私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

記憶と繋がる曲

2011年04月01日 23時48分35秒 | 過食症
今日はTSUTAYAに行ってきました。

ipodで聴けなくなった歌を取り戻すために。

8枚ものCDを借りました。

2000円かかりました。

こんなにお金を使ったのは久しぶりです。

iTunesストアで購入したばっかりに今では聴けなくなったという曲の中で、私がどうしても取り戻したかったのが、all-american rejectsというバンドの「move along」というアルバムです。

その昔、このアルバム一枚丸々をiTunesストアで購入しました。

これが思いのほか当たりで、よく聴いていました。

これだけ取り戻せればいいやと思っていたアルバムで、今回TSUTAYAに行った最大の理由です。

他にも、hoobstankの「THE REASON」。

これもかつてアルバムごとiTunesストアでダウンロードしたやつです。

なんと言っても、私が個人的に英語学習の題材にしてる「the reason」が収録されてるので、再度ipodに復活させる必要があります。

実はこの2枚のアルバムをiTunesでダウンロード購入したのは、おそらく私が過食症を発症させた頃と時を同じくしているはずです。

私が過食を発症させた当初、夜の街をただひたすら歩きながらコンビニなどで買い食いをするという行為をしていた記憶があります。

ひょっとすると初めてのやつがそうかもしれない。

当時のアルバイト勤務地は電車を乗り継いで自宅から一時間ほどの場所にあります。

夜中に勤務を終えて、そこで過食して(そのときはこの世に過食症なんて病気があることも知らないから過食っていう意識はなかったと思いますが)、でも太りたくないもんだから自宅まで歩いて帰ったのでした。

でも道すがら、コンビニを見つけては中に入って食べ物を買って、歩きながら食べてました。

季節は冬でした。

2月か、3月か。

結局、家にたどり着けず、電車ももう動いていないから、カラオケ店に一人入った記憶があります。

明け方店を出て、コンビニでアイスを買って食べたのも覚えてます。

マックでメガマックを買って食べたのも。

それでですね、そういったことをしながらipodで聴いていた曲がリジェクツだったりフーバスタンクだったりするわけです。

冬の夜に歩きなれない街を独りムシャクシャ食べながら歩きながら聴いていたのです。

過食症発症の直前は、体重を落とすためによく歩いていたのですが、そのときもたしかこれらの曲を聴いてました。

だからこの二枚のアルバムは、私の中で“あのとき”のメロディなのです。

発症前後の。

それは悪しき過去の記憶で、そんな曲聴くのも嫌じゃないのかって思われるかもしれませんが、決してそうではありません。

あのときは恋をしてたから恋心を思い出させるのかもしれません。

とまれ、私にとっては心の古傷を優しくくすぐられるような、そんな曲たちなのです。

TUSTAYAに行った話をするつもりが、思わぬ方向に進んでしまいました。


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