遠出の負担

おととい午前中会議をして
昼抜きで実家まで行って

母の病院に付き添い
予約時間を1時間過ぎてやっと診察
そのまますぐに運転して帰ってきて

昨日はまた組合員訪問
実は結構人見知りなので
初めての人の前では女優さんになる
2時間近くの緊張と

地図を見ながらナビゲーション

お昼は気に入ってるちゃんとした蕎麦屋さんなのに
夜になっても消化できなくて
気持ち悪くて
寒気がして

こりゃもしかしてニャンフルエンザか？
と
心配したけど

暖かい野菜炒めとお味噌汁で復活
はあ、大丈夫になったかと思ったら

目覚ましの鳴る1時間前にメールが来て
再び睡眠リズムがおかしくなって
今日もだるい。

この
体の中心よりやや下に
黒く重たいものがある。
気になるなあ。

うまく言えないけど

自分の子供にある重たい病気が宣告されたことってあります？
一応あります。

変かな？
なんだかちょっと違うみたい、って思って
でも
「そんなことない、うちの子は普通だ」って思おうとして
結局病名を宣告された後も

やっぱり「なんでうちだけ」って嘆いたり
「お宅の子、かわいそうねえ」とか
「死んじゃう病気なの？」とか聞かれると
すっごく傷ついたり過剰に反応したり

その時の気持ちは30年以上たっても決して忘れないです。
その時助けてくれた人もいれば
冷たい言葉をかけた人もいて
やはり忘れないです。

同じことか違うことかよくわからないけど
今故郷に帰れなくなった人がいらっしゃる
子どもの健康をすごく心配してる人がいらっしゃる

「あんたの故郷は危険だ」とか言われると
すごく傷つくって、これに近いのかなって思う
もう戻れないだろうな、と思うのは勝手だけど
それをその人に言うのは残酷かもしれない。

みんな元の暮らしに戻りたい。
うすうす戻れないだろうと思ってるけど
それを他人に言われたくない。
若い人はまだ頑張れるかもしれないけど
お年寄りはもう、自分の「根」が切れたことを感じたら
力が出てこないのかもしれない。
先祖代々の土地を捨てたなんて
怖くて人に知られるのも嫌なのかもしれない。

避難したくても避難できない人がいると聞いている
本来どこに引っ越そうとその人の自由なはずなのだけど

「お前は“根”を捨てていくのか」と
人が責める以上に自分を責めてしまうのか

故郷は
自分が生まれて、生きてきた歴史そのものだから
失うのは怖いと思う
普通の引っ越しだって大きなストレスなんだから
自分の意志と関係なく住む場所から逃げるなんて
想像もつかないストレスだと思う

「助けたい、力になりたい」と思う側と
「助けてほしい」と思う側が
うまくいかないのはなぜだろうと昨日から考えている

いや、ずっと考えている

もしかしたら
どこへ逃げても日本の中だったら何も変わらないと
みんな知っているからだろうか。

この狭い狭い島国
国土のほとんどが地震の巣で
54基もの原発のある国だから。




あ、わが子はちゃんと完治して成人してます。
だけど放射線治療をしたのでこれ以上無駄な被ばくをさせたくなくて
チェルノブイリ以降
私は原発に反対です。

祖父母の家の甘夏

甘夏ピールチョコの季節がやってまいりました！

思えば2年前
計画停電の暖房の効かない中

寒くてもできるものはなんだ？
と思って

じゃんじゃか作って上手になったのであります。

私の入ってる生活クラブでは
熊本は水俣
「きばる」の甘夏

これはまだサンプルでしか手に入らないので
委員会とか
まあちょっと遠慮がちに作り方講座とか・・・

来週はお寺さんに持って行きたかったので
安全な甘夏をば。

実家の母の今年何度目か忘れた病院の日
すぐ近くの甘夏の木から
頂いてまいりました。


でっかい、いい甘夏だこと～～

母方の叔父たちは全員亡くなって
叔母は全員健在です。
誰も住まない祖父母の家が
朽ちていくのを見るのがとっても辛いです・・・

もんもん（韓国語の犬の鳴き声）

何か漠然とした不安
絶望したことは無いけど
ぎりぎりそれに近い気持ち

もう一回起きたら終わりかも
あの時の気持ちがよみがえる
不安　不安

大きな声では言えない
共有する人のいない不安

そんな風にしていると
さくらが寄ってきて膝に乗る

口を利かなくてもそっと寄り添うやさしいこ

言葉が無くても気持ちのわかる　やさしいこ

やさしい　めい　の代わりに来てくれた　やさしいこ

今日は11日

うちのさくらちゃんの救出にあたった団体の
主催者さん親子が逮捕されて2週間近くになります。

facebookで友人申請→承認→グループ入りの数日後だったので
ひょえ＝＝＝＝！！！とびっくりしたものの

考えてみたら
捕まる数日前の福島行きのコメントの中で
「双葉警察署にも行ってくる」云々とあったので
やはり覚悟なさってたのかなと思いつつ

ずいぶん長い拘留だなあと。
逃げも隠れもしないよ、っと
堂々発言なさってたし

この数日間はいろんな人のブログとか発言とか読んで
いろんな意見があるし
いろんな考え方・立場があって

宗教とか政治とかと同じで

最終目的が同じはずでもみんなバラバラだあと感じて
少し暗い気持ちです。

でもうちのさくらは元気です。
10か月高濃度汚染地域にいましたので

たまり水とか小動物とか食べて
内部被ばくはどうなんじゃろかと心配しましたが
もう1年以上健康なフードで生きているので
太りすぎだけが心配なくらい元気です。
猫でさえこんな風に脱出して元気に暮らしてるのにって思う。

何日か前
「フクシマで猫がばたばた死んでる」というツイートがありましたが
まだまだ警戒区域でも猫は生きておりまする。
救出する人たちの足は引っ張らないでね。

命は思ったより「強い」のよ＾＾

今日で震災から2年11か月
遅々として進まない復興
責任逃れ

日本は「共食い国家」という言葉をどこかで見かけたけど
本当にそうかもしれない。
足が8本ある（そのうち2本は手として）タコが
4本の足を自分で食べちゃって
2本の足ですっくと立ち上がったら

そりゃすでにタコではないでしょ～～～～

日本の姿も変わり果てて
美しい国土はどんどん共食いされてなくなっていくのでしょうね

いつか先に人が全滅して
8本足の猫とか
頭が2つある牛とかが
楽しそうにゆっくり暮らしていたとしたら
それはそれで「楽園」かもしれないなあなどど

世紀末破壊女王みたいな発想もチラリと浮かんだりするのです・・・が

それでは亡くなった皆様に申し訳ないので
また物申す国民として元気に生きていきますよん♪