わすれな草

日々心にとめたことをを31音の短歌で表してみたいと思います。一生に一度しかない今日の私を忘れないために・・・

万両の花

2018-07-18 22:06:14 | Weblog

  

        持ちくれし君はいづこか万両が二十年経るも庭に咲き継ぐ

        数多なる小花揺らせて万両は雪のごと咲く酷暑の庭に

 万両の花は小さな白い花がいっぱいうつむいて咲き、その一つひとつの花が紅い実になります。万両という名のように万に近い実が実を付けるのですから、花も万に近い数です。ですから小さな白い花はまるで降りかかった雪のように見えて、酷暑の庭もそこだけは涼しそうに見えます。20年ほど前に戴いた鉢植を庭に植えておいたところ、あちこちに増えて、暑いこの時期に毎年涼やかに咲いてくれます。それにしても万両をわざわざ持って来てくれた人は、音沙汰無しですが今はどうしているのだろう?

 

 

コメント
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