Vシネマ
東映チャンネルの<侠のVシネ劇場>特集ではここのブログでも「日本やくざ抗争史 ~関東城北戦争~」と「日本やくざ抗争史 ~西成抗争~」の二本を見てきましたが
今月はこの「日本やくざ抗争史 ~絶縁 第一章~」と「日本やくざ抗争史 ~絶縁 第二章~」の二連作が14日に連続OAされてて
録画したものの視聴です。
一応調べても見ると2014〜2015年に陰でこの“日本やくざ抗争史”シリーズは10本ほど製作されてたようですね
まぁ2014年っていうと役10年も前ですからちょっと古く感じるものの
なんと「日本統一」はもうシリーズ化されてて一桁代から二桁代に移行してつつあったじだいだったんですね
 
っていうことでオールイン時代ってことでこの作品にも脇を固めているお方も主役然としているお方も皆さんなんらかの形で「日本統一」に出演されてらっしゃる方々ばかりってもオールインエンターテインメント作品(当時)ですから当然ですが
女優さんを排除してのお話ではありますが
そう白竜さんと小沢仁志さんのお二人がジャケットには主役然として居座っておられますがこのドラマでの主役は小沢和義さんだったのね
 
 時は昭和、第一次オイルショックの頃。白竜が統べる日本最大のヤクザ組織丹波組とその若頭小沢仁志演じる牛窪っていうことであの三代目天下の関西最大組織を完全に物語ってる
その丹波組古参の史朗さん演じる郷野組と川原英之さん演じる全国制覇の切り込み隊長金森組とが組織内で緊張関係にあった。
金森は早速紀州への進出する。当時の紀州は古井榮一演じる地元の組が、金森の進出を惧れて、古井は郷野の盃を貰うことでなんとか難を逃れるものの。
 
そこに出所したきた小沢和義演じる古井のの若頭
古井組長を大組織の枝にしてしまった紀州は紀州者が守るべきと組を割ってしまったそんな小沢和義を、郷野はむしろ、組長以上に買うものの
なんと古井は古狸ですから自ら組を解散し小沢和義の組に改めて組員として入り込むのであった・・・
古井榮一さんのキャラがじつに上手にそして川原さんのキャラもそれなりに立ってはいましたがやはり小沢和義さんが全てを持っていってる作品でしたねぇ
小沢仁志、白竜は完全日本人寄せパンダでしかないけど
宮崎さんや舘さんの細い演技が映画を締めていましたねぇ
 
2014年製作、日本Vシネマ、アドヴァンス作品
渋谷正一監督作品
出演:小沢和義、古井榮一、中野裕斗、SHU、千葉誠樹、宮崎貴久、舘昌美、廣田朋菜、奈良坂篤、川原英之、史朗、白竜、小沢仁志
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くノ一忍法帖柳生外伝〜会津雪地獄篇〜

2023-09-13 05:05:49 | Vシネマ
「くノ一忍法帖柳生外伝」の二作目
先にこの作品は104分の劇場版として公開されたものに未公開シーンを再編集して2本のVシネマとしてDVD化した作品と書きましたが
前編である「くノ一忍法帖 柳生外伝 ~江戸花地獄篇~」がオープニングクレジットとエンディングクレジット含めて74分の作品に
そして後編に当たる今作ではなんと81分の尺
なんと前後編合わせて155分という尺の作品になるわけでして
製作サイドでは二本撮りの二本組でDVD発売を先に踏まえて撮影していたとしか思えない戦略だったようですね
 
前編で三人の七本槍を失った加藤明成は急遽会津に帰り
十兵衛以下堀主水くノ一たちを迎えうつという算段なわけね
でその会津にはなんと麿赤兒さん演じる怪僧芦名銅伯がおり、この銅伯と沢庵との徳川をバックにしたやりとりの面白さもあるものの実はこの銅伯には意外な秘密があって
そこは原作が風太郎先生ですから、なんとこの銅伯と徳川を陰で操っていたとされる天海僧正とは双子で命がつながっており
片方が死ぬともう一方が死ぬということで
滅多に銅伯の命が取れないような設定になっていたり
 
それを解決する方法論としては先に書いた前編のジャケットを見てもらうとわかるんですが
堀主水一派の死んだくノ一たちの命の結晶の玉が集まって加藤明成を倒す秘剣になるという「里見八犬伝」をパクったような風太郎先生のストーリーテラーとしての真骨頂が見られたのがよかった
 
小沢仁志さん演じる柳生十兵衛の活躍が監督兼任ということで
後編の最後の最後に田口トモロヲとのタイマンだけだったのと
エロを封印っても少しはありましたが
剣戟と風太郎忍法でのアクションに特化していたところが買える作品ではありました。
 
1998年製作、日本Vシネマ、キングレコード作品
山田風太郎原作、小沢仁志共同脚本、出演、監督作品
出演:森山祐子、佐伯ももか、武田和季、NON、鵜川薫、大葉ふゆ、菅原晶子、田口トモロヲ、若松俊秀、宮坂ひろし、高山善廣、重久剛一、山下真広、石倉英彦、水上竜士、白鳥靖代、速水典子、片桐竜次、麿赤兒
 
参考
くノ一忍法帖  柳生外伝〜会津雪地獄篇〜
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